2017年6月9日金曜日


市場関係者の間では有名なブルームバーグの記者、日高氏の記事で
東京時間にリスクオフ気味にマーケットが動く場面がありました。

金融ライター高城氏のつぶやき。
https://twitter.com/takagifx



記事はこれ。

日銀:出口論は「時期尚早」から「説明重視」に-関係者
https://goo.gl/vDEy8I

関係者って誰やねん~ってことで、この報道には市場関係者も怒り心頭。

まとめサイト参照。

だから関係者って誰?
Bloombergの「日銀、出口論は時期尚早から説明重視に」記事がまたマーケットを撹乱

http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65869693.html

こんな記述もありますね(;'∀')

※毎回≒過去の主な日高ショック

・日銀関係者って誰?Bloombergの「日銀の追加緩和は逆効果」記事でマーケットが激しく乱高下(2015年2月12日)

・複数の関係者って誰?Bloombergの「金融機関への貸し出しにもマイナス金利検討」記事がマーケットを撹乱
(2016年4月22日)

・Bloomberg「日銀内に広がる持続可能性への懸念、量的・質的金融緩和-関係者」(2016年7月21日)


マーケットを攪乱する記事を飛ばす常習者って認識の日高氏。
こんな材料で60銭くらいドル円が落ちちゃった。

でも、その前までドル円相場は下値を切り上げていて
下げ止まりの様相を呈し始めていました。
台無しですが、これはチャンス?!と、直後に反発してきた109.56円で
ドル円ロング。日経平均CFDも19985円でロングしています。
109円まで落ちてきて、4月の窓も埋めたことですし、
10年債利回りチャートも窓埋めしているし、、、ってことで。

その後のECB理事会やコミー元FBI長官証言リスクもないわけではないですが
その前にカタール問題で先に下げていましたし、
キウイや豪ドルなどが上昇している値動きを見ていると
決してリスクオフ相場、という感じではないので。


そしてECB理事会では、昨日草稿段階でも出ていましたが
インフレ率は引き下げられていて(昨日の段階よりちょっと悪い)
これはネガティブ材料ですが、

※HCPI見通し
 2017年 1.5%  [3月時点1.7%],
 2018年 1.3%  [3月時点1.6%]
 2019年  1.6%  [3月時点1.7%]

昨日の草稿では2017.2018.2019年ともに1.5%に引き下げられていましたが
2018年が1.3%というのは、、、随分慎重ですね。

一方でGDP成長率は引き上げられていたり。。。
こちらはポジティブ材料ですね。

※GDP成長率見通し
 2017年 1.9%  [3月時点1.8%],
 2018年 1.8%  [3月時点1.7%]
 2019年  1.7%  [3月時点1.6%]

テーパリングに関する議論はなかった、ということですので
この点は失望なのですが、

金利が現行以下に下がり得るという文言をガイダンスから削除。
金利が長期にわたり現行水準にとどまるとの言い回しに改めたことや
会見で、ユーロ圏の成長見通しに対するリスクは「おおむね均衡している」
と従来の「リスクは下向き」の文言から変更したことなどを見ると
慎重姿勢を崩してはいないものの、出口への布石を感じさせるものでした。

ECB:追加利下げ示唆するガイダンスを削除-出口に向かって一歩
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-06-08/OR89XZ6JTSE901


ECB理事会を受けユーロは乱高下。
どちらかというと発表前より下落気味の推移ですが、
大きく崩れるという感じでもないですね。

ユーロ上昇トレンドは継続、とみていいのではないでしょうか。
むしろ、この押し目は拾う場面じゃないかと、、、


ただ、今夜は英国下院選挙もあり、欧州通貨くくりは積極トレードしたくない。

9日朝6時すぎには出口調査が発表され、午前中には大勢が判明する見込み。
ただ、波乱ならむしろポンド上昇との予想もありますので、
難しいとこよね。

英総選挙で波乱なら、長期のポンド予想押し上げも-穏健な離脱観測で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-06-08/OR7OER6S972801

保守党が振るわない結果に終われば、ポンドの先行きには朗報
~欧州単一市場へのアクセス維持や移行期間を設ける穏健な欧州連合(EU)離脱の見通しも強まるとみられる。そうなれば選挙を巡る騒動が落ち着いた後にトレーダーの強気を支える理由になり得る


今まさにコミー元FBI長官が証言に立っているようですが、
ダウ上昇中。史上最高値更新しています。

トランプ氏に不利な決定的な証言は出てこないムード。
またしても今回の3つのリスクイベント、
結果的に買い場だったということになるかも。

まだ英国選挙が残っていますが、、、。

ユーロ円124.18円 ユーロドル1.1186ドル
キウイ円78.80円ロングも継続。

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NOTE

◆財務省が8日発表した5月の対外及び対内証券売買契約などの状況
海外投資家は日本株を2カ月連続で買い越した。買越額は6880億円。

◆発表の1~3月期の国内総生産(GDP)は下方修正
名目GDPは前期比0.3%減。速報値の0.0%減から引き下げ。実額は537兆円。

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