なんでこう、日本市場ばかりがどんどこ下がるんでしょうね。
日米ともに金融政策は、ほぼ予想通り(米国は若干ハト派に傾いたけど)
まで売り込んでくるとは、投機筋もえげつないですねぇ…・
先ずは昨晩6月FOMC 政策金利引き上げなし。
FOMC政策金利 0.25%~0.50% 据え置き
注目はドットチャート。
◇2016年の金利見通し(ドットチャート()内は前回3月)
0.625% 6人(1人)
0.875% 9人(9人)
1.125% 1人(3人)
1.375% 1人(4人)
中央値は0.875%と前回と変わらず、
年内2回の利上げの可能性を見込む点は3月と変わりませんが、
メンバーの数の変化が注目されたようです。
年内1回(0.625%)を見込むメンバーが3月の1人から6人に急増
年内2回(0.875%)は変わらず9人ですが、
年内FF金利が1%超えるとの年3~4回利上げ予想が
一人づつにへっちゃった。
◇FOMC経済見通し(()は3月時点)
実質GDP
16年 2.0%増(2.2%増)
17年 2.0%増(2.1%増)
18年 2.0%増(2.0%増)
長期 2.0%増(2.0%増)
2016-2017年の成長見通し引き下げ…。
◇イエレンFRB議長
・適切であれば今後数ヵ月以内に行動する。
と、これまでの発言を踏襲したものの
・世界経済に脆弱さ残る。
と、懸念も示し、
・最近の指標はまちまち。
・慎重なアプローチが適切。
慎重なスタンスであることがうかがえます。
やはり
・FOMCで英国民投票を討議。
・この日の決定は英国民投票を考慮した。
・英国民投票は世界経済と金融状況に打撃与えかねない。
来週に控えたブレグジットリスクは今回の見送りに
影響を及ぼした可能性があったようにうかがえますね。
↓この記事読んでると、米国は利上げできないんじゃないかって気もしてくるわ。
イエレンFRB議長、低金利長期化めぐるサマーズ氏の主張受け入れか
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-06-16/O8UA676KLVRN01#media-1
要するに今回のFOMC,全体としては「ハト派」に傾いたという印象。
これで、ドル売りが加速しました。
そうはいってもドル円相場は105.42円で止まったのよ。
今年の安値を更新したものの、切り返して106.13円まで
戻ったんだけどなぁ。
朝方105.63円でロングしたのですが105.80まで落ちてきた
ところで、やめました。
そして迎えた日銀。
何もしなかっただけなのに・・・
日銀:金融政策は現状維持、3次元緩和の効果見極め-円は急上昇
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-06-16/O8QQE46JTSE901
ドル円相場103.60円まで下落しています。現在までで。
日銀前は105.60円近辺で推移していたのですが
一気に2円下落です。クロス円も軒並み安。
日経平均は15500円を割り込んできました。
日銀は「なにもしない」こともリスクになるイベントに。
これは1/29に導入したマイナス金利が余程不評だということでしょう。
これまでの量的緩和策だけでなく、金利のマイナス化にまで
踏み込んだということは、これまでの政策の失敗と
受け止めれらたということなのかもしれません。
そして、すでに日銀が切れるカードはないと足元を
見られているということでしょう。
105.40円割れからドル円ショートしています。
ユーロ円は118.82円でショート。
さて、このショートどこまで引っ張るか。
ドル円はせいぜい100円かと思いますが、
クロス円は意外と深い下落があるかもしれません。
ただし、足元は一気に下落してきているので
戻りを売る戦略で、突っ込み売りをしないように。
また、23日ブレグジットリスクを前にはポジションを
整理するつもりでおります。
ここから下は、今度はいよいよ買い場探しという局面になって
来るんじゃないのかな、、と思っていたり。
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