2016年8月12日金曜日

今夜8/11(木)の米株、原油が踏み上げ相場の様相。

ダウなんか最高値更新してます。

原油がものすごい勢いで上昇しているんだけど、
石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国が
増産凍結を協議するとの思惑が価格を押し上げているようですね。

原油先物上昇、OPEC加盟・非加盟国が安定化に向け協議へ
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1AS48S


この噂は先週6日土曜にすでに出ていたんだけど、

OPEC増産凍結協議、9月に再開へ=関係者
http://jp.wsj.com/articles/SB10393880222517763866104582233310853967908

今夜はサウジのエネルギー相が言及したことに反応しているようです。

原油が上がるとダウも上がる。。。。?!
その相関はイマイチ腑に落ちませんが、
原油安のほうがリスク、って相場になっちゃったってことでしょうか。
ダウ構成銘柄のエネルギー企業の業績が悪化するとか、
ジャンク債市場に再び暗雲、といった懸念の払しょくで株高ってことか、
シェブロン、エクソンモービルなど石油株が買われている模様。

今夜は日経平均CFDも上昇していますし、欧州株も強い。

これを過剰流動性相場と言わずしてなんと言う。。。

ここからさらに米株が上昇すれば、それこそバブル形勢ですね。
債券市場はすでにバブルですが、株は今から?
そしてさらに遅れてコモディティもここからスケールの大きな上昇が始まって
バブルが形成され、壮大にはじける、、、
ってのが今年年末にかけてのシナリオかもしれません。妄想だけど。。。

それだけ、市場は米国の利上げはないと舐めてかかっているってことね。
労働生産性の悪化、GDPの悪化、、、そして米国以外の国の利下げに追加緩和。
ドル高を招きたくない米国が利上げできるわけがないと。

利上げはせずとも、バブルとならぬように当局者の発言がタカ派的になるかもしれません。
8月のジャクソンホール、イエレンさんはタカ派的メッセージを送って
株が必要以上に上がらぬようにけん制するかも。

で、そこで下がったらまた買いのチャンスね。たぶん。

しかし、今夜の米国市場でこんなに動くとは思いもよらなかったので
何もしていません。。。どちらかというとリスクに備えていたんだから(´Д`)

11日木曜山の日祝日。そして金曜がSQ。このパターンが2月と同じということで
2月の急落が思い起こされます…。日本の祝日は投機筋のおもちゃになることが多い。
しかし、今回は何もしかけてきませんでした・・・(笑)

構えているとなんにもないものよね。
油断しているとやられる。。。うむ~。

明日の日本株も堅調でしょう。

しかし、ドル円はほとんど動いていません。101.50円アラウンド。
若干円安気味ですが、、、、

株は強いがドル円は弱い。
このパターン、ずっと続くのかしらね。
少なくとも9月の日銀が近づくまでは小動きか。
それとも、何かをきっかけに出遅れで猛烈巻き返しもあるかしら・・・。

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今朝、早朝NZは予想通り0.25%利下げしました。過去最低の2%へ。

利下げなのに、NZドルは発表の瞬間に0.72台前半から0.73台半ばへと窓を開けて急騰。

利下げは100%織り込み済みでしたので、材料出尽くしってことだと思うけど
利下げなのに窓開け上昇って変なの。

ウィーラー総裁は声明で、インフレ率を目標圏(1~3%)の中間付近に回復させるため
「さらなる政策緩和が必要だろう」と述べ、一段の緩和を示唆。
世界各国で金利がマイナス圏にあり、高金利通貨であるNZドルに
上昇圧力がかかっていると説明、「相場の下落が必要だ」と強調した~

て、普通の環境なら、追加利下げ示唆なので、急騰はないと思うんだけどねぇ。
金余りなんだよねぇ、おそらく。

ただ、その後じりじりと急騰した分を削る展開です。
でも、今の地合いだと押し目は買われて再上昇するんでしょう。
0.72ドル割れがあれば拾ってみようかな。
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