2017年5月23日火曜日

やはり、ユーロ上昇は新テーマとして熱いと思われます。

今日22日月曜はドイツのメルケル首相が
「ユーロは弱過ぎる。これによって独製品が相対的に安くなっている」と発言したことが伝わり、
ユーロが急騰。もともとドイツはECBの金融緩和に否定的ではありますが、
今週末のG7でトランプ大統領とも顔をあわせることを意識したのか、
それとも秋の選挙を意識し始めたのか。

ちょっとググれば出てきますが、2月20日にも
 「ドイツよりもポルトガルやスロベニア、スロバキアなどに合わせて策定されている。
もしドイツマルクが存続していれば、現在のユーロ相場と
異なった水準にあったのは間違いない」
と目下のユーロ相場がドイツにとって低すぎる趣旨の見解を示した、というニュースが。

2017年に入ってドイツの消費者物価指数は前年比2%前後を推移。
インフレ率がこれ以上上がるのも危惧されるということでしょうか。

フランス大統領選挙が無難に終わり、過度なリスクヘッジでユーロショートが
巻き返されたことに加えて、ECBの金融緩和にも出口論が盛り上がってきており
早ければ6月の理事会でフォワードガイダンス変更もあり得るとの予測も。

米国の利上げは2015年からのテーマであり、すでに食傷気味。
新味のあるECBのテーパリングのほうがHOTですよね。

ということで、こうした思惑が広がりファンド勢がユーロロングに舵を切り出したところに
今日のメルケル発言。ファンド勢は、さらにユーロ上昇に焦点を絞って
動き出したものと思われます。

一方で、せっせとユーロを売っているのが個人投資家。

ユーロの独走に黄色信号、全面高を阻む要因とは
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-05-21/OQ3D1B6K50Y901

|東京金融取引所が運営するFX(外国為替証拠金)取引所「くりっく365」によると、9日時点のユーロ・円の売り建玉は5万2813枚(1取引単位=1万通貨)と昨年9月以来の水準に拡大。昨年11月以来の水準までユーロ安が進んでいた4月中旬にかけては2万枚台まで減っていたが、ユーロ・円が上昇に転じると個人投資家の売り持ちは増え始めた。



さらにQUICKが22日に算出した前週末19日時点の店頭のFX9社合計(週間)建玉状況の
ニュースを拾ってみますと

主要通貨の対円買い比率(店頭FX9社の合計、週間、QUICK調べ)

    算出日  米ドル  ユーロ  ポンド  豪ドル   NZドル
     22日   65.9    33.1    46.5    82.4     83.2
     15日   60.3    35.2    46.6    80.0     83.1
     8日   59.6    39.0    45.5    79.5     80.8
   5月1日   61.7    38.3    44.2    78.0     84.2
     24日   68.1    49.2    54.0    80.9     83.2
     17日   71.8    55.3    64.5    81.6     84.4
     10日   66.7    51.4    64.0    81.5     85.0
   4月3日   67.4    47.8    54.1    78.7     83.0
     27日   70.6    42.9    61.5    80.1     83.7
   3月21日   67.6    40.6    59.8    74.8     82.8

買い比率=買い建玉/(買い建玉+売り建玉)※NZドルはニュージーランドドル。

という状況で、ドル円ロングはGW明けから増えてきている一方で
ユーロ円ロングは減少してきていることが解ります。
ポンド円もロング減少。欧州通貨を売る個人が多いということですね。

こうした売り手が消えない中で、ファンド勢がユーロ上昇をテーマにユーロ買いを
進めている状況で、個人のストップが燃料となってしまっているようです。

これを見て、ユーロ円ロングもまだ継続しようと思いました…。

ドル円が重いので、ユーロ円ロングからユーロドルロングにポジションを
シフトしようかと思っていたのですが、123.82円ユーロ円Lは温存。

加えてユーロドル相場でも1.1214ドルでロングポジションを作りました。

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重いのがドル円相場。。。

この週末に再び北朝鮮がミサイル発射というもの嫌なニュースでしたね。
これを受けて円が買われるという事象は東京時間に入る前の一時的なものでしたが
(慣れてしまうというのは困るニュースだと思いますが、、、)
心理的にリスクが取り難いという重しではあると思います。

そして明日はトランプ政権、予算教書・・・あまり期待はないですね(;'∀')

トランプ大統領が中東歴訪中で、ロシアゲート問題も一服したように見えますが
コミー前FBI長官の証言を控えて上値は限定的。

今夜は米国4月シカゴ連銀全米活動指数が予想0.11のところ0.49と
2014年11月来の高水準と良好な結果にもかかわらず反応せず。

ドル円ロングは112円くらいまで上がれば利食ってやめよう!と思ってるんだけど
112円までも上がってくれない(´;ω;`)

かといって、今週に限って言えば積極的に円買いとなるような材料も
希薄かと思いますので、もう少し粘ってみます。
それほど円高になるとは思っていないのですが、今は資金をユーロに集中させたい局面。

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ポンドドルも強いですよね。
ロングは手仕舞って仕舞っており、今は持ってないんだけど・・・。

英総選挙、与党保守党のリード縮小 公約発表受け=世論調査
http://jp.reuters.com/article/britain-election-poll-yougov-idJPKBN18I01K

今日はこのニュースを受けてポンドが売られる局面があったものの
下値は拾われて行って来い。崩れませんねぇ。

6月9日に控えた選挙、これを巡ってのニュースが材料視されはじめたので
ボラティリティは上がると思われます。

メイ首相率いる保守党の野党・労働党が独走してくれれば波乱はないのですが
支持率が低下すれば、ポンドが売られるというような。

でもそれで下がったところが買い場となって6/9に向けては
上がっていくような気もしますね。

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