111.40円ロングで捕まっちゃってたドル円の買い、111.20円近辺で撤退。
今日東京午前にコスト近辺まで上昇していますが、もっと粘ればよかったかな??
期末から新年度相場入りとなる中で、私の中では現時点で
もっと上昇しているイメージだったので
どうも今の値動きが想定外であることが撤退理由。
トランプラリーで上昇した分のほぼ半値押しとなる110円レベルまでの円高と
なったわけですが、本当に強ければ110円を割れずに再上昇できる場面。
テクニカル的には、、、。
トランプ大統領の指導力と政策実現性に懐疑的なムードが漂い始めた中で
米株が調整局面入りとなるなら、日本株も上値が重くなるだろうと思われ、
ドル円の上昇も難しいような気がしています。
新年度からセンチメントがガラリと変わるかどうか、まずは静観することに。
すでに戻り売りで夏場に向けては安値示現の苦しい相場になるんじゃないかと
思い始めていますので、新年度入り、相場が上昇していくことがあれば
その戻りを売りで取りたいと考えています。
つまり、夏場に向けては「ドル安」じゃないか。ってことですが
昨日29日は英国がEUにブレグジット通知をしたことで正式交渉スタート。
わかり切っていたことでもありますので、それほど大きな波乱はなかったですけれど
やはりポンドは前日から軟調、ユーロも弱いということで欧州通貨が弱い動き。
英国をはじめドイツ等の欧州主要国の長期債が買われたことで長期金利が低下、
これを受けてユーロやスイスフランが下落したようです。
ポンドは前日28日からすでに下げていたので昨日は小動き。。
ブレグジット交渉は、英国にとってもEUにとってもリスクを孕むため
安全資産である債券に逃げる動きがでた、ということで通貨安を招いたとみられますが
これは多分一時的なものじゃないかと思います。。。
だからと言って、今積極的にドル買いできる環境か?というと
トランプ政権への期待剥落でドルも脆弱。
ということで、どれもこれも買い難いですね。。。
もしや消去法で円が買われやすいなんてことにつながらないわよね。。。(;'∀')
その裏で昨日は新興国・資源国通貨(南ア除く)が総じて強く、
西原氏によると、欧米の富裕層が実際にオセアニアに移動するような動きが
散見されているらしくて(海外在住の友人の話として)
(軍事費拡大、移民との摩擦が大きくなる米国のテロや有事リスクを嫌気。
欧州はそもそも移民受け入れで治安悪化)
富裕層が逃げていく先はオーストラリアやNZだ、ということで
今後こうした通貨に注目、という指摘があるようです。
たしかにテロや紛争リスクが低いのだと思いますが、その割にNZドルは冴えないなぁ。
豪ドルについては中国リスクも考えないといけません。この点が気がかり。
トランプ大統領誕生で、最強通貨となると思われたドルが軟化してきているため、
ここから何に注目していいのか難しい局面となってきました。
金融政策の違いから見ればドル買いでいいはずなんですけど、
その材料は随分と長いこと市場に織り込まれてしまったので新鮮味がないんですよね。
ということで、新年度入りの相場を見て動きます。
場合によっては100円~101円台のコアロングもどこかで手仕舞いを考えようかと。。。
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