112円近辺までの円高を待っていたのですが、、、
私が就寝してからのNY時間、朝方にドルが急伸してました(;´・ω・)マッテ~
①イエレン議長講演
②インフレ指標(CPI)
③ベージュブック
のトリプル材料で米金利上昇。
米長期金利は前日の 2.329%から一気に2.428%へ上昇。
トランプ氏のドル高けん制発言か?とWSJ記事を受けて全面ドル安となった流れが
再びひっくり返りました。寝ている間に・・・。
トランプ大統領就任式を前にイエレン議長の発言でこんなに動くとは
思いませんでした、、、迂闊だったわ。
◆イエレンFRB議長、「2019年末まで利上げは年2、3回ペースで」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL19H0I_Z10C17A1000000/
「2019年末まで、政策金利を年2、3回のペースで引き上げる」
との見通しをFRB内でおおむね共有していると述べた。
政策金利が長期の中立金利見通しである3%に近づくとの見方も示した。
「米景気は完全雇用に近づいており、
インフレはFRBが目標とする2%へと上昇している」
確かにインフレ指標を見ると、FRBは出遅れていないか気になってきます・・・。
◆ 12 月の米消費者物価指数(CPI)
11 月の前月比+0.2%から+0.3%に加速。
前年比も+1.7%から+2.1%に加速。伸び率としては 2014 年半ば以来の高さ。
2.1%ですよ。
インフレ率から考えて現在の政策金利0.75%(1%未満)というのは
ちょっとのんびりしすぎという印象だけど、、、
ということで、今年は確りと利上げをするだろうと思われ、
基本はドル高だと思うんですけどねぇ、、、しかし、ボラティリティが
高まっていることは否めず、101円台から118円まで上昇した大きなトレンドの
修正もそこそこ覚悟しないといけないと思って112円まで待ってたんだけど、
乗り遅れたかしら???
◆ベージュブック
「労働市場は引き締まった状態で推移し、賃金は大半の地区で緩慢ながら上昇」
賃金上昇が大半の地区で確認されているということで
インフレ圧力が高まってきたことを再確認。
まだ、根っこのドルロングのみで、押し目買いドルロングポジションを
持っていないままですが、20日のトランプ就任式でボラが上がったところで
もし瞬間急落があれば拾うスタンスにします。
高値追いはしないスタンスです。
あ、ポンド円の139.57円ロングは保有継続、上手く行きました。
◆~気になるのは米株。米金利と米ドルの上昇を受けて銀行株は続落ダウへ上値が重いですね。
トランプラリーの序盤では、金利上昇でも株高でしたが、このところは
金利上昇には慎重な反応です。
ダウ平均はおよそ1か月程度レンジ相場となっています。
ヒストリカル・ボラティリティは53年ぶりの低水準だそうです、、、
こういうの、イベントに備えた動きといいます。
レンジでエネルギーを溜めているので、抜けたほうに大きく動くということね。
ダウの日足のボリンジャーバンド幅は1964年以来の狭さとなっている模様。。。
要するにボラティリティ上昇が迫っているということで、バンド拡大では大きな相場になります。
上に抜けるか、下に抜けるか、、、
20日のトランプ氏大統領就任式をきっかけとしてイベントドリブンでは
ダウの方向性がドル円の方向性を占うというような相場になりそうです。
個人的には一度下がって、騙しになって上に抜ける相場を期待。
ただし、高値では手仕舞います。
1月中の高値ではリスクポジションを減らす方向。
2月相場はあまり良くない気がします。
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