2016年11月25日金曜日

23日水曜 勤労感謝の日 祝日東京市場休場明けですが、
24日木曜はサンクスギビングデーでNY市場が休場。
そして25日金曜はNY市場半ドンなんです、短縮取引。
だから実質、NY勢はもう日曜まで長い休みに入っちゃったのよね。

※サンクスギビング 

日本でいうお正月みたいな日。
家族と過ごす習慣があるので、皆帰省して七面鳥を食べます。

サンクスギビングの翌金曜日はブラック・フライデー(Black Friday)と呼ばれる
1年に一度のアメリカで最も大きなセールの日なのですが、
近年、翌日土曜をスモール・ビジネス・サタデー(Small Business Saturday)
週明けの月曜日をサイバー・マンデー(Cyber Monday)などと呼んで
セール期間が長期化しています。実質は、このブラックフライデーを皮切りに
クリスマス商戦に突入するという感じでしょうか。

米国のGDPの7割が消費セクターが占めているため
この期間の米国消費動向ってものすごい重要。

23日、日本市場が休場だった夜のNY市場で、
米10年物利回りは一時 2.417%と、2015 年7月以来16ヵ月ぶりの水準まで上昇
していますが、これって休暇前にポジション整理が入った
(つまり債券を投げた)からじゃねぇか、と大倉キャプテン。

なるほど、しこり玉を整理して休みたかったということはあるかも。
11月末決算の老舗ヘッジファンドが多いため、例年
このサンクスギビング前にはポジション整理が出やすいとも指摘されていますね。

ただ、ポジション整理なら高過ぎる米株を売ってから(手仕舞ってから)
休みに入るんじゃないか、って予想する向きもあったようです。
しかし、実際には、利益確定ではなくて損切りして休暇に入った向きが
多かったということでしょうか。米株もショートが切らされた結果、
サンクスギビング前のNYダウは更に高値を更新したということかもしれません。

同じポジション整理が出る、という予測でも
利食いが出るか、損切りが出るかはわからないもので…。

23日は耐久財受注の数字も良かったんですよね。
これで、金利が上昇、ドルも急伸しました。
ドル円相場が一気に112円台に乗せたのは、耐久財受注を受けて、です。
(その後、欧州時間には113円台まで上がるのですが)


※耐久財受注

耐久年数3年以上の耐久財への受注額。
特に「非国防資本財受注」は設備投資の先行指標として注目度が高いです。

10月耐久財受注 前月比+4.8%(予想+1.5%)(前回▼0.1%)
昨年10月以来1年ぶりの大きな伸び

「非国防資本財受注」+0.4%

一般機械をはじめとする機器類の需要が幅広く増え、
第4四半期初めの米経済成長が加速したことを示しています。


年内利上げは確実も、来年の利上げが
かなりハイピッチで実施されるんじゃないか、って感じよね。
Fedの利上げより市場金利上昇が早すぎるって。。。

今夜23日は米国市場が動いていないのですが、
為替市場ではドル円がじり高、現在も113.30円です。(AM3:05)

昨晩(23日)和田仁志さんにお話を伺ったところ、
買い遅れている向きがたくさんいると。

①輸入筋

大統領選リスクで100円割れもあり得る、が市場コンセンサスだったため
選挙後下がったところでドル買いしようと待ち構えていたら
まさかの急ピッチ上昇で、全然買えていない

②M&Aのドル資金調達

企業のM&A、銀行さんに依頼される部分も大きいのですが
託された銀行が買い遅れちゃってM&A資金も手当てできずにいるとか

一方、輸入はこの上昇で期末までの売り予約ができている?
輸入の売りが上値を抑える圧力にはなりにくいようです。

それから、困っているのが生保など機関投資家勢。

日銀のマイナス金利導入で日本国債の運用妙味がなくなり
外債投資に動かざるを得なかったわけです。
米債を買う時にドル買いして米債を買うのですが
それでは円高になると、為替分損しちゃうかもしれない。

ということで、米債を買う際、同額(かそれ以上の)円買いをすることで
円高に行っても損しないようにヘッジしていました。

為替ヘッジ付なので為替のリスクはない、とはいうものの
ついこの間まで債券バブルだったわけですから
めっちゃ高い価格の債券を買っているわけです。
これがトランプ勝利後、債券市場の急落(金利の急騰)で
彼らは大きな損失を出しています。

外債投資で出た巨額の損失どうする?!

①債券を損切りするのか
(損切りすれば、さらに債券利回りは上昇してドル円上昇要因に)

②円高で円買いしちゃった為替ヘッジを外すのか
(ドル円ショートになっているポジションを外せばドル円上昇要因に)

という事態に陥っているわけで、彼らがどちらに動こうとも
円安ドル高要因となってきます。

ところが、彼らは、確信のないことには動かない(動けない)のだとか。
会議を重ね、時間をかけて、判断するんですって。
ヘッジを外すべきか、耐えるべきか・・・・。

決断するのに、凄い時間がかかるらしいです。
会議するから、、、(;´Д`)

そんなことをしているうちに13円もドル円上がっているんですけど。。。
というわけで、生保など機関投資家らは、
外債投資の損失は放置したままのようです。

これが処理されるときには、さらなる円安進行となると思われます。

ということで、円高になるという理由は需給面からは考えにくい状況。

トランプさんがまだ信用できないとか、
スピード調整がありそうだとか、
急落リスクもゼロではないんだけど、
需給面からは、下がったら買いたい向きがうようよ存在しています。

ということで、まだまだロング目線継続。

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