2017年5月7日日曜日

GWあっという間に過ぎ去りました~
GW中のマーケット波乱はなくて、米株もドルも堅調推移。
さて、週明けからこの基調は続くでしょうか。

まずはGW中のイベントを振り返り~

◆5/3㈬FOMC 政策金利据え置き

経済リスクバランスはおおよそ均衡、労働市場は引き続き力強さを増している
緩やかなペースでの利上げがなお正当化されるとの認識を示しました。

第1四半期の成長減速について「一過性」のものである可能性、
6月利上げの可能性を残すものでした。

FOMCを受けて、ドルは特にオセアニア通貨に対して大きく上昇しています。

◆5日㈮米4月雇用統計

NFP非農業部門雇用者数+21.1万人(予想18.5万人)
失業率4.4%(予想4.6%)10年ぶり低水準

4月分NFPと失業率だけを見れば申し分ない絶好調な数字ですが
3月分NFPが9.8万人→7.9万人へ下方修正されていたほか
(ただでさえ悪い数字だったのに)

平均賃金の伸び 前年比2.5%(予想2.7%)を下回る
        前月分も2.7%→2.6%へ下方修正。

ということもあって、雇用統計を受けてドルは乱高下。
ドル高がどんどん進む!というような反応ではありませんでした。


こうしたイベントをこなして、金融政策としては
6月のFOMCでの利上げが濃厚なムードです。

CMEフェドウォッチでも6月利上げ織り込みは78.5%。

ということで、6月利上げ、そして年内あと2回の利上げ見通しに
大きな変更はないと思われる状況にあるなかで、
ドル円相場だけでみればドル高傾向ではあるのですが、
ドルインデックスを見ると、ドルは下落基調にあるんです。
というのは、ユーロが強いせいですが。

※ドルインデックス




どうもドルインデックスは2016年5月の安値から2017年12月の高値の
半年の上昇に対しての50%調整トライ局面に見えます。
となると、現在98.58のドルインデックスは97.87くらいまで下げる
可能性があるんじゃないか、、、ということで、
もうちょっとだけ、ユーロ高が続きそうな気がするんだけど、
そこで気になるのが、フランス大統領選決選投票ですね。

8日午前3時投票終了、東京時間には結果が出ていると思います。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/frenchpresident2017/

EU離脱を主張している極右のルペン氏の最後のテレビ討論も不評で
マクロン氏の優勢は変わらず勝利が濃厚となっているようです。

これで、ユーロショートの最後の踏み上げが来るか??!
ってな感じかな。

IMM 通貨先物ポジションを見ると5/2時点のデーターで
ユーロは1653枚にまで売り越しが減少しています。
前週比で19242枚もの売り越し減で、かなりのユーロショートが踏み上げに
会って処分されたものと思われます。
これが買い越に転じるか否か、、、

今年はフランス大統領選が去っても秋口のドイツの選挙、
そしてイタリアの総選挙の前倒しの懸念が
指摘されています。イタリア総選挙は予定では来年の5月までに実施
されることとなっているのですが、前倒しとなるか。
波乱要因としては支持率トップ「五つ星運動」が、ユーロ離脱を
掲げている点。(EU離脱ではなくユーロ離脱らしい)

でも、それらが警戒されるのは今週ということではないので
足元ではユーロショート処分の流れが継続するかどうか、
という点にだけ注目しておけばOK。
もう少しだけ、ユーロが買われる流れが続きそうですので
ユーロ円ロングは継続しています。

ユーロドルも上値が軽くなっていますね。
あ、でもレジスタンスラインが近いので、ここからのユーロ上昇は短命か?

※ユーロドル



そして、先週の不安材料としては原油の急落がありました。

※WTI原油日足


アジア時間で1時43ドル台にまで下落。
米国シェール生産の増産が上値を抑えてしまっています。
OPECが減産しても米国が増産している現実と
5月25日がOPEC定例総会で6月までの減産合意を延長するか否かが
テーマとなりつつあることから、減産催促相場となっている感じ。

これが再び30ドル台へと崩れてしまうと米株も崩れる懸念となり
あまりよろしくはない。しかし、先週の米株は堅調そのもの。

※ダウ平均日足



コモディティ市況はゴールドも比較的大きな下落となっていることから
6月利上げを意識した展開を先に織り込み始めているようなムードですが
さすがにやり過ぎの感。トレンドラインを割り込んでいるので
強い相場ではないのですが、原油などは下ひげが長いチャートを形成。
一旦は反発しそうですね。

原油が反発基調となるなら、ドル高も一服するんじゃないかなぁ、、
ユーロ高も続きそうだし、、、

※COMEXゴールド日足


ということで、雇用統計を受けても上値を大きく伸ばしきれないドル円は
週明けから若干修正局面に入るのではないか、という気がしているのですが
どうでしょう。ユーロ円、ポンド円はロングのままですが
先週はドル円を112.60割れでロングを全て手仕舞い、途転ショートに。
雇用統計前に112.34円で買い戻して、雇用統計後の値動きをみて
再び112.53円でショートしてしまっています(;'∀')



※ドル円日足



短期的にレジスタンスラインで反落してきていることと、
一目の雲の上抜けに失敗したことで、一度調整がある、という見立て。

ただし、短期的な調整があった後は再上昇となると思っていますので
今回の上昇の111.90円前後、38.2%押しの111.22円あたりでは
買い戻してドテンロングにしたい、、、のですが(;^_^A

そんなにうまくいくかな・・・・このまま上がってしまうかもしれません。
その時はサッサと損切りして、買いなおします。

押してくれたほうがきれい、という理由で足元レンジをイメージして
いるのですが、なかなか思うようにはいかないでしょう。

米株市場ではS&P500の個人の空売り比率が76%にも上っている、
という指摘があり、個人が踏み上げにあって米株が上昇を続けている
格好なのかもしれません。米株堅調が続くということは
週明けの日本株も期待していいでしょうし、
基本的にはドル円も堅調なんですよね。
だから、足元のショートメイクは、短期勝負、、、なんだけど・・・
 

S&P500チャートはめちゃめちゃ強い形だよね。
一旦調整があっても再上昇となれば新高値をつけそう・・・・。
今年はSellin Mayじゃなくて、夏から秋の下落なのかなぁ、、、



今週はスーパーサーズデー
英国の金融政策とインフレリポートなどが同時に発表されるため
ポンドが大きく動くと思います。
それまでにポンドをどうするか考えます。。。

今週の主なイベント。
FRB高官らの発言が相次ぎます。必ずしもドル高方向に
動くかどうかはわかりませんよ。。。(ポジショントーク



8日㈪ フランス大統領選挙決選投票明け

米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言    米国
米)メスター:クリーブランド連銀総裁の発言

9日㈫

米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言
米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言

10日(水)

欧)ドラギECB総裁の発言   
米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言


11日㈭

NZ)RBNZ政策金利&声明発表&ウィーラーRBNZ総裁の発言

英)貿易収支
英)鉱工業生産/製造業生産高
英)スーパーサーズデー
・BOE政策金利&声明&資産購入枠発表
・BOE議事録公表
・BOE四半期インフレ報告

米)ダドリー:NY連銀総裁の発言    米国
米)新規失業保険申請件数
米)生産者物価指数&【コア】

12日(金)   

独)第1四半期GDP【速報値】   
米)小売売上高&【除自動車】   
米)消費者物価指数&【コア】

米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言
米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言
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