LMCIも悪いというのに、なんでだろ~と不思議に思っていたんですが、
よくよく考えてみれば、南アランド急落のせいかもしれません。
昨日11日夕方、南アフリカのゴーダン財務大臣に警察から詐欺罪で
召喚書が届いたとか、逮捕されたとかいうニュースで南アフリカの通貨ランドが
急落したんです。
南アフリカ・ランドが急落-検察がゴーダン財務相を訴追の意向
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-10-11/OEVJLW6S972L01
※ドルランド日足チャート(ドルが軸なので、上昇がランド安になります)
※ドルランド、15分足で見ると。。。
池水雄一氏のブルースレポにはこんな記述が。
8月に南アに行ったばかりの住友商事グローバルリサーチ社長の高井さんによると、今回ももまた、自分にはむかう有能な人材(ゴーダン財務相)を排除しようとしているのだろう
新興国通貨って、こういうリスクがあるのよね…。
金融要因とは全く別の政治的、地政学的リスクも通貨を大きく動かします。
これでドルランドが急騰ってことはすなわち、ドル高です。
昨日の夜のブログで、昨晩の米株下落、ドル円下落について考察しましたが、
ダウ平均、大きく反落で結局レンジ、、、LMCI大きく悪化が影響か?
このランド安も昨晩のドルインデックス高に影響があったと考えてもいいのかな、と。
ただ、足元のユーロの下落は何でなのかなぁ…
結局、ドル高の裏返しでのユーロ安ってだけのことなのでしょうか。
もし、ランド安による影響での昨晩の値動きであるならば
昨晩11日の株下落、ドル円下落もそれほど気にしなくていいということかと
思います。今はポンドの下落もリスクから切り離された感がありますし、
ランド(極めて政治的な)下落がそれほど金融市場全般に悪影響を
及ぼすものではないと思ってるんだけど・・・。
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