2017年6月15日木曜日

14日注目のFOMC通過で現時点(AM5:30)の通貨インデックス


色々な通貨インデックスでヒゲ出現。

よってキウイドル、カナダドル、ユーロドルのロングを手仕舞い。

ドルインデックスチャートは確かにまだ弱気。
61.8%押し水準で抵抗にあって反発気味ですが、
大局で見ればまだまだドル売りのイメージ。



ただ、ドル円チャートは割と重要な節目で下げ止まろうとしているのよね。
ブレグジット安値から、118円台までのトランプラリーの高値の半値押し。
丁度50%押し水準が108.80円近辺にあって、ここで下げ止まるかどうかテスト中。
200SMAを割り込んでいるので、200SMAが頭を押さえている格好ですが、、、。
まだ強気できる形ではないのですが、109円割れ水準は買っていいのかもしれません。

そこまで下げていた時には食事中で買えなくて、今小幅反発を見て手が出ないって感じ。

ていうか、FOMC前に下げてしまってましたよね。

◆5月米小売売上高(前月比) ▼0.3%(予想 0.0%・前回 0.4%)
  5月米小売売上高[除自動車] ▼0.3%(予想 0.1%・前回 0.3%)

小売りの数字が、、、マイナスです。
1年4カ月ぶりの大きな落ち込み。
自動車の購入やその他の裁量支出が減少しています。

これを受けてドル円相場すでに109円割れ示現。


◆そして迎えたFOMC

①市場予想通り 0.25%の利上げ
②年内さらに1回の利上げ見込み
③2018年中は3回の利上げを見込む
④年内に資産圧縮開始を発表

米国債

毎月60億㌦圧縮、3カ月ごとに圧縮幅を60億㌦拡大、
1年かけて最終的に月300億㌦圧縮

MBS

毎月40億㌦圧縮、3ヵ月ごとに圧縮幅を40億㌦拡大、
1年かけて最終的に月200億㌦圧縮

さて、これは極めて慎重でゆっくり、とみるか
意外と粛々とやるじゃん、とみるか、判断分かれそうよね。

なんてったてFedの資産は4.5兆ドルもあるわけで、、、。

しかし、これを受けて金利が上がっていません。

市場はタカ派的とは見ていないということか。
金利急騰を招いて株価が崩れることがリスクとされている資産圧縮ですが
今日の発表ではダウは堅調、最高値更新しています。
ただし、先週末9日に大きく売られたナスダックは今夜も崩れていますが、
これはグロース株からバリュー株へとリバランスが起こっていると
解釈すればいいのかもしれません。


ナスダックが崩れれば日本株でもハイテク、新興銘柄は売られると思いますが
ダウの堅調な値動きをみればそれほど日経平均が大きく売られるイメージもなくて
だとすれば、半値押し水準で下げ止まっているドル円も買いじゃないかなぁという
そんな気がするんですが、、、。ということで109.54円でドル円ロング。
108.80円割れで止めます。


※10年債利回り 


米金利が上がらないということで見れば、日米金利差拡大という材料をバックにした
ドルロングはできない局面なんだけどね。

しかし、米国は利上げ+バランスシート縮小にまで踏み込んでいるのに金利が上がらない。
これ結構、根が深いかもしれません。
ボラが小さいながら株の上昇は続区ということでもあり、それ自体は歓迎ですが。。。

キウイとかカナダ、ユーロもテーマとしてはまだ面白いと思いますので、
下がったらまた買いたいなぁと思っています、いったん手仕舞いということです。
カナダは利上げ示唆、ユーロも出口模索ということで
よりフレッシュなテーマに資金は流れていくと思うので、、、。

米金利が上がらないということは、他通貨が上昇していくというのが
大きな流れとなりそうですものね。押し目待ち。

日本はまだ出口模索は時期尚早というのが現在の日銀のスタンス。
ということで、円は買おうと思っていません。
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