2016年6月28日火曜日

まだまだ安心はできないようです。。。

27日㈪東京時間こそリバウンド相場となりましたが
24日の1300円下落安はさすがにやりすぎたということでの自律反発
に過ぎないということだったか。。。

あるいは、政府日銀が官邸で緊急会合を開いたことへの安心感か。。

金融市場安定へ流動性確保 政府・日銀が緊急会合
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGF27H0O_X20C16A6MM0000/


すでに市場には、日銀への大きな期待が広がっています。
足元では7月への期待、そして、年内2回との思惑も・・?!

市場、日銀追加緩和「年2回」意識 英EU離脱で
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC27H1J_X20C16A6EN2000/


補正予算は10兆円がキーワードになりつつあるようです。

今秋の経済対策、英EU離脱で10兆円超へ調整=政府・与党筋
http://jp.reuters.com/article/eu-idJPKCN0ZD0QZ


期待や思惑が高まり市場に織り込まれていくと、それに応えないと
失望売りの結末を迎えるので、あまり歓迎できる話題じゃないんだけどね。
今日㈪の日経の上昇の一役を担った可能性はあります。

ということで
27日㈪日経平均 +357.19 15309.21円

ところが週明け欧州時間、欧州株は軒並み安、
ポンドやユーロもじり安の様相、そしてNY時間、現在ダウ平均は
300ドル安、17000ドル大台をサポートできるか否か怪しい雰囲気です。

やはり米株が崩れてしまうと、本邦当局がどんなに頑張っても意味なし。
17000ドルサポートできるか否かって、かなり重要だと思われ・・・。

弱いのがブレグジット当事国通貨ポンドです。
1.35ドルラインが30年来の下値サポートでしたが、24日は
1.3118ドルまで下落。じわじわと安値を更新しています。
ポンド円は133.35円まで下落、24日安値と面合わせ水準まで下落。
133円割れとなれば、一段安のリスクが高まります。

リーマンショック時の安値は116円ですからね。
251円から116円まで下げた通貨です。
1日で27円下げたからといって、これで下落終了となるかどうか
油断できない殺人通貨ですよ。

ポンドが下げ止まらず、米株が17000ドル割れとなるような相場なら
ドル円や日経平均も再度下落を強いられ2番底を試しに行く展開か。
2番底が1番底より高値で終わるかどうかわかりません。
これから大底をつけに行く相場になる可能性だって捨てきれませんね。

ということで、まだ緊張が解けないマーケットではありますが
でもね、、、、ドル円が意外と底堅い。(ロングしているからそう感じるのか??)

今日はじりじりと円高方向に動いてはいましたが101円台で小動き。
日経が300円超の上昇となったことと比較すると重いという見方もありますが
欧州時間以降の欧州株下落、米株下落を考えるとしっかりしています。

まだまだ油断はできない相場ですが、日本株やドル円は24日にかなり
売りすぎちゃった、ってことかもしれません。

ドル円101.23ロング
ユーロドル1.1144ドルショートは継続です。

今日からTFX東京金融取引所のくりっく株CFDでNYダウ取引スタートですが
この下落の「落ちるナイフ」をつかみに行くのは避けたい💦
下げ止まりを見てから買い参戦したいと思います。

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