リスクイベントを通過するごとに巻き返しが大きくなっています。
25日は北朝鮮人民軍創建85周年ということで核実験実施のリスクが
警戒されていましたが、核実験は行われず。
これまでの核実験は午前10時前に実施されてきたため
10時を過ぎて実施されなかったことで、おそらく今日はもうないだろう、
という思惑が広がり東京市場でも買戻しが大きくなったようです。
しかし、ダウ平均がこんなに戻るとは。。。
今夜25日㈫NY市場でダウは21000ドル回復しています。
これは、明日26日に発表される予定の税制改革案への期待もあるんでしょうか。
ブルームバーグが米政府筋の話として、
税制改革案に育児控除を盛り込むよう要請すると伝わっていますね。
大統領選や北朝鮮問題などへの懸念が一服したことで、
本格化する決算に市場の関心がシフトしているという指摘もありますが
今夜はキャタピラーやマクドナルドから好調な決算が発表されており
いずれもダウ採用銘柄であることもダウ平均を大きく押し上げている模様。
今夜は指標も良く、センチメント好転に燃料投下となっています。
※3月米新築住宅販売件数 年率換算 62万1000件(予想58万4000件上回る)
しかし、ダウ、窓が二つも空いてます、いずれ埋める日がくるにしても、
この上げ方は尋常じゃない(;'∀')
乗り遅れた・・・。
米株急落で米株を拾うつもりでいる向きは多いと思うのですが
一向に買い場が来ない・・・20000ドル大台は新ステージスタートだった、と
見るべきなんでしょうかねぇ。。。
今夜日経平均先物も大きく上昇中。 下落前のレンジ回帰。
綺麗にトランプラリーの上昇幅に対して38.2%押し完了で反発です。
上昇トレンドは継続と考えて問題ない形。
次の焦点は明日26日の米国の税制改革案の中身。
もし、税制改革案期待が足元の米株上昇の背景なら、発表が出尽くしとなり
少し調整が来るというリズムかと思いますが、
今回の場合、フランス大統領選などで、過度にリスク回避となっていたため
その巻き返しの勢いで上がっているだけなら、それほど
税制改革案への失望で売られるということもないかもしれません。
北朝鮮有事は、記念日に行動を起こさなかったことを考えると
半島付近にまで出張っている米国側とにらみ合いが続くにしても
喫緊に戦火を交えることは考えにくく、ひとまず棚上げ状態。
(次のリスクは5月9日の韓国大統領選挙ではないかしら、、、
北側に有利な大統領が選出される機運ですが、この日に向けて
何か動きがあるかも。シリア爆撃のミサイルは59発。意味があるとかないとか)
ドル円は111円台。108円台のロングポジションは継続とします。
これも、ブレグジットの安値からトランプラリーでの高値の上昇幅の50%押しで
何とか下げ止まって反発となりました。下落トレンド完了とみていいんじゃないかな。。。
ポンド円とポンドドルロングも継続です。
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