2016年5月26日木曜日

東京市場、日本株3日ぶりに反発。
25日水曜日、日経平均は258.59円高の16757.35円。

昨晩24日㈫の米国の新築一戸建て住宅販売件数が超いい数字だったことから
米株が上昇、この流れを引き継いで水曜の日経平均が強含んだと思われますが、

なんと水曜東京大引け後の、日経平均先物イブニングから、さらに上昇してます。

現在3:00時点で16900円台まで上昇中。

今夜25日のNYダウも続伸で、ダウ日足は一目の雲にはじかれてしっかりとした
上昇に転じた印象です。これ、みんながSellin Mayを意識して下向きになっていた分
リバースした場合の上げ幅が大きくなるパターンのような気がします。

これは日経平均も同様。
皆が下を見ていた相場ですが、レンジ上限を上抜けてきました。
明日、26日㈭には17000円大台乗せがあるんじゃないでしょうか。

なぜ上がったか?

きっかけは米国が6月もしくは7月の利上げを織り込み始めたにもかかわらず
米株が崩れず、むしろ上昇に転じたことでしょう。

それから安倍首相が6/1に今国会閉会後の会見で、
「消費増税」について、また、「衆参同日選挙」の可能性について
考えを明らかにする模様。これに向けて相場が動き出したという見方も
できるでしょうか?!日本市場は、週末の伊勢志摩サミットではなく、
6/1を見据えた政治、政策相場がスタートした可能性もありますね。

ただ、その場合、ラリーは6/1までとみて、いったん仕切ったほうが無難で
ここで期待を超える話が出てくれば、上昇加速となるでしょうけれど、
期待先行で日本株、ドル円が上昇してしまっていれば
失望の売りにさらされる可能性もゼロではない。

4月の日銀の金融政策決定会合がそうでしたね。
期待と思惑で買われた日本株、ドル円相場は、日銀が現状維持で
何もしなかっただけで、急落しちゃいました。

この日経とドル円上昇が、米国株につれ高しているだけなのか、
日本独自の政治日程にらみなのか、まだはっきりしませんが、
少なくとも、日経平均は16800円台のレンジ上限を超えていることと
ドル円相場も一目均衡表の雲を上抜けそう、、、という期待が膨らむ
ところまで上昇してきています。現在110.44まで高値を付けています。


ドル円ロング、ポンド円ロングは継続です。

今日も、世論調査でEU残留派優位の結果が報じられています。

EU残留派がリード維持、英世論調査受けポンド上昇
http://jp.reuters.com/article/britain-eu-poll-survation-idJPKCN0YG26U

この流れが続けば、離脱にかけたショートポジションが買い戻される流れが
継続するということで、ポンドはまだまだ上がると思われます。

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