2017年4月8日土曜日

米中首脳会談開催ということで、リスクポジションは綺麗にして様子見としていましたが、
まさか北朝鮮じゃなくてシリア爆撃とは。。。

米軍がシリアにミサイル攻撃、化学兵器「使用」への対抗措置
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7351.php

そして、例によってもっと驚かされたのが、マーケットの値動き。

日経平均は6日木曜のNYダウが14ドル高、ドル円が110.80円まで円安と
なっていたことで、9:35には188円高まで上昇していましたが、、、
10時過ぎにミサイルを発射の報道があると一転80円安まで売り込まれました。

ところが、大引けでは何とプラ転。
日経平均は +67.57円 18664.63円(一時は100円高まで)

有事で売り込まれたところを拾われて見事反発しました。
このパターン、、、昨年からよくあるよね。

ドル円相場も6日木曜NY時間には111.10円台まで円安ドル高が進行していましたが
ミサイル発射の報を受けて110.10円台まで円高ドル安進行。

110円が固いことを確認してドル円を110.27円でロングしました。

ロイターが昼過ぎに米国防当局者の談話として「(攻撃は)一度限り」
と報じたことが、買戻しのトリガーだったようです。

ミサイル攻撃は化学兵器を使用したとみられるシリア政府軍への
懲罰的なもので大規模な軍事行動には発展しないとした見方が
過度なリスク回避の修正につながったというわけ。

しかし、米中首脳会談の最中に動くとは、、
これ、北朝鮮、そして中国へのけん制の意味を含んでいますよね。
これで米中首脳会談を米国が優位に進めることができるんでしょうか・・?

米中首脳会談の全容,会見がどんなものになるのかは気がかりですが💦
シリアを爆撃したってことで、この米中首脳会談前後での
北朝鮮への米国による軍事行動は、ないと思われますので
週明けはリスクテイク相場になるんじゃないかな…と思います。

リスクを警戒してキャッシュにしていた向きが入ってくるでしょうし、
今日4月7日の空売り比率は44.3%にも上ります。
6日木曜に比べれば少し減ってはいるのですが。
(4/6は45.3%で今年最大)

そして、次の注目の雇用統計。
これもある意味サプライズ。ネガティブな意味で・・・

◆3月分雇用統計

非農業部門雇用者数+9.8万人(予想+18万)
失業率4.5%(前回4.7%から0.2ポイント改善2007年5月以来の低い数字)
平均時給 前年同月比で2.7%増(前月2.8%増から減速)

雇用統計の調査期間に北東部が大雪に見舞われたこと、
季節外れの暖かさとなった2月の反動が出たため、、
との指摘があるようですが、米国って1-2月のGDPが例年落ち込むことを
考えると、天候の影響ってのは結構大きいんだと思います。

だから、それほど深刻になることはないのよね。
予想の半分の数字だからって。
利上げバイアスが変更されるようなものではないですので、
後は、この予想との乖離をマーケットがどう消化するか、というだけのこと。

そして、、、この数字を受けてドル円相場は再び110.10円台へ下落。
今日のシリア爆撃の時の急落とほぼ同じ値段まで下げてWボトム。

110円は固い、ということが再度確認された格好でしたので
ここで再び110.30円でドル円ロングを追加しました。

その後は狙い通りドル円は反発上昇して110.97円まで高値が。

ただし、このレベルもせいぜい今日のシリア爆撃前の水準ですから
今日1日で行って来いの値動きだっただけで、レンジなんですレンジ。

レンジ相場とするなら、110円は買いで、、112円くらいまでは上値が
あってもいいと思うんだけどなぁ、、、、週末リスクも警戒されるでしょうか。

こんな不穏な情報もあるようです。

いま永田町で出回る「米軍が9日にも北朝鮮を攻撃」との怪情報
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170407-00069648/

9日って言うと日曜日。
東京市場オープン前にやめてーーーー。ってのが正直なところですが
よくよく読んでみると尾鰭はひれの噂レベル。今週末の心配はなさそうです(*´ω`*)

ただ、、、9日になくても、駐韓日本大使が今週突然帰任したことを考えると
近いうちには可能性があると考えておいたほうがいいと思います。

ということで、今日のドル円ロングは来週の買戻しに向けた短期ポジション。

来週の動きを見極めて、、、
Sellin Mayが意識される4月半ばに差し掛かりますので、
利食い千人力で行きたいと思います。。

そうそう、やはりリスク回避の動きにはなっているようで
米債が買われており、米10年債金利では2.3%を割り込む瞬間が。
日米金利差がドル円に及ぼす影響が大きいなら
ドル円はあまり上がらないということです・・・。

※米10年利回り



下ひげ蓄えて猛烈に戻ってくれるといいんだけどねぇ、、、

今晩の米株は、軟調です。
NYダウは24:20で26ドル安。

シリア爆撃で防衛関連が買われているようですが、
リスクは取り難いかな。雇用統計の数字を受けて金融株軒並み安。
リスク回避的なムードは否めませんね。
ただ、米株は引け際1時間で地合いがガラリと変わることもよくありますので
朝になって見ないとわかりませんが・・・。

**************

3月末中国の外貨準備高、微増の3兆90億ドル 

前月末に比べ39億6400万ドル増加。
2カ月連続増、前月に続き3兆ドルの大台を維持。

当局による資本規制の強化で人民元相場が落ち着いているため
為替介入のために外貨準備を取り崩す必要がなかったとみられます。

足元では中国リスクは声高に叫ばれる局面ではないのですが、
米中首脳会談次第では、、、、。

ということで、リスク点在のマーケットであることには違いないですね。
その中でいかにトレードするか、、、ホントくたびれます。。。

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