なんといってもADP雇用指数。めっちゃいい数字出ました~
2月ADP全米雇用報告:前月比 +29.8万人(予想:+18.7万人)
:1月分 +26.1万人(+24.6万から上方修正)
この結果を受けてドル買いがドーンとでました。
(番組直前でチャート見てたのですが、発表前から急にドル高気味になってました。
なんか数字が漏れてんじゃないの、というような買いが旺盛になっていましたね)
ただ、ドル円は高値114.74円。
先週のイエレン議長の3月利上げが適切、発言で上昇してトップアウトした高値に
見事に面合わせとなって上げどまっています。
115円の節目には巨大なオプションバリアが存在するとの指摘もあり
115円を超えられるかどうかがポイント。
雇用統計前には難しいかな。
雇用統計でいい数字がさらに出て115円突破ということもあるかもしれません。
ドル円相場は日足で75SMAがピタリと上値を抑えています。
ここを超えてこないと、新たなドル上昇ステージに入ったとは言えない印象。
それとドルインデックス。
今夜11月の高値と面合わせ水準で止まっています。
ここで反落するとヘッド&ショルダー完成にも見える正念場。
ここを超えられれば1月3日の最高値103.81レベルを目指すと思われますが、、
その時にはドル円相場も115円を超えて118円高値を目指す展開でしょう。
今週の雇用統計がそれを占う分水嶺イベントとなりそうね。
そして原油。
米国の週間原油在庫統計(3/3時点)で原油価格が比較的大きな下落に見舞われています。
原油在庫 +820.9万(予想+200万 前回+150.1万)
クッシング在庫+86.7万(予想+40.6万 前回+49.5万)
WTI原油は50ドル大台割れると大きく下方に走りそうですが現在51.30台まで下げて来ました。
投機筋らが過去最大の原油ロングポジションを積み上げているだけに
テクニカル的な悪化があれば、大きな下落につながるリスク大。
このところのレンジ下限が50ドル近辺ですので、50ドルがサポートされれば
それほど心配はありませんが、、、。
OECDの世界在庫は減少傾向にあるのですが、それでも過去5年平均の上限レベル。
米国在庫はシェール生産増にはまだつながっていないものの、
従来型油井の原油増産と米国は原油輸入もしていますので、米国内の在庫が増加傾向。
短期的には米国在庫に反応するのは仕方ないのですが
長期的には、世界原油消費は増加傾向、昨年の原油大幅下落でエネルギーセクターへの
設備投資が急減してしまったことや、OPECの減産で、原油の需給は比較的早い時期に
供給過多からリバランスするだろうと指摘されています。
ということで長期的には原油は上昇するとみられるのですが、
ポジションの積み上がりは気がかり。手仕舞いの嵐にさらされれば
40ドル台へと急降下するリスクはぬぐえません。
その時には米株も下落するリスク。
米株はエネルギーセクターも重要です…。
そして今夜はゴールドも続落。
ゴールドは短期的な上昇トレンドは終了しています。
足元はどこまで下がるか。
このゴールドの下落はドル高を示唆するものなのでしょうか。。。
今夜、ドル高、原油安,金安となっており、米株も小安い取引。
ダウは今夜もマイナス引けとなりそうですが。
しかし、日々少しづつ下落しており、健全な調整という感じですね。
リスクオフ相場というムードはありませんので
米株はどこかでまた買い参戦すべきかなぁと考えています。
雇用統計か、来週のFOMCで下落する局面があれば、、、。
ドル円はコアポジ継続も、新たなポジションはなし。
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