ドル円相場は25日火曜NY時間104.86円まで上昇するも、
急速に104.30くらいまで値を削っています。
ちょっと嫌な下げ方ですが、このドル円下落の背景にはポンド安がありそう。
ポンドドルは1.2230ドル台から1.2080ドル台まで急落しているのですが
何が原因なのかイマイチわかりません。
ひとつ伝わっているのが
ブルームバーグがサーベーションが実施した世論調査で
回答した成人の半数以上が外国人の大量流入の方が
EUとの有利な貿易条件を失うことより大きな懸念だと答え、
58%がメイ首相の戦略を支持。反対は25%にすぎなかった。
というニュースが、再びハードブレグジット懸念を高めたようだ
というのですがまだまだポンドは神経質ですね。
ハードブレグジットは、金融に携わっている向きには避けてほしい
シナリオでも、英国世論はそれよりも移民受け入れに抵抗がある、
ということです。別にブレグジットを選択した英国民のことですから
驚くようなニュースでもないのですが、為替市場にはまだまだ
こうしたニュースも材料にしてポンド売りを仕掛けたい向きがあるようですね。
金が強含みの展開となっていますので、今夜は少しばかりリスクオフ気味。
だからといってドル円相場がリスクオフの様相にまで発展しているようには
見えませんが、英国のハードブレグジット懸念がドル円の足を引っ張って
しまっていることには違いないという値動きです。。。
個人的にはドル円の上昇についていけなくて買い遅れていた向きには
絶好の買い場提供というように見えますが、
私はここでの買い増しは止めておきます。
100.80円台と103.40-70円台ロングがありますので・・・。
ドル円相場も105円台大台の壁は相当厚いということなのでしょう。
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