2016年4月6日水曜日

ドル円相場、110円割りました。。。

110~115円のダブルノータッチオプションが存在するとの噂がありましたし
このレベルには相当のストップ注文もあるでしょうから、
ここを割れたら一気に108円くらいまで落ちるかもしれないと
思っていたのですが、109.94円までのわずか6銭下落で再び
110.40円近辺まで猛烈に吹き上がる展開。

日経は6営業日安です。6日間の下げ幅は1402円。
つい先週までは17000円前後のもみあいでしたが、
今日は15000円台まで下落してきています。

原油安・・・・とか、そんなマクロ要因じゃないわよね。
(確かに原油は35ドル台まで下げてきましたが、ダウは崩れていない)

これ、日本勢が4月上旬には身動きが取れないことを見越して
海外勢が崩しにかかってきているってことだと思います。
おそらく正体はCTA.(中東筋とのうわさもありますが)
ん~短期筋だけじゃなくて、
日銀短観見て中長期マネーも抜けてるのかな^_^;

とにかく、海外勢は日本の機関投資家らが本格的に出てくるとされる
4月の第3~4週までは、支えもないだろうことを知っていて
仕掛けてきているのだろうってこと。

消費増税見送りや財政出動などの方針が示されるのは、
政治日程的に見て、おそらく伊勢志摩サミット後。

日銀の政策決定会合は月末の28日ですし、機関投資からは4月上旬は
出てこない。日銀は4日月曜にETFを新枠で購入したようですが
金額はわずか12億円。

(昨年12月に設備投資や人材投資に積極的な企業を投資対象としたETFを
今年4月から年3千億円買うことを決めていた)

企業は設備投資や賃上げに内部留保を使ってよ、ってことね。
そうしたところへ資金を回せば、短期的にはコスト増になり
利益が圧縮されるわけで株主の立場と利益相反にある、として
批判もあるものです…。。

12月の日銀直後のマネックス証券の広木氏のコラムに詳しいですのでご一読を。
https://info.monex.co.jp/report/strategy/20151218_01.html

話がそれました^_^;

ここまで円高、株安が進んでしまったことで
今日は財務省、日銀、金融庁の幹部の会合が意識され、
菅官房長官「為替水準の動向を緊張感を持って注視していく」
発言が若干ドル円相場を押し上げる瞬間もありましたが、
一時的な値動きでした。

日本勢が身動きとれぬ中で、おまけに期初の益出しなどで墓穴を掘って
下落を誘って待っていたようなものじゃないか、って気もしますが
円高アタックされちゃてます。

日銀、財務省、金融庁で会合のポーズだけでは、なんの牽制にも
なりません。為替介入もこのレベルでは各国の支持を得られないでしょうから
できないでしょう、それをも見越されているってことですね。

さてここからです。
110円割れは達成した、ってことで短期筋は達成感があるでしょうか?
意外に下抜けしてどーんと下がらなかったことを見て
買戻しが優勢になるでしょうか。

それとも、やはりテクニカル的に重要な節目を割り込んだことで
素直に売りでしょうか。この場合、市場参加者の多くが予想している
103~105円までの下落がある、というシナリオにつくことになります。

迷いますねぇ。

しかし、私のドル円ロングは見事損切です。
111円台のドル円ロングは110.50割れで投げて、
クロス円ショートに回りました。

ポンド円、ユーロ円のショートを作って、ドル円ロングの損失分を補てん。
ポンド円は158円割れで(昨日の安値割れ)
ユーロ円は短期的な上昇のトレンドの下値支持線割れの
126.30円割れくらいで参戦中。

クロス円にしたのは、ドル円だと110円接近の過程で防戦買いや
本邦要人発言、あるいは介入思惑でドカンと吹き上がるのが怖いから。

昨日ブログに書いたように、基本的にはドル高の流れが来るんじゃないか、
って気がしていたので、ドル高、すなわちユーロ安、ポンド安が来る可能性が
あると見て、崩れそうなドル円とのWインパクトでクロス円下落が大きくなるかも、
って思ったからなのですが、
結果、ポンドだけはドル高ポンド安、円高ドル安となって
ポンド円が大きく下がるという方向で、大きく取れましたが、
ユーロは相変わらずなかなか下げてくれませんね。
ユーロドルがレンジなので、ユーロ円もなかなかズルッとは下がらない。
それでも、今夜の円高に引っ張られてナントカ利益です。

シナリオ通りではないにしても、結果オーライか・・・。

それからどうやら、110円割れの最後のトリガーとなったのは
安倍首相の介入しない発言だった可能性が。

WSJとのインタビューで
「通貨安競争は絶対避けなければならない」
「恣意的な為替市場への介入は慎まなければならない」
との認識を示した。という記事が影響した可能性も。

上手く利用されたようね…タイミング悪し。

21:00台には
「日銀はデフレ圧力の再燃を懸念しており、4月に追加緩和を議論する公算」
との報道で110.80円まで持ち直していたのですが、長続きせずでした。

※一応米国サイドのニュースも。
①2月米貿易収支が471億ドルの赤字(予想462億ドルより弱い)
これもドル安に若干影響。110.80から110.40円まで失速。

②3月米ISM非製造業指数54.5(予想54.2より強い)
110.70円まで再びドルを押し上げる。

昨日月曜には

③LMCI3月労働市場情勢指数が▼2.1(予想1.5、2月:▼2.5←▼2.4)

と3か月連続でマイナスとなり労働市場のスラックが確認され
利上げペースの鈍化が改めて意識される展開。

ダウ平均が戻りいっぱいで下落しそうなチャートであることや
決算発表までのブラックアウト期間は米国の自社株買いも
出にくいことなども、タイミングとしては嫌ですね。

米株が調整入りすれば、日本株も影響を免れない。
ドル円も然り。

ということで、短期的には買い目線はひっこめて売りボウになります。

ポンド円ショート、ユーロ円ショート。

それから、今日は豪ドルドルと豪ドル円もショートしています。

今日5日、RBAオーストラリア中銀は、
政策金利を現行の2.00%に据え置く事を決定。
材料出尽くしによる豪ドルの反発が見られたところを売りました。

「インフレ率は今後1、2年低い見通し」
「低インフレで一段の緩和策余地」
との見解が声明で示されており、
「豪ドル高が利益や雇用ペースに影響し始めた場合、
 追加利下げの余地がある」とも述べています。

昨日から、オセアニア強気のシナリオもいったん休止中なので
ここぞとばかりに、豪ドルが上がったところを売ったので
コストはいいです。

豪ドルドル 0.7618ドル
豪ドル円 84.42円

ドル円も、日経平均も、海外勢に攻められて思わぬ安値を示現する
リスクが高いと思っています。

4月上旬につけるであろうその安値を拾うことにします。
4月は上旬と下旬で相場がガラリと変わるパターンが多いので。

あ、パナマ文書の影響って金融市場にはない・・・・でしょうね?!^_^;

世界を揺るがしかねない「パナマ文書」の衝撃
http://toyokeizai.net/articles/-/112460

アイスランド首相が辞任、「パナマ文書」の資産隠し疑惑で
http://jp.reuters.com/article/panama-tax-iceland-pm-idJPKCN0X224M
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