2016年7月5日火曜日

日経平均のリバウンドも6日で打ち止めか?!
12日㈫の日経平均は ▼105.47 15669.33円 
16000円台回復する前に失速しています。

そして、ナイトセッション先物市場では15440円まで下値があったようです。

102円台半ばをウロウロしていたドル円相場も
101円台へと下落してしまいました。

ひとつには、ブレグジット急落分を一気に取り戻した米株も
18000ドル台タッチで達成感が出て一服の兆しがあることと、
日経平均も6日続伸でさすがにこれ以上の買い材料に乏しくなってきていたこと。

加えて、今日夕刻に出てきたのはこのニュース。

イタリア政府、モンテ・パスキ銀に資本注入を検討
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-07-05/O9U0TI6KLVR401

ECB、伊モンテ・パスキに不良債権4割削減求める
http://jp.reuters.com/article/montedeipaschi-ecb-targets-idJPKCN0ZK0OF?il=0

西原氏の有料メルマガで(http://www.fire-bull.info/ni/)
 詳しく解説配信されていましたが
モンテ・パスキ銀は1472年創業で世界最古の銀行ですが、
derivativeの損失が想定以上に大きいのではないかということで
よく話題にあがる銀行なのだそう。

また、経済評論家の渡辺哲也氏も今朝のメルマガでユーロ圏の金融危機が
再びクローズアップされていることに言及しています。
http://www.watanabetetsuya.info/

~欧州では2008年10月に時価評価を放棄し、これにより損失の表面化を防いできま
したが、そろそろ限界に近づいているのでしょう。実体経済の回復や債券価格の上昇が
あれば、時価評価を放棄したことで一時的に損失を誤魔化せますが、回復しなければど
こかで継続不能になる。~この実例がイタリアのモンテパスキなのでしょう。(一部引用)


ということで、ドイツ銀行や、ウニクレジットなどのリスクも…?!

これを受けて、リスク資産が売られています。
株安、円高ですね…。そしてポンドが再下落の様相。

今日は、ドル円ロングを102.20割れで手仕舞い利益を確定させて、
ユーロ円ショートを作りました。コストは114.08円

ユーロドルショートはまだ継続ですが、ユーロドルは下がりませんねぇ。
つまり、リスクオフでは、円高になってるだけなんです。
欧州金融機関のリスクでもユーロが売られる、っていう反応にならないのが
解せないのですが。。。。
ユーロポンドでユーロが上がっている(ポンドが下がる)のが
影響しているんでしょうか💦


それから、ポンド再下落の様相ということで
ポンドドルを1.3182ドルでショート。

※今夜カーニーBOE総裁が会見していますが
ポンド下落は輸出企業を下支えするなどと指摘。
利下げについての具体的な言及はないようですが、、、
ブレグジットが英経済に大きな景気減速をもたらすと指摘。
8月利下げ追認するものだという見方が広がっているようです。

リスク資産は7月に2番底を取りに行く(これが大底になるかも、、)
可能性が強いんじゃないか、と思っているので、リスク資産は売り。
雇用統計は結果が良くても悪くても、下がるイメージです。

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今日はオーストラリア準備銀行RBAが市場の予想通り、
政策金利を1.75%に据え置くことを決めました。

据え置きは予想通りなのですが、豪ドル/米ドルは発表前の水準から
一時上昇する展開。ショートカバーが入ったんでしょう。
RBA発表前に、貿易収支や小売売上高が発表され、それぞれ
市場予想に比べ弱い結果となったことで、売り圧力が強まっていました。
それが買い戻された、という・・・。

しかし、その高値が売りなおされて豪ドルも現在下落中。

5月の豪貿易収支は22.18億豪ドルの赤字(予想15億豪ドルの赤字)、
豪小売売上高は前月比0.2%増(予想:0.3%増)

RBA声明「金融政策を維持することが賢明と判断」
「英国民投票が世界経済に与える影響はまだ見極められず」

インフレの低さを強調するも明確な次回利下げへの言及はありませんでした。

今夜はNZのフォンテラGDTオークション。
前回比0.4%低下 でキウイ売り。
世界は低インフレで緩和バイアスですね。


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