2017年6月1日木曜日

なんで今日日経上がってんの・・・・。

昨日(5/31㈫)はダウ平均20ドル安。
ドル円相場もNY時間に110.50を割り込むとこまで円高気味だったのよ。

※5月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が55.2(予想57.0 前回58.0下回った)
 4月米住宅販売保留指数も予想 ▼1.3%(予想0.5%:前回▼-0.9%より悪化) 

センチメントは決して強くない、と思われましたが、
6月1日木曜、日経平均は200円を超える大幅高です。
ドル円が、110.50割れからはいくらか反発しているとはいえ、
以前110円台での推移にもかかわらずです。

こうした値動きのヒントは、、、
31日㈫の日本株市場、ラストたったの1分で1兆円もの出来高となった
MSCIリバランスにあるのかもしれません。

MSCIはモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナルの略で
世界的に有名な株価指数です。日本株投資におけるスタンダードなインデックス。
連動するETFや投信も存在するため、MSCIの構成銘柄に採用されれば
パッシブファンドの投資資金がその銘柄に機械的に流れ込むとして
そのリバランス(銘柄入れ替え)の時期には注目が集まります。

MSCIは年に4回銘柄入れ替え、リバランス作業が実施されます。
2月、5月、8月、11月。月中に入れ替え銘柄が発表されて
月末最終日に買い付けが行われます。
今回の場合16日に入れ替え銘柄が発表になっていましたが、
昨日31日の大引けラスト1分に機械的な組み換えの売買があった、とみられます。
その規模1兆円に上るとか…ついていけません💦

これが狼煙、、、ということではないんですが、
今日から6月1日。日本株は今年に入って東芝問題や北朝鮮リスクに揺れて
機関投資家らがアンダーウェイトだと指摘されています。

これは大倉キャプテンも指摘していますね。
日本株はリスク警戒から持ってない(=アンダーウェイト)

むしろリンク債などの仕組債の影響もあって
売り手に回っている向きもあるんじゃないの・・・。

新年度入りして慎重姿勢を続けてきた結果
日本株物色してこなかった機関投資家らが、6月にはいって一斉に
リバランスの買いに動いている、と指摘されています。

GIの金ちゃん情報によると、カレンダー替わりのタイミングで
日本のアンダーウェイトを調整するための
日本株買いを一斉に行っている模様で、
為替の水準とか全く関係のない投資マネーが動いているということのようです。

そ、そんなにわかりやすく動くんですか。。。。

直接MSCIリバランスと、今日の機関投資家らのポートフォリオ
リバランスの日本株物色とは関係はないんだけど、なんかこう、
弾みがついた、という意味ではマーケットがそういう方向に行く
シグナルだったんじゃないかって気がして、昨日の大引けをみて
今日上がる、ということに何故気が付かなかったのか、と反省しています。

毎回MSCIリバランスの影響でそうなる、ということじゃありませんよ。
あくまで銘柄の入れ替えですので、上がるものと下がるものがあり
(外された銘柄は下がってしまうリスク)
日経が上がるか下がるかという事とも関係はありません。

まあ、日本株全体のセンチメントが重要ということで
相場の流れを敏感に感じられれば今日の日経上昇も読めたはず、
ってことです。

大事なのは、機関投資家らが日本株を
オーバーウェイトなのかアンダーウェイトなのか、という視点。
ポートフォリオリバランスするときに何が起きる可能性があるのか、
ということを事前に予測しておけるかどうかは重要です。

大倉さんは日本株はアンダーウェイトだから上がる可能性が大きいって
このところずっと指摘していましたね。

大和証券の木野内氏のレポートにわかりやすい記述が。

機関投資家らの資産運用の資産ウェイトは通常固定的ですが
タクティカル・アセット・アロケーション(戦略的資産配分)と呼ばれる
運用手法では審判にウェイトの変更が行われるそうです。

月末や月初に定期的に資産ウェイトの見直しを行うファンドでは
株式のファンダや経済指標などを元にモデルに即した機械的変更と
なりやすく、現在の日本株は割安で業績もいいことから日本株の
資産増加となりやすい、、、ということだそうです。


しかし、日本株はこうした事情から上昇しても
対外投資じゃないので為替はちっとも動きません~ドル円は110円台をウロウロ。

今夜はADP雇用統計、ISM製造業景気指数などが予定されています。

また、米CNNがコミー前FBI長官は早ければ6/8にも上院情報委員会の
公聴会(議会証言)に出席する可能性があると伝えています。
来週木曜ですか・・・。

すでに米国株式市場はロシアゲートの急落を取り戻しており、
トランプ大統領リスクというのは無視して動いているようですが
ノイズ的にボラティリティを作る材料となるかもしれません。

ドル円ロングは布団かぶって見ています(笑)
それと一昨日手を出したキウイ円もまだホールド中。
キウイについて詳しくはまた今度。

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やっぱりユーロが強いので昨日はユーロドルとユーロ円に飛び乗り。

ユーロ円124.18円 ユーロドル1.1186ドル

やはりECBの緩和終了を期待する向きの買が旺盛なようで。。。
別段新しい材料はないですが、テクニカル的に一度調整がはいらないと
買えないといったこの水準で売りが膨らむとショートカバーが盛大になりそうで
その場合、押し目を作らずの上値更新の可能性もありそうな予感。

※材料ないってことはなかったですね(;'∀')追記

5/31発表された
5 月のユーロ圏 HICP速報値 前年同月比+1.4%(前月+1.9%から大きく低下)
昨年12 月以来の低い伸び。

コアインフレ率は+0.9%で こちらも4 月+1.2%から低下。
コアインフレはECBが重要視していますので、テーパリング議論後退の一因かと。
にもかかわらず、ユーロは堅調(というか、ドルが軟調)
ユーロ上昇の流れは継続しています。

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