ドル円相場、105円台の壁は厚いのか・・・。
104円を挟んで行ったり来たり。
なかなか上値追いの展開にはなりません。
17日ニューヨーク連銀が発表した10月の製造業景況指数が
予想に反して大幅マイナスとなったほか、
9月の鉱工業生産指数も市場予想に届かず。
米景気に対する楽観的な見方がやや後退したことで、
米株がさえない展開となった割には
18日の東京市場で日経平均はプラス圏で引けたので、
日経平均だけを見ると悪くないチャートなんだけどねぇ。。。
商いは盛り上がらないままです。
たぶん、大統領選まではキャッシュ比率を高めて様子見、ってとこが多い。
今、リスクテイクしようって向きは少ないんでしょう、
だからこそのチャンスだと思うんですけどね。
「トランプリスク」は幻影、円安再開へ=村上尚己氏
http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-naoki-murakami-idJPKBN12H0OP
一時期、一緒に仕事させていただいていたことがありますが、
先読み鋭く、今もウォッチし続けております村上氏。
まさにこの通りかと。大倉キャプテンと同じスタンスです。
ということで、100.80円台ドル円ロングは辛抱強く継続中。
著名投資家のテッパー氏やアイカーン氏などが
相次いで株式市場に弱気の発言をしている!!
って、昨日あたりも報道されているようですが、
これはおそらく彼らのポジショントーク。
いろんな意味で、彼らが自分のポジションを大々的に喧伝するときには
それを真に受けないことね。
米利上げがそれほど現在のマーケットに影響があるとも思えないんだけど、
一応要人発言を拾っておくと
ボストン連銀のローゼングレン総総裁
「手遅れになる前に利上げが必要だ」
彼はハト派として知られているのですが、
9月FOMCでタカ派として知られるクリーブランド連銀総裁や
カンザスシティー地区連銀総裁とともに、
利上げを主張したことがサプライズとなっています。
まあ、年内利上げは徐々に折まれつつあると考えていいと思います。
その割に、それを材料に米株が大崩れしないってことがポイントよね。
今夜は100ドル近くダウが上昇しています。
リスクオフって感じの相場じゃなくなってるわよね。
100.80円台、ドル円ロングは継続です。
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月曜、キウイショート切っておいて良かった~💦
18日早朝発表されたNZの7-9月期CPI
前期比+0.2% 予想±0% を上回ったことでキウイ上昇。
今日までポジション放置していたらコスト超えてロスカットでした。
キウイドルは綺麗に200SMAで跳ね返ってるんだよね・・・
ただ、0.7250ドル近辺まで上がれば、再度売りでもいいんじゃないかと
思って注視中。テクニカル的には0.7480台でトップアウトだと思う。
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キウイドルより強そうなのが豪ドル
豪ドルは日足俯瞰で見ればレンジですが、ここ数日は強含み。
人民元安で中国リスクがくすぶる中で、豪ドルは底堅い理由がイマイチ
見えないんですが、こんなところにも豪ドルかいのヒントがあるんでしょうか。
オーストラリア9月新車販売台数:前月比+2.5%
景気いいのかな??
それから今日は10/4分の豪準備銀行・金融政策会合議事録要旨が公表されました。
住宅市場と労働市場にかなりの不確実性
金利据え置きはインフレや成長目標と一致
豪ドル高は経済の均衡を複雑化する可能性
次回会合では第3四半期CPI統計や新たな経済予想が判断材料となる
ロウRBA総裁
「最近のデータは経済調整が順調である事を示唆」
「現在の豪ドルと金利は経済にとって望ましい水準」
あれ?しばらくは利下げなしかな??的なコメントで
豪ドル高となったとみられます。
ただし、結局はレンジ内での動き。
豪ドルの優位性が感じられる局面ではないので、
豪ドル上昇についていく気にはなれず。
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◆9月英消費者物価(CPI)
前年比1.0% (1.2月0.3 3月0.5 4.5月0.3 7.8月0.6 今回1%台!!)
1年10ヵ月ぶりの高水準に上昇。
前月比0.2% (1月▼0.8 2月0.2 3月0.4 4月0.1 5.6月0.2 7月▼0.1 8月0.3)
夕刻、このCPIが発表になる前の東京時間からポンドは
謎の上昇を見せていましたので、ポンド売り方はきつそうだなぁ、、、と
思ってみていましたが、ドル円が上がると思うならポンド円も上がる可能性は
あるんじゃないか、と思い立ち、ポンド円は127.20円で指値したものが
CPIでヒット、現在も保有中です。その後128円台まで上昇したものの
現在127.55円まで下げています・・・大丈夫かな・・・?
ポンド安が長期化しているので、インフレ期待が高まる日も遠くないとの期待。
エコノミストの間では、CPIが2017年序盤に2%に上昇し
早ければ2017年終盤には3.3%まで上昇する可能性があるとの報道も。
結果、ドル円ロングドポンド円ロング。
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