2016年3月17日木曜日

3月FOMC 利上げなし 金利据え置き発表。

この点は予想通りですのでなんら問題ないのですが
問題は今後の見通しですね。

2016年末FF金利見通し(中央値)0.875%(前回1.375%)引下げ
2017年末 1.875%(前回2.375%)引き下げ
年内2回の利上げを示唆(12月時点は4回)

これまで年4回の利上げで今年年末には1.375%まで金利が上昇している
という見通しだったものが、年2回程度で0.875%へとダウン。
2017年末見通しも引き下げられるというハト派的内容。

経済見通しにおいても

2016年GDP見通し 2.1-2.3%(前回12月 2.3-2.5%)
2017年GDP見通し 2.0-2.3%(前回12月 2.0-2.3%)
2018年GDP見通し 1.8-2.1%(前回12月 1.8-2.2%)

2016年長期失業率4.8%(12月予想4.9%)
2016年PCE価格指数+1.2%(12月予想+1.6%)

引き下げられていますね…。

声明は

「ここ数カ月の世界経済や金融状況にも関わらず経済活動は緩やかなペースで拡大している」

「強い雇用増加を含め、最近の広範の指標は労働市場の更なる強さを示している」
「世界経済や金融状況がリスクをもたらし続ける」

などの文言。

世界経済がリスク、、、やはり外部環境をかなり警戒しているのか。


FRB議長定例会見

「労働市場は、なお改善の余地が存在」
「世界的な経済・金融情勢がリスク」

「賃金の伸びはまだ持続的な加速示さず」
「適切な政策の下で緩やかな成長を見込む」
「経済は緩やかな金利上昇と共に成長へ」

「コア・インフレの堅調が持続的かどうかまだ不明」
「2%のインフレ目標は2-3年で達成へ」
「これまでのエネルギー安とドル高がインフレの重しになる可能性」

「世界経済がボラティリティを引き起こしていることを懸念」
「FOMCの金利予測は行動を約束するものではない」
「FOMCは必要に応じて金融政策スタンスを調整」
「市場の見込む政策金利の見通しは下がっている」
「原油価格が以前の水準に下がるとは予想していない」
「中国の景気減速はさほど驚くべきことではない」

特筆すべきは
「4月会合での利上げの可能性は残っている」
「日本の景気縮小はある種の驚きだった」

かなぁ。

おかげで消費増税を巡る議論が活発化していますよ。
消費増税がかなり日本の景気拡大の足を引っ張ったわよね。

しかし、3月の市場の利上げ織り込みがゼロだったことから
利上げはないことはわかっていましたが、
見通しがこれだけ修正されるとは。

おかげでドーンとドル安が来てます。

通貨インデックス一覧



ドル安、ユーロ高、円高ですね。
オセアニア、資源関連も強い。

ドル独歩安の様相です。

個人的には意外…。だってダウは高値更新してましたし、
ドルも昨年に比べれば随分ドル高修正されていました。
原油安も落ち着いてきましたし、今上げないでいつ上げるのよ。。。

4月の可能性は高いと思います。

ということで、このハト派的FOMCショックが一巡すれば
4月利上げの思惑からドルが巻き戻るんじゃないかと思っています。

ポジションは軽めにしていたのですが、
ドル円が下落してしまっているので、日経平均が上がっていないのが
残念な展開です…米株はこの内容を好感して今夜上昇しているというのに。

市場には優しい内容でしたので、
リスクオン継続スタンスでいいと思います。
ただ、米国がこれほど慎重にならざるを得ないほどに
外部環境が悪いのか_?
という弱気の反応がこの後出てくる可能性がないとも言えない^_^;

積極的にポジション作るのは明日の東京、欧州と反応を見て地球を一周して
FOMC受けての反応を織り込んだ後でしょうか。

とか思いながらも。。。

ドル安を受けて、今夜は原油もゴールドも高い。
これはリスクオン的な動きですので、
日本株が弱いのは、ドル円が下落しちゃってるせい。
ドル安だからドル円下落は仕方ないのですが、
所詮レンジです、ドル円は現在112円台半ばまで下落していますが、
112円台は買いだと思います。
ということで、112.38円でドル円軽めにロングして寝ます。

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