2017年2月8日水曜日

まだ弱気、下落の可能性のある相場の底を見たとは考えていません・・・

2月中にもう一段の下落の可能性に留意したポジションになっています。

7日深夜のドル円下落、ユーロ下落の背景は実は欧州にありました。

ひとつは、昨日のブログにも書きましたが
フランス大統領選挙への警戒。

フランス選挙にらんでユーロ下落でリスクオフ?!
日米首脳会談前にドル円相場も神経質に
http://hiroko.yutaka-shoji.co.jp/2017/02/blog-post_7.htm

そして、もう一つ、欧州リスクが意識されていたようです。

亀井幸一郎氏が解説しています。

日本地金流通協会デイリー市況解説
http://www.jgma.or.jp/wp/daily/

1月25日にイタリア憲法裁判所が、下院選挙法の一部に違憲判決を下した
これを受け、総選挙が今年の前半に繰り上げ実施される可能性

昨年末、イタリアでは上院の権限縮小をめぐる国民投票の結果を受け、
レンツィ首相が退陣し暫定政権が組まれたが、情勢がふたたび流動化する気配、
反EUを掲げる政党「五つ星運動」が支持を伸ばしている。
週明けの欧州市場で、政治リスクが意識されている国を中心に国債が売らる展開。

ということで、フランス、イタリア国債が売られ利回りが上昇、
その一方で、ドイツ国債、米国債、ゴールド市場に資金流入があった模様。

このところのゴールドの上昇は、不気味と言えば不気味ですね。。。
トランプ政権下ではドル高(になる政策)であり、ゴールドには
教科書的にはネガテティブなはずですが、、、、

インフレヘッジでのゴールドという側面も出てきたのでしょうか。
それとも、EU解体リスクを恐れた資金逃避先となっているだけかしら・・・

ゴールド価格動向から目が離せませんよ。

ポジションはドル円、日経平均 コアロング継続+ドル円(短期)ショート

日米首脳会談までは、レンジ相場だと思うんだけど、、、


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NZ準備銀行が発表した四半期レポートで
今後1年間のインフレ予想が、従来の1.29%から1.56%に引き上げられました。

インフレ予想の引き上げで NZドル買いが先行。

直後はNZドルが休止したものの、すぐに売りに押され
結局、行って来いの展開となっています。


今はやっぱり、米国ドル以外の通貨政策はほとんどトレンドになるような
材料にはなっていないということか。雇用統計とかインフレ予想などの
経済指標は、瞬間的に反応するだけのノイズに過ぎないのかもしれません。


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また、オーストラリア準備銀行は7日、
政策金利を現行の1.50%に据え置くことを決めたと発表。(予想通り)

声明では
「政策スタンスを変更しないことが経済の持続可能な成長と、
時間をかけてインフレ目標を達成することに一致すると判断」
「インフレは非常に低いまま」
「労働市場の指標は引き続きまちまち」といった内容で
発表後、豪ドルドルは下落圧力に押されるも、すぐに持ち直しています。

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金曜10日の日米首脳会談にナーバスとなっている日本株、ドル円市場ですが
今夜の米国株も堅調、現在20100ドル超えてます(+60ドルくらい)です~

米株市場だけをみると決してトランプラリーは終わっていません。

日本株とドル円が弱いのは、日米首脳会談でのトランプ大統領による
保護主義、要するにドル高円安けん制ですね。

その意味で、今週末から来週にかけてはその結果が見えてきますので
日本株、ドル円市場の今後が明白に見えてくるかもしれません。

その前に、ドル円ショートは手仕舞って、途転ロングしたいな(*^-^*)

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