今夜(週明け6日㈪)はダウが比較的大きめの下落に見舞われています。
現在80ドル超下落となっています。
そりゃ2月は押し目なしに19800ドル近辺から21000ドル超えまで一気に上昇する
歴史的記録を作ったんですもの。多少下落しても不思議はありません。
今日は日本株も弱かったですね。
北朝鮮の弾道ミサイル発射で「地政学リスク」の高まりを警戒した売りが出た、
と解説されていますが、為替市場でドル円相場が113円台へと下落したことも
上値を抑えたものと思われます。6日㈪日経平均は続落。90.03円安の19379.14円。
今夜の米株安を北朝鮮云々と指摘する向きもありますが、そうじゃないですね。
今夜は 米株安。 ゴールド安。 ドル高です。
何が起きてるって、金利上昇ですよ。
3月利上げ織り込みです。
金利上昇を警戒して株の手仕舞いが起こっているのと
金利のつかないゴールドの手仕舞いが起こっているってことですね。
そして全面ドル高。ドルインデックスが高いです。
私は米株が崩れて来たら、それにつれてドル円も下がってくるかと思っていたのですが
今夜は「ドル高」なのでドル円はむしろ上昇してきています。
現在のドル円相場は、株相関ではなくて金利との相関が高いということね。
米株安でもドル円が下がらないというなら、、、、
明日の日本株市場もそれほど悲観することはないと思います。
とはいえ、レンジなんだけどね(;・∀・)
ということで、114.30円台でのドル円ショートは今夜ドル円の底堅さを見て
113.80円台で買い戻しています。
じゃあここからドテン買いに回るか、、、っていうと、、、
そんな気にもなれないので、ここからドル円は様子見とします。
ダウが崩れているって言ってもダウをショートする気にもなれず。
今週末の雇用統計に向けて、金利がどんな動きを見せるかに注目です。
足元は米株安で円高という相関はない、ってことね。
金利に連れて動いています。
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今日はこんなニュースも。
株、買い手を悩ます「GPIF離脱」説 トランプラリーで迫る運用上限
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL06HHB_W7A300C1000000/
GPIFは3日発表した2016年10~12月期の運用実績では国内株式の比率が23.8%と基本ポートフォリオの中央値である25%に接近した。GPIFは16年10~12月期に日本株で620億円程度の買い越しだったと試算できる。
トランプラリーで日本株が上昇した結果、保有株の時価総額が増加。
3月2日時点で国内株式の買い余力は9000億円程度と昨年9月末時点の4兆8000億円から大きく低下。
~その代わりに青いクジラ。簡保が株を買ってくるという話。
それほど悲観することもないでしょう。
トランプ相場で日銀に代わり注目 “青いクジラ”銘柄に乗れ(これは2/21の記事)
https://news.nifty.com/article/economy/business/12136-375889/
かんぽ生命の運用残高は約80兆円。昨年12月末時点の保有株式(投信含む)は1兆5442億円で、2016年3月末に比べ3417億円ほど増加している。運用資産に占める比率は1.5%から1.9%に高まった。~国内生保は平均すると9%近い株式を保有していますから、かんぽ生命は7%分の買い余力があることになります」(株式評論家の倉多慎之助氏)
単純計算で、7%は5兆6000億円の買い余力となるだけに、マーケットでの存在感は高まる一方だ。
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中国の全国人民代表大会が5日、北京で開幕。
今年の国内総生産(GDP)の成長率目標を6.5%前後とすると表明。
昨年の6.5-7.0%より引き下げられています。
中国全人代開幕、変化占う5つのポイント
http://jp.wsj.com/articles/SB10681214028215414391304583005183342357590
中国の材料がどうマーケットに織り込んでいくのか、、、
まだアイディア湧かず…。
こんな記事も
中国経済のファイナンス規模、今年はドイツGDP相当分増加-UBS
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-03-06/OMDR406TTDS501
中国では今年も与信のエンジン音が引き続き鳴り響きそうで、同国の2017年の諸目標を基に試算すると、既に巨大に膨れ上がった経済全体のファイナンスにドイツの年間の国内総生産(GDP)とほぼ同等規模の資金が加わることになる。
株式市場を通じた資金調達や約5兆元(約82兆5000億円)相当の地方債スワップ、そして12%のマネーサプライの伸び目標を加えると、UBSグループのアナリストらは中国経済全体のファイナンス規模が今年14.8%拡大するとみる。これは23兆元相当の増加を意味するという。。
Twitterにはこんなつぶやきも。
@UponTheThamesさん(https://twitter.com/UponTheThames)
2005年から現在までの世界の信用創造のおよそ半分は中国絡み、現在の世界の債務残高の優に80%が中国の民間セクター、という分析があるそうだ。真偽は知らない。もし事実(に近い)ならば恐ろしい。絶対に走り続けるしかない経済。止まった瞬間に破綻する。
中国はこの秋全人代。人事が騒がしくなりますが
習近平氏は権力掌握の一環として経済を落ち込ませるようなことはしない、、、かな?
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2017年3月7日火曜日
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