今日は109.10円まで下値がありました。
110円台には機関投資家らの買が並んでいたはずですが
そこそこ買っているようなのですが、それよりも売り圧力が大きいようです。
この下落で4月24日の窓を埋めちゃいました。
114.35円まで上昇した相場が109円台の窓を埋めるところまで下落するとは…。
※ドル円日足チャート
米金利が一向に上昇してこないことも背景ですが、
米長期債利回りチャートも窓埋め完了。
※米10年債利回りチャート
しかも1.3%の最低利回りから今回の天井2.6%の38.2%押し完了。
この辺で利回り低下も止まってくれないと。。。って感じよね。
サウジアラビアなど一部アラブ諸国がカタールとの国交断絶に踏み切った問題で
一部ファンド勢が日本株を手仕舞い、円高を誘引したとされていますが、
米情報機関は、ロシアのハッカー集団がカタールの国営メディアのシステムに侵入、
偽ニュースを仕込んだ、との報道も。
サウジアラビアは断交の理由としてこの偽ニュースを挙げていた模様で、
これが事実なら、相場は戻してくれてもいいんだけど、戻らない・・・。
しかし、米国も日本もフェイクニュースというか、報道の真偽が問われる時代。
どのような意図でどこから出てきたニュースかを確認できぬままに
アルゴやAIでマーケットが大きく動くリスクって今後もあるんでしょうね。
厄介な時代ねぇ・・・。
まだこの件はどのように帰結するのかわかりませんが、
リスク拡大というムードでもありませんので、あまり気にしなくてもいいのかもしれません。
そして明日(今日になっちゃった)がリスクイベントが重なる注目の1日となります。
ECB理事会を控え、ユーロが乱高下してます・・・。
ユーロ圏当局者がECB理事会の経済予測草稿で
CPI上昇率は2017、2018、2019年にそれぞれ1.5%程度になると発言したことに反応。
前回3月のスタッフ見通しでは2017年1.7%、2018年1.6%、2019年1.7%でしたので
1.5%へとインフレ低下となる見込み。これでECBの出口はまだ先という反応になったのでしょう。
ユーロドルは1.1270台から1.1205近辺まで、
ユーロ円は123円台前半から122.63近辺まで急落したのですが、
その後V字反騰となり、再下落、、、と乱高下中。
今夜出てきた草稿は8日の発表まで最終版ではない、としているということもあって
思惑が交錯しまくっている模様・・・。
こんな値動きにいちいち反応していたら、ボロボロになっちゃうわ(;'∀')こわー
私は何もしていません~
むしろ、明日、ユーロ上がるんじゃないかと思ってます。
根拠はないのですが、チャートの値動きからそんなムードが。
明日のECB理事会、今夜以上に動きそうですね。
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コミー元長官の証言も、期待されるほどの波乱はないとの観測。
米株が崩れることを警戒する向きもありますが、無風通過となれば上昇する可能性も。
これも蓋を開けてみなければわかりませんね。
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そして英国下院選挙ですが、明日というより9日早朝にならないと結果は出ないでしょうか。
ヘッジファンド業界では、8日の英総選挙がどんな結果になっても、
ポンドは新たな下げ局面に突入するとの予想が根強いとの報道も。
選挙の行方に関係なく、ブレグジット問題が英経済の成長を押し下げると指摘されています。
チャート的には上がりそうな気もするんですが、
今夜のユーロの値動きとか見ていると、選挙の出口調査などで乱高下する可能性は高く
(機械が瞬時に相場を動かす時代ですからね。。。)
むやみにポンドに触らぬ方が吉かと思っております。
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今日は豪ドルが上昇しましたね。
午前10時30分に発表された豪第1四半期GDPが、前期比0.3%増、前年比1.7%増
前期比は事前予想通ですが、前年比はわずかに事前予想を上回ったことが
豪ドル買いにつながっているようです。
買い、、、というか、中国格下げや鉄鉱石価格下落を嫌気してショートしていた向きの
買戻しじゃないかという気がしますが、米金利が一向に上昇してこない中で
オセアニア通貨の金利が相対的に魅力である、ってことかもしれません。
かといって、中国景気が冴えず、鉄鉱石価格が下落基調にあるままでは
豪ドルがこのままトレンド化して上昇できるとは思えませんが、、、。
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