2016年7月4日月曜日

ドル円相場は102円台半ばが居心地良さそうですね…動きません。
見事に10日移動平均線に頭を押さえられている格好ですが
今は、ブレグジットショックのリバウンド!という意外に
買う材料が希薄なのよね。

米株が、ほぼ急落前の水準にまで急反騰しており
あれ?ブレグジットで騒ぎすぎた??というようなムードもあるんだけど
だったら、日本株もせめて急落前の16300円台くらいまで戻って欲しいですね。
ドル円相場もせめて105円台回復とか、、、

ドル円相場はやはり、輸出企業の想定為替レートを突き破って
98円台まで下落してしまったことが事象としては大きい。

短観見ると平均111円台でしょ。。。

今のレートで円転すると大きな損になっちゃうの。
少しでもドルが高いレートで円転したほうがいいわけで
これからドル円が上昇すれば、売りそびれていた輸出の売りが
ズラリと並んでいるわけで、これが頭を押さえてしまうのです。

この円高が、日経平均の上値の重さにつながっているんでしょう。

為替とか関係ない新興市場、マザーズ指数はブレグジット前の
高値を超えて上昇しています。

株をやるなら、インデックスより個別がいいですね。
マザーズは19日に先物が上場するので、ボラは上がるでしょうけれど
日経平均よりは投資妙味は大きい。

騒動当事国の英国FTSE株価が年初来高値に上昇していますが
カーニー総裁が利下げを匂わせたせいで、さらなるポンド安の思惑が
英国株を上昇させています。

また、ブレグジット以降、米国早期利上げ観測は急速に後退、
年内難しいんじゃないかというムード。一部には利下げ観測も。
こちらも、引き締め見送り、利下げとあらば緩和バイアス。

じゃあ、、、、日本は?!
7月の日銀で追加緩和しないの?!

ってとこが今後の注目ですね。

まずは今週末の雇用統計が焦点で、ここで先月6月発表分の
ネガティブサプライズが上方修正され、いい数字が出てきて
再び米国に利上げ思惑が強まるのかどうかという点がポイントに
なってきますが、利上げ思惑が再燃すれば、米株が下がっちゃうでしょうから
それもドル円にとってプラスとも言い難い。

雇用統計の数字が予想より悪かったとしても
2か月続けて雇用統計の悪化ということで米国景気後退懸念が
強まって、米株は売られるような気が・・・。

※7月8日雇用統計 予想 NFP17万人~19万人増。

ということで、雇用統計でドル円が上がるイメージがないのですが、
ドル円が再び100円割れとなるような相場になった場合、
日銀は追加緩和に動くでしょうか?!

リフレ派の期待は大きいようですが、カード(やれること)の
限界が見えればそれでドル円が上昇し円安となっても
再びその高値は売りなおされるだけ、、、という気もします(;'∀')

今週は、101円台ドル円ロングとユーロドルショートを
雇用統計前に手仕舞うつもり。

雇用統計の結果を受けて再参入の在り方を考えます。


※英国のEU離脱申請ですが、来年以降に持ち越されそう。
 市場関係者の一部には、ブレグジットが覆されるリスクもあるのでは?
 というトンでも観測も(;'∀')トホホ

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