2017年4月25日火曜日

仏大統領選 マクロン氏とルペン氏が決選投票へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170424/k10010958891000.html

フランス大統領選、
サプライズじゃない結果を受けての値動きがサプライズでしたねぇ~

為替市場で「窓開け」するって、なかなかないんだけど
(基本24時間取引なので、窓が開くことはあんまりない。
週末から週初の休日挟んでの取引ではたまに窓開けすることもありますが・・・)

フランス大統領選、ということで結果によってはEU離脱リスクを警戒していたわけです。
というとで、結果如何でユーロ解体のリスクにもつながるということで
ユーロ下落に備えた取引が膨らんでいたってことなんでしょうねぇ。

ユーロドル、ユーロ円が窓を大きく開けて上昇しました。

先週ユーロ円ロングをポンド円にスイッチした私は
地団太踏んで悔しい結果となったわけですが、
ポンド円も上がったのでまあいいか。

ユーロ円が急伸、リスク後退で、ドル円も急伸。
クロス円全般が大きく窓開け上昇となりましたね。
日本株も買戻し優勢で大きく上昇となりました。

24日㈪ 日経平均 255.13円高 18875.88円
    ドル円21日NY終値109.05 → 110.34円まで上昇
    ユーロドル21日NY終値1.0720 → 1.0896ドルまで上昇

さて、ここからドル円、クロス円を買いで追いかけてもいいのか、ってことですが、
いいんじゃないかな~って思ってます、ポジショントークでもありますが。

明日25日は朝鮮人民軍創建85周年記念日で核実験の可能性があるとして
今日24日の株価上昇、ドル上昇が楽観的過ぎるという指摘も多いのですが、
懐疑の中で相場は育つの域に入ってきたんじゃないかって。。

著名投資家ジョン・テンプルトンの言葉
「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、
       楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」

まだ確信はないですが。(だからこそ懐疑の中で育ち、、なんでしょうね)


また、4月28日に米国の暫定予算の期限が切れるのですが
予算をまとめきれないリスクを警戒する向きも。
28日までに予算が成立が出来ず、暫定予算の延長が認められない場合
政府機関がシャットダウンされることになります。
これを市場はほとんど警戒していないようにも見えますね。

その前の26日に税制改革案を発表するとトランプ大統領が表明していますが
足元の米株の底固さは、税制改革の進展を期待しているとの指摘も。

しかしながら、その内容が失望に終わるリスクも指摘されており、
失望にまでならないとしても、26日に発表されたら「セルザファクト」で
期待で買われた分が剥落して再度下落する可能性もないことはない。

経済は税制改革が焦点 期待先行の減税、26日発表 柔軟対応に「一貫性ない」批判も
http://www.sankei.com/world/news/170423/wor1704230042-n1.html

まだまだテールリスク満載です。
一番のリスクは北朝鮮有事勃発でしょうか(;'∀')
こればかりは予測不能ですし、現実となった場合のリスクオフたるや
想像を絶するものになる可能性は払拭できません。

だから、あんまり大きなポジションにはしていません。

おそる、、、おそるのロングです。
ドル円、ポンドドル、ポンド円のロング。

(でもね、自信満々のポジションより、こういう恐る恐る取った
小さなポジションのほうが上手く行くことが多いのが相場というもの)

ポンド円が育つポテンシャルが大きいと思っているので
押し目買いでこつこつ拾いたいと思案中。
140.32円でちょっと買い増ししました・・・。
明日、何もありませんように・・・・。
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