ソフトバンクのポンド買いがすでに出ちゃったのか、まだ残っているのか
市場関係者らのポンド円への注目は並々ならぬものがありますが
このリスクオン継続のセンチメントの中にあって
意外に上がらないところを見ると、、、
あんまり期待しないほうがよさそうですね。
ARM買収は95%がドル建てベースとの報道もあるようです。
つまりポンド買いは出ない??だとすると、むしろドル円上昇か?
そうじゃなくてもポンドを強気で見ていたんだけど、
どうも思ったような値動きにならないので、ポンドLは撤退。
というか、ユーロ円もドル円も上値が重くなってきて
レンジに入ったようですので、本日夕刻、全てのリスクポジションを閉じました。
そもそも今週中はどこかで一度ポジション整理するつもりでしたが
もうちょっと高値があってから。。。と思っていたのですが(;^_^A
やめとく・・・。
ドル円104円台Lは106円近辺で、ユーロ円115円台Lは117円近辺でカット。
ポンドドル1.3236ドルLは1.3200割れで…これはロスカット。
ポンドは夕刻発表のCPI消費者物価指数でインフレ率が予想を上回る伸びだった
にもかかわらず、弱含みのままだったので、見込みがないなぁと。
※英6月CPI 前年同月比 +0.5%(予想+0.4% 5月+0.3%)
コアインフレ率+1.4%
欧州大陸行きの航空運賃が上昇したことが背景のようです。
航空運賃が前月比+11%(サッカーの試合が原因のようです)
だから、一時的要因である可能性が強いのと。
なんといってもこのCPI集計、ブレグジット前だったということで
その影響は全く加味されていないということで反応薄だったのかも。
今日は、英国ネタではネガティブなものもいくつかあって。。。
※国際通貨基金(IMF)世界経済見通し改訂版で、
「2017年の英国成長率予想1.3%に下方修正(従来2.2%)」
(2016年世界成長見通しも従来の3.2%から3.1%へ下方修正。
2017年見通しも従来の3.5%から3.4%へ下方修正。英国だけじゃないんだけど)
※米格付け会社ムーディーズは英国格付けは、
欧州連合(EU)離脱が下方圧力となると指摘。
※ウィール英MPC委員
「8月に利下げを支持するかまだわからない」
「早期の利下げは必要ない、正当性が確保できるまでまつべき」
このコメントは、早期利下げの思惑後退につながるかな?とも思ったの
ですが、それにしても今日のポンドは冴えなかった。
ロングは分が悪い・・・。
ドル円は意外としっかりしている印象ですが
(ソフトバンクのARM買収95%がドルベースの報道が正しいなら
むしろドル円を買っている可能性もあるよね)
それでも一目の雲にぶつかる水準だし、55SMAにぶつかってるし
一度押し目を作る局面かもしれません。米株に調整があればなおさら。
ということで、一度ゼロに戻って、再度下がったところを狙います。
ドル円、クロス円を売るつもりはありません…。
大底はつけた可能性が高いと思うので。
ポンドはわからん~上だと思うけど、まだ日柄が必要なのかな。。
あ、今夜の米国の
6月住宅着工件数、強かったですね。
前月比+4.8%の118.9万戸(予想116.5万戸を上回る)2月来の高水準
住宅建設許可件数
前月比+1.5%の115.3万戸(予想115.0万戸を上回る)
こうした堅調な指標、堅調な米株を受けて
来週のFOMCでさすがに利上げはないでしょうけれど
タカ派的トーンの声明に傾けば、利上げ織り込みが強まって
ドル高、米株調整という流れになるリスクはあると思います。
この場合のドル高は、米株安での円高と相殺されちゃう可能性が強く、
ドル円はあまり上がらない、、、むしろ下がるかも。って予想。
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