2017年1月13日金曜日


11日のトランプ氏の記者会見からドル安が鮮明。

※通貨インデックス一覧


ドル安、ポンド安 : ユーロ高、円高、豪ドル高、キウイ高、カナダ高

市場の関心が高かった項目に一切言及しなかったことで失望したということかな。
ドルロングの利食いの口実となってしまった印象です。

ほとんどメディアと喧嘩していた印象。
ロシアにとんでもないスキャンダルを握られているという話があって
その否定に必死だった印象なんだけど、、、大丈夫なんでしょうか(;´・ω・)
弱味を握られているためにロシアの言いなりになってしまうのではないか、
という懸念があるってことのようですが、だとしたらトンデモナイことよね。

https://jp.sputniknews.com/us/201701123227664/
(タイトルを書くのも憚られる・・・)

会見を受けて米長期金利が低下、ドル売りが鮮明となってしまいました。
金利低下なので米株や原油などのコモディティは上昇したんだけどね。

この金利低下とドル安が続くのかどうか、、、ですけど
1/20は就任式。その前にリスクポジションを手仕舞って置こうという動きが
広がれば、ドル円相場は深めの調整を強いられるかもしれませんね。

すでに113.75円まで円高ドル安となっています。
101円台から118円台までのトランプラリーの23.6%押しが114.55円くらいなので
そのあたりで一度は止まって反発したんですけど、
12日東京時間から再下落、欧州時間に113円台示現となりました。

38.2%の調整があるとみるならば112円近辺まで下がる可能性はあります。
そこまであれば買うつもり。。。今は様子見です。
今日のNYクローズで114.55円を超えていれば、下ひげが騙しとなる形の
23.6%押しで調整完了とみることもできますが、、、

※トランプ氏会見要旨 オバマケアは失敗作 メキシコに壁つくる
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO11624830T10C17A1FF2000/?n_cid=SPTMG002


今夜のダウは80ドル程度安い(AM4:00)
2万ドルの壁は相当に分厚いですわね。

20日の就任式まででラリーが終わるという見方が多い印象ですが、
20日まで安く、20日以降再上昇というシナリオも捨てきれず。
ダウは結局高値圏でのレンジです。

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今日気になったニュース

日銀、国債保有シェア4割突破 近づく買い入れの限界
2017/01/12 

 長期国債の総発行残高に占める日銀の保有シェアが4割を突破した。日銀が12日発表した変動利付債と物価連動債を含む長期国債の保有残高は1月10日時点で353兆896億円となった。金融情報会社QUICKが算出した同時点の国債の総発行残高(881兆1481億円)に占める比率は40.1%と2016年末時点(39.9%)から0.2ポイント上昇し、初めて40%の大台を突破した。黒田東彦総裁の下で日銀が異次元緩和を打ち出す直前の13年3月末時点での保有シェア(12%弱)から4倍近く拡大。市場では日銀の国債買い入れの限界がますます意識されている。

 日銀は16年9月に金融政策の枠組みを変更し、長短金利の操作を主軸においた。ただ枠組み変更後も買い入れについては「現状程度の年80兆円増をめど」としており、そのペースがおおむね維持されている。


~「日銀がこのままの国債買い入れを続ければ17年度末には保有比率が5割弱に達する。
~日銀の買い入れにも限界が出るのでは」
 「流動性が低下すれば、日銀オペなどのわずかな変化で相場が乱高下、市場の不安定化も」

という市場関係者の声と

~「日銀の保有分が増えて市中の流通量が減少すればするほど、より少額のオペ(公開市場操作)で金利を操作できるため、買い入れの限界はない」

という日銀関係者の声。

2017年は出口論議などが話題となって市場を動かすことが出てくるのかしら。
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