2017年1月11日水曜日

今夜1/10火曜のNY株式市場、ダウは現在50ドル程度高く19950ドル近辺。
20000ドル目前の揉みあいですが、あと数十ドルを今夜達成できるのか・・・。

1/11のトランプ氏の記者会見を控えて小動きでのもみ合いが続いていますが、
決して下落基調ということではなく、20000ドルトライのためにエネルギーを
ためているという感じですが、、、、

しかし、今夜はドルは軟調。
ドル円相場は東京時間に115.26円まで円高ドル安進行、
現在も115円台前半での推移です。

12/15の118.66円と1/3の118.30円でWトップで下落を開始したようにも見えますが、
115円台は固く執拗な買いが存在している印象。
ドル円もまた、115~117円の揉みあいに入っているようですね。

ということで116.30円で再度買い参戦したドル円ロングポジションは
116円割れで撤退。う~ん、もう少し待ってから買えばよかったかな。

次の買い参入メドは114.50円近辺。
それも114円割れでは一度撤退して、次の買い場は112円近辺。
フィボナッチリトレースメントでのメドですが、
目論み外れたらすぐに手仕舞って、買いなおす戦略です。

今夜も原油が軟調。
ダウが独自に20000ドルを試す相場でもドル円が軟調な背景は
原油安にあるかもしれません。原油は9日にイラクのルアイビ石油相が、
12月輸出量が過去最高となる日量351万バレルに達したと発言したことで
比較的大きな陰線示現となりましたが、今夜も続落か。

ドル円は原油に連れたり、米株に連れたりと足元では主体性がないですね。
今夜この後ダウが20000㌦到達する相場になれば、ドル円も上がっているかもしれません。
原油は、イラクの増産がOPEC全体の減産の実効性に懐疑的ムードを匂わせるものと
なっていますが、、、ロシアやサウジはきちんと減産を実行しているようです。
それほど心配はいらないと思っていますが、さて。。。

ユーロドルショートはまだ継続しています。

今年に入ってからはポンドショートが一番おいしかったかな。

メイ首相の発言からのハードブレグジット懸念によるポンド売り。
ポンド円に限っては日足が三尊天井のような形状で売りたい形ですが
ちょっと気づくのが遅れたので今からは売りにくいですね(;'∀')
143円近くまで戻りがあれば売りたいですが、、、

メイ首相は自身の発言によりポンド売りが加速したことで
火消しに躍起になってるという記事も。

英首相、ハードブレグジット懸念で火消し躍起 ポンド売り継続
2017年 01月 10日 02:57 [ロンドン 9日 ロイター]
https://goo.gl/3q4ul7

メイ英首相は9日、欧州連合(EU)単一市場からの離脱は不可避ではないとの認識を示した。

首相は8日、テレビ番組のインタビューで、EU加盟の「一部」を維持することはできないと発言。
これが移民抑制を優先し単一市場からの離脱も厭わないハードブレグジット(強硬な離脱)を示唆したと受け止められ、ポンドは急落した。

メイ首相は従来からの自身の立場を誤って伝えたとしてメディアを批判、単一市場からの離脱は不可避ではないとし、投資家の懸念払しょくに努めた。
だが、ポンドが10週間ぶり安値から持ち直すには至らず、ポンドは対ドルで1%以上、対ユーロで1.2%下落している。

メイ首相はこの日、「私がハードブレグジットは絶対に不可避と考えているような報道を行なっているのは間違い」とし、「私はハード、ソフトブレグジットのいずれの表現も受け入れておらず、英国にとり野心的で最善の条件を実現することを目指す」とした。


※昨年の7月の日銀金融政策の前のヘリマネ期待での日本株上昇、ドル円上昇も
メディアによる観測記事だったりしましたけど、メディアによっては
自身の記事で相場が動けば評価が上がるというような風潮のところも
あるようで、発言者の真意とは違うヘッドラインをつけて、
アルゴなどのコンピューターをHITさせて相場を動かしちゃうようなことが
増えていますよね。。。。

今年はそれ(メディア)に加えて、トランプ氏のTwitterの文言なども
アルゴに組み込まれているでしょうから、そうした思わぬ値動きの
リスクはさらに高まっていると言えます。怖いですねぇ。


まずは明日のトランプ氏の記者会見待ち。

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