15日火曜日東京時間は、さすがにマーケットも一服か、、、?!
・日経平均 ▼4.47 19668.15円
・ドル円 108円を挟んでもみ合いに終始(107.80~108.20)
と思われましたが、
22:30の米指標受けて上昇再開。
ドル円相場は1:05くらいに109円大台にタッチしました!!109.05円。
今夜まだ上がるでしょうか??
①米10月小売売上高 前回発表の0.6%から1.0%に、
除自動車は0.5%から0.7%に修正
②10月輸入物価指数は前月比+0.5%。2ヶ月連続アップ、6月以来の高い伸び
⓷11月NY連銀製造業景気指数 +1.5 (予想▼2.5 前回▼6.8)
6月以来ようやく好不調の境目であるゼロを超えてプラスに。
米経済強いじゃない~ということで、12月の米利上げ期待をほぼ確実視。
マーケットはすでに年内どころか来年の利上げ回数が焦点だろうけれど、
とにかくドル高です。米長期債利回りは2.2%台で推移。
2.3%から上にするする上がる印象はないですが、
それでも、今夜はダウが小安く(現在1:05 40ドル安)
やはりこのところの金利上昇の警戒があるわね。
ところが、今夜はなぜか原油が堅調でWTI原油が45ドル台を回復。
株価は金利上昇警戒で小安くても、原油が支えているのでしょうか、
ドル円、クロス円全面高で為替市場だけみればリスクオン相場全開ですね(;'∀')
それでも、38.2%戻しが109円台アラウンドに位置していますので
100.80円と101.80円台のロングのみ残して、
その上で買ったドル円ロングポジションは全て手仕舞いました。
手仕舞いコストは108.80円台でした。。。。109円まで粘ればよかったかな。
ここからも押し目買いスタンスで行きますが
107円~105円までの調整があれば再度買いたいですね。。。
そこまで下がるかどうか。
原油は月末30日のOPEC総会睨みですが、
今日は、昨日14日に公表されたSEC米証券取引委員会に提出された
四半期(7-9月期)の保有有価証券報告書の内容が話題でした。
なんと著名投資家ジョージ・ソロスは
エネルギー関連8銘柄の株式を購入していたことが明らかに。
エネルギー業界への投資額を数百万ドルから
1億3200万ドルに増やしたそうです。(金ETFは売却)
トランプ氏は石油・天然ガス・石炭の国内生産増加させることや
オバマ大統領が認めなかった米国とカナダを結ぶ原油パイプラインの建設、
さらに地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」からの脱退など
化石燃料重視の政策を次々と掲げています。
なんだか、トランプ勝利を予見していたみたいね(°□°;)
トランプ新政権のエネルギー長官候補に
シェール生産大手コンチネンタル・リソーシズの
ハロルド・ハムCEOの名前が浮上しているようですし。。。。
まさか、これが値動きに影響があるとは思いませんが、
要するに原油価格が暴落するってことはなさそうだ、ということです。
カナダとの原油パイプラインの話などを考えると
カナダドルも面白そうだよね。
カナダ円とか、調整があったら買ってみようかと思ってます。
普段カナダドルなんてほとんど見ていないのですが、
これが具現化すればかなり大きな材料かと。
それからトランプ人事、市場の注目は米財務長官。
大領選でトランプ氏の経済諮問委員やキャンペーンの財務責任者を
務めていたムニューチン氏の名前が挙がっていますが、この方、
ゴールドマンやソロスファンドなどを渡り歩いた銀行家だそうです。
現在もデューン・キャピタル・マネジメントのCEOということで、
金融に明るいということは、マーケットは歓迎するだろうと思われます。
まだまだトランプバブルは始まったばかりでしょう。
株も、ドル円、クロス円も下がったら買い目線。
明日17日木曜は、安倍首相とトランプ氏の会談が。
注目度は高いのですが、必ずしもマーケットにポジティブとは限りませんので
一度ドル円を手自まった次第。
結果、日経平均、ドル円コアポジ、ポンド円ロングは継続です。
◆備忘録◆
11月15日火曜、日本国債10年債利回り+0.005%へと一時プラス圏に。
プラス圏浮上はおよそ2カ月ぶりのこと。
どうしても米金利上昇に連れて上昇してしまうのね。
日銀はゼロ近傍をターゲットにコントロールしていますので
あまり気にすることではありませんが。
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10月英消費者物価指数(CPI)前月比0.1%上昇、前年同月比0.9%上昇
予想を下回ったことでポンドドルが大きく売られています。
10月英小売物価指数(RPI)も予想より弱い内容となっており、
ポンドドル上昇が止まってしまいました。
このところドル全面高でしたが、ポンドドルのみ、
ドルと共に上がっていたのですが・・・。
ポンド円はドル円上昇に支えられてそれほど下げていません。
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全面ドル高なのでユーロが大きく下げています。
いよいよパリティ予想が増えてきた印象です。
トランプ氏勝利でユーロ先安観-17年にドルと等価見込む確率が倍増
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-15/OGNYSZ6TTDU601
向こう1年で1ユーロ=1ドルに下落する確率が約45%(ブルームバーグ調べ)
1週間前の約2倍に上昇。
トランプ氏の歳出拡大・減税公約を受けて、
米国では経済成長が加速して当局がより迅速に利上げするとの観測が
広がっていることが背景。
ユーロドル相場は1.07ドルまで下落。2015年以来の安値となっています。
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本日15日発表された11/1開催のRBA豪準備銀理事会議事要旨
「政策スタンスの据え置きが、持続的な経済成長と長期的な
インフレ目標の達成に合致している」との文言が確認され、
当面の利下げ観測は後退しています。
ただしドル全面高の相場なので、目立った豪ドルの反応はなし。
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私が今、気になっていのは北方領土。。。
12/15の安倍さんとプーチンさんの会談ですが、
ロ、領土交渉に難色
http://jp.reuters.com/article/idJP2016111401002092
経済発展相の身柄拘束 石油再編で収賄容疑
http://mainichi.jp/articles/20161115/k00/00e/030/181000c
どうも雲行きが・・・・。
身柄を拘束されたウリュカエフ氏は、安倍晋三首相がプーチン大統領に提案した
「8項目の経済協力プラン」の実現に向け、ロシア側の議論を主導していた人物。プーチン氏の訪日へ向けた日露の協議にも影響を与える可能性も?!
トランプ大統領誕生で、トランプさんとプーチンさんが仲良くやれそうです。
これで、米露が蜜月となれば、日露関係間の切り札、北方領土問題のカードを
ここで切る必要もなくなったということかもしれません。
ロシア関連銘柄は株式市場でも人気化し物色されていますので、
ことによっては株式市場に影響があるかも・・・?!
まずは、今週のトランプさんとの会談が重要ですが、
12/15の北方領土2島返還の期待で織り込まれた部分があるなら
その剥落には注意したいと思っています。
まだまだ年内波乱含みの相場は続くんでしょう。
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