2016年5月19日木曜日

日経平均もドル円もすっかりレンジ相場です。

18日水曜日の日経平均株価は3日ぶりに下落ですが、
わずか ▲8.11円 16644.69円で取引終了。日経は16000円台のレンジ相場。
ドル円は109円を挟んで行ったり来たりですが、
今夜109・80円台まで上昇しています。別にこれといってドル買いの材料が
あったわけじゃないんだけど、米金利上昇思惑とやらで。

ということで、予告通り109.68円で利食いました!(108・60円前後のロング)
こんな時に限って110円乗せてもっと上がったりしないでね(^-^;
また108円台があれば拾います。

今週末のG7を控えて、更なる上昇は足元では厳しいのではないかと、、、。
今日18日㈬ 本邦1-3月期GDPは年率1.7%増と市場予想の0.3%増を
大きく上回る結果となり、政策期待が後退するとの見方から、
日経平均はやや売りが先行してスタートしました。

燃費データ不正の可能性が伝わったスズキが午後の取引で急落し
センチメントが悪化する局面もありましたが
GDP速報値を受け、日銀がマイナス金利の拡大を伴う
追加金融緩和に踏み切るとの観測は後退したことから
預貸金利ざやの一段の悪化に対する警戒感が後退し、
三菱UFJなど銀行株が買われ相場を下支えしたとの指摘もありました。

自動車、マザーズ市場の新興株が軒並み大崩れとなるなか、
メガバンクが支えとなって結果8円安程度に収まった日経平均。
強弱材料入り乱れの中で、方向感がありません。

だからこそ、このままレンジブレイクの上昇にはならないだろう、
と思っているわけですが、SellinMayの時期で米株の頭が重いことも
気がかりであるほか、中国市場がちょっとヤバ目よね。

今日上海総合指数は続落し、前日比36ポイント安の2807と3月10日以来の安値。
大引け直前に公的資金とみられる買いが入ってやや下げ渋りましたが
この水準は3月初めに全国人民代表大会が開幕して以降の下限にまで下げてきており、
全人代を機に始まった「政策期待相場」の終わりと見る向きもあるようです。

加えて足元で人民元の対ドル相場の下落が再開しており
18日の上海市場では1ドル=6.53元台後半と3月3日以来の安値を付けています。
政策がサポートしてきた中国市場、その効力も薄れているということでしょうか。
再び中国からの資金流出懸念が台頭するかもしれません。

昨年8月、今年年初に経験したような元安、中国株安の連鎖から
米株が崩れる、という嫌なシナリオも念頭に置いておく必要が。。。?!

だから、ロングは長く引っ張れない。
かといってサミット前に売る気にもなれず・・・。
だから膠着しちゃってるのね、日本株とドル円相場。

また108円台で拾ってみたいと思っていますが
下げ方が尋常じゃない(チャイナショック的危機による下落とか
SellinMay的下落だった場合は下値は深くなります)ようなら
売ることも厭わず。柔軟に行きましょう・・・

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キター――!!ってのがポンドよ、ポンド。

ポンドドルとポンド円をロングしていましたが、報われました。

(昨日のCPI受けての下落には参りましたが(^-^;)

今日はまず4月英雇用統計で失業者数が予想より強い内容だったことで
やや買われ、その後「イギリスがEUに残留することを支持する国民の割合が
55%に達した」との報道があって急騰しています。

ポンドドルは1.46ドル台、ポンド円は160円台回復してます。
ポンドロングはEU離脱を巡る6月23日までそのアンケートなどを受けて
残留派、離脱派のどちらが多いかを巡って乱高下しそう。

もし、結果残留ということになる流れなら、離脱リスクを見込んで
ショートしていた向きの買戻しが出てくるでしょうから
ここからさらに踏み上げの上昇があるはずです。

まだまだ初動、利を伸ばす所存。
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