新年あけましておめでとうございます。
トランプ大統領就任、欧州選挙年、中国共産党大会年にあたる2017年。
リスク満載ではありますが、故にリスク管理ができて
トレードのストラテジーと備え(準備)があれば、
資産を飛躍的に増やせるチャンス多き年となるかと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
***** 年末年始の相場動向 *********
①まず驚いたのが2016年12月30日(金)の最終取引日のユーロの動き。
ユーロって月末や半期末にこういう意味不明の動きをするクセの
ある通貨なのよねぇ。
※ユーロドル15分足
ドル・円下落、ユーロ全面高で売り優勢-ミスヒットなどの動きとの声
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-30/OIZ24O6K50XX01
ミスヒット、注文間違い、、、ってことでしょうか。
東京時間で出た大量のユーロ買いなので、
M&A絡みの実需のユーロ調達でもあったんじゃないか、
って気がするんだけど、真相は明らかではないですね、
2017年に向けてパリティ予想が増えつつある中で、
年末に大量のユーロを買う投機が東京時間に出るとは思えませんし、、。
※年末の特殊玉が出たことが急騰の背景と思いましたので
お昼くらいに1.0525ドルでユーロドルショートを作りました。
その後再上昇の兆しもあって苦労しましたが、そのまま
年マタギでポジション持ち越し。ちょうどコストくらいの値位置で
2016年が終わったのですが年初はユーロドルは窓開け下落でスタート。
今は利益になっています(^^♪
ユーロドル日足チャートを見ると、
6/24ブレグジットの混乱で急落するも、11/8の米大統領選挙までは
ブレグジット1日で乱高下した幅の中でのレンジが続いていました。
11/8の大統領選挙で、ブレグジットの安値を更新して下落、
12/8のECB理事会で資産買い入れ期間を9カ月延長を発表したことで
乱高下するもさらに下落加速(買い入れ金額を800⇒600億ユーロに
減額したことでテーパリングとも指摘されていますがドラギ氏は
テーパリングを否定)テーパリングだとの市場の声も大きいのですが
市場のテーマは金融政策ではなくて「ユーロ解体」に向かっているようで
ユーロがパリティに向けて下落するという見方がコンセンサス。
そして12/30意味不明の急騰も、結局下落しています。
すべて一目均衡表の基準線できれいに上昇は阻まれて再下落のチャート。
このままパリティまでこのショートを継続できればいいな。
②ドル円、年明け1/3 上昇スタート
ドル円相場は12/30 116.50割れの瞬間もありましたが
大引けでは116.88まで若干持ち直して引けました。
2016年の年末高値は 12/15 118.66円
(2016年初は120.17円なので年足では陰線に終わりました)
年明け1/3火曜 ドル円相場が117.48円で 窓開け上昇スタート。
その後じりじりと上値を切り上げ現在118円台に乗せています。
2016年年明けが暴落スタートだったので、年末年始リスク警戒も
強かったと思いますが、やはりトランプ氏就任の1/20頃までは
イケイケ相場が続くのかもしれません。
年末に117.30円台でロングしたドル円もそのまま継続で
年越ししましたが、年末年始に跳ねるかもしれないという期待に
沿った値動きとなっています。
120円を利食い目標としたいと思います。
③中国株上昇スタート
ドル円が上昇スタートした背景には
1/1(日)発表の中国の製造業PMI
(元旦から指標発表とか独自ルール貫きますので油断できない中国…)
中国12月製造業PMI
結果 51.4
予想 51.5 前回 51.7
1/3日発表12月中国財新製造業PMI
結果51.9
予想50.9
昨年は年明け早々に人民元切り下げショックもあって
金融市場混乱スタートだったことを振り返れば出来過ぎの結果。
50超えていてくれれば問題なし。(信用できるとかできないは別問題)
ということで、中国株は年初から上昇スタート。
※上海総合指数
11/29にトップアウトして12月中は下落が続いていたので
反転上昇となるか、注目ですが、幸先良し。ですね。
④原油も上昇スタート
年末年始に特に原油市場にニュースがあったわけではありません。
しかし、マーケットは原油ロングで攻める気でいるようです。
上昇しての取引スタート。WTI原油は54ドル台へ上昇、2016年高値を更新しています。
原油高はオイルマネーの勢力増となるためリスクオンの象徴。
ひと昔前は原油高は原材料上昇となるため景気下押し圧力と
言われていたんですけどね。時代は変わりました。
2016年年間では北海ブレントが52%、WTIが約45%高。
2009年以来の大幅な上昇を記録しました。
OPECと非OPECの協調減産という歴史的合意を材料にしたラリーが、
まだ続いているということでしょう。
需給ファンダメンタルでは減産効果や米シェール増産リスクなど
上昇にはネガティブな見方も多いのですが、コモディティは
基本は需給が価格形成するものの、市場規模画あまり大きくないため
投機が価格を動かす要素も大きく、60~70ドルまでのひと相場がある
のではないか、という見方も。そうなれば、米株も20000ドル突破して
いるでしょうし、日経平均株価も2万円を超えた新世界に
突入しているんでしょう。
ということで、まずは1/20の大統領就任式に向けてロング継続。
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