東京市場、日本株3日ぶりに反発。
25日水曜日、日経平均は258.59円高の16757.35円。
昨晩24日㈫の米国の新築一戸建て住宅販売件数が超いい数字だったことから
米株が上昇、この流れを引き継いで水曜の日経平均が強含んだと思われますが、
なんと水曜東京大引け後の、日経平均先物イブニングから、さらに上昇してます。
現在3:00時点で16900円台まで上昇中。
今夜25日のNYダウも続伸で、ダウ日足は一目の雲にはじかれてしっかりとした
上昇に転じた印象です。これ、みんながSellin Mayを意識して下向きになっていた分
リバースした場合の上げ幅が大きくなるパターンのような気がします。
これは日経平均も同様。
皆が下を見ていた相場ですが、レンジ上限を上抜けてきました。
明日、26日㈭には17000円大台乗せがあるんじゃないでしょうか。
なぜ上がったか?
きっかけは米国が6月もしくは7月の利上げを織り込み始めたにもかかわらず
米株が崩れず、むしろ上昇に転じたことでしょう。
それから安倍首相が6/1に今国会閉会後の会見で、
「消費増税」について、また、「衆参同日選挙」の可能性について
考えを明らかにする模様。これに向けて相場が動き出したという見方も
できるでしょうか?!日本市場は、週末の伊勢志摩サミットではなく、
6/1を見据えた政治、政策相場がスタートした可能性もありますね。
ただ、その場合、ラリーは6/1までとみて、いったん仕切ったほうが無難で
ここで期待を超える話が出てくれば、上昇加速となるでしょうけれど、
期待先行で日本株、ドル円が上昇してしまっていれば
失望の売りにさらされる可能性もゼロではない。
4月の日銀の金融政策決定会合がそうでしたね。
期待と思惑で買われた日本株、ドル円相場は、日銀が現状維持で
何もしなかっただけで、急落しちゃいました。
この日経とドル円上昇が、米国株につれ高しているだけなのか、
日本独自の政治日程にらみなのか、まだはっきりしませんが、
少なくとも、日経平均は16800円台のレンジ上限を超えていることと
ドル円相場も一目均衡表の雲を上抜けそう、、、という期待が膨らむ
ところまで上昇してきています。現在110.44まで高値を付けています。
ドル円ロング、ポンド円ロングは継続です。
今日も、世論調査でEU残留派優位の結果が報じられています。
EU残留派がリード維持、英世論調査受けポンド上昇
http://jp.reuters.com/article/britain-eu-poll-survation-idJPKCN0YG26U
この流れが続けば、離脱にかけたショートポジションが買い戻される流れが
継続するということで、ポンドはまだまだ上がると思われます。
人気ブログランキングへ
【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】
※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。
※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。
※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。
以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。