2017年6月15日木曜日

BOE(イングランド中央銀行)の金融政策発表きっかけで
ドル円が上昇するとは予想してなかったな…。
109.54円でドル円ロングしていたので、結果オーライだけど。

昨日のFOMC、、、というより、その前に発表された小売り売上高の数字で
108円台まで下落していたドル円相場、今夜110円台回復してきています。

15日東京時間のドル円相場は冴えない展開で109円台半ばをウロウロしていました。
元FBI長官のモラー特別捜査官がトランプ米大統領を司法妨害の疑いで捜査との
ニュースを嫌気して109.30円台と円高となる局面も。

しかし、BOEきっかけでポンド円主導で、ドル円も連れ高に。
ヘッドラインを見たとき何故ポンドドル、ポンド円が上昇しているのか
理解できなかったのですが、、、

・政策金利を0.25%に据え置き決定
・資産購入枠を4350億ポンドに据え置き決定

だって、据え置きじゃない。

しかしMPC議事要旨を見て合点がいきました。

「サンダース、マカファーティー、フォーブス委員が0.25%の利上げに投票 」

議事録で、政策金利の据え置きが5対3で決定されたことが判明したのです。

前回は7対1。つまり利上げ主張はたったひとりでアウェイだったのですが
今回は利上げ主張が2人増えて3人に。5対3での据え置きだった、ということで
政策転換、つまり利上げ開始時期はそう遠くないというムードに。

足元ではメイ首相が前倒しで実施した下院総選挙で与党が議席を減らすなどの
ゴタゴタで、英国経済の先行きを警戒する声も強まっていて、
私も週初月曜にはポンドショートしていたくらい。
(失敗してすぐに撤退したけど)

しかし、英国も利上げが視野に入ってくるとなると
ポンドを売り目線で考えるシナリオは修正でしょうか。
マーケットは常にフレッシュなテーマを主軸にしたがります。
米国の利上げ、だけじゃなくて資産圧縮が示されても、ドル金利が上昇しないのは
このテーマはすでに2015年から3年目に入っているということもあって
新鮮味がないのよね。すでに市場には織り込まれてしまっています。

ECBやBOE(そういえばカナダも)の出口が近いとなれば、
やはりこれを新たなテーマとしてファンド勢がユーロやポンド買いを
仕掛けてくる可能性は大きいでしょう。カナダは買うというよりショートの買戻しから。

となると、米国が利上げ実施中、欧州も英国もいよいよ出口に向かう中で
主要国で絶賛緩和中なのは日本だけ。
おのずと円売り再開となるんじゃないの、、、と思います。

これを織り込みに来ているのが、今夜のドル円の上昇でしょう。

そして今夜発表された一連の米指標も好感されて、ドル一段高となっている模様。

先週分新規失業保険申請件数:23.7万件(予想:24.1万件、前回:24.5万件)
6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:27.6(予想:24.9、5月:38.8)
6月NY連銀製造業景気指数:19.8(予想:5.0、5月:▼1.0)
5月輸入物価指数:前月比▼0.3%(予想:▼0.1%、4月:+0.2%(+0.5%から修正)

しかし、日足で見ればまだ200SMAの下に位置しており、ここを抜けてこないと
強気できないのも事実・・・・。
今夜あまりにも急反騰して、昨日の小売売上高が発表される前の水準を
回復してきたので、109.54円ロングは半分利食い。
また110円を割り込んだら買いなおすことにします。
半分維持するのはこのまま上昇する可能性もあるかな、、、という淡い期待。
というのも、ユーロドルが調整入りしているので、ユーロ下落でのドル高の
支援材料もありそうです。ユーロは中期的にはまだ買いだと思いますが、
さすがにファンド勢は一気にショートからロングに傾き過ぎて
足元ではちょっと過熱感が出ていました、押し目を拾うスタンスで。

利上げの可能性が出てきたことからショートカバーで上昇中のカナダ。
上記の理由からカナダ円も面白そうです。
一目の雲上抜けを試す位置にきている日足チャート。
82.90円でカナダ円もロングしてみました。

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今日はオセアニア通貨にも材料が。

NZの1-3月期GDPは前年比2.5%と予想(2.7%)を下回ました・・・。
3四半期連続の低下となったことで、NZドルは売り優勢。
キウイドルロングは昨日手仕舞いして正解。
もう少し調整は深くなりそう・・・。

一方、豪州5月失業率は5.5%と改善、就業者数も+4万2000人と予想から大きく上振れ
豪ドルが買われました。。。がその後乱高下、買いは続かず。

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