2017年6月12日月曜日

今週のヤマは何と言っても14日の米FOMCですが、
これまでに見られたような、
FOMCでの利上げ前の織り込みのドル高が起こっていません💦



これによって、利上げした際のセルザファクト、事実売りが起こらないとして
あまりドル円が下がらないとみるか、
発射台が低くても、やはり利上げ後はドル売りとなるため、
今週はドル円下落リスクが大きいとみるか、
見方は分かれていますねぇ。。。

そもそも今回の利上げだけが焦点ではありません。

その後、9月.12月と年内の利上げは継続的に行われるのか、
バランスシート縮小の議論とその実現のタイミングなどが
金利を動かす材料となってきます。6月利上げがほぼ確実視されている為、
マーケットはその先を材料視するということです・・・。

政策を予測しても意味がありませんので、値動きの対処を考えておきましょ。

ドル円は6/7水曜の109.10円近辺で下げ止まったように見えます。

日足レベルではまだチャートは弱いんですが、1時間足から下の時間軸では
トレンドは上向きに好転してきています。
4時間がまだ綺麗な下落トレンドではありますが・・・。

4月のフランス大統領選、北朝鮮有事リスクを前に売り込まれた108円台から
窓を開けて上昇して114円台まで上昇していたドル円相場。

この窓を先週までの下落で埋めていますので、
(米10年債利回りチャートも同じく窓埋め)
個人的には窓埋め完了で上昇転換となることを期待。

14日までにドル円がうまく上昇してくれればFOMC前に手仕舞って逃げておきたいですね。
そしてFOMCで下落することがあれば、今年の安値となっている108円台まで引き付けて
再度買いなおす、というようなトレードができればいいのですが、
そんなにうまくいくかどうか(;'∀')

現状のドル円相場は、米利上げには米金利が反応鈍くなってきていることから
日米金利差からのドル上昇は期待が持てない環境になってきているのですが、
かといって積極的に円を買わねばいけないほどのリスクはそれほど多くなく
(北朝鮮有事が重くのしかかっているのかもしれませんが)
110円前後では日本の機関投資家らのドル買いが出てくるため
(結局外債投資しなくては収益があがらない、
 円高となればM&Aも積極的に動きが出てくる)
それほど大きな円高にもなりにくい、、ということでの膠着相場です。

ただ、マーケット関係者の中には9日㈮週末のNY株式市場の動きを気にする向きも。

※これは米国の代表的なインデックス、ダウ、S&P500、ナスダック総合指数のチャート。


あれれ、ナスダックどうしたの?!

ダウ工業株30種平均 21271.97 + 89.44 (+ 0.42%) 21305.35 / 21159.45
ナスダック総合指数  6207.92 - 113.85 (- 1.80%) 6341.70 / 6137.68
S&P500     2431.77 - 2.02 (- 0.08%) 2446.20 / 2415.70 

大きく下げた銘柄群を見てみると

クラウデラ -15.6%
エヌビディア -6.5%
アプライド  -5.7%
マイクロン  -5.7%
ネットフリックス -5%
AMD    -4.8%
アップル   -3.9%
アルファベット-3.4%
フェイスブック-3.3%
アマゾン   -3.1%

IT銘柄群が下げているんですね。
ダウ採用銘柄はアップルだけ。
ということで、構成銘柄にIT関連銘柄が少ないダウ平均はむしろ上昇していた
という値動き。こうしたギャップはITバブル期には頻繁に見られたそうですが
近年はあまりなかったですよね。

トリガーはこれと言ってないんだけど、

①年内投入予定の新型iPhoneに搭載されるモデム半導体のダウンロードの速度が、
競合他社のスホに劣るというブルームバーグ報道がアップル株の下落を誘引した、とか、
②よって新型iPhone発売時期が遅れるとの観測レポートが出ている、とか、

③ゴールドマンが「インフレ圧力が無い中、フェイスブック、アマゾン、アップル、
マイクロソフト、アルファベットは消費安定株よりさらにボラが低くなっている」
と指摘した、とか

④空売り投資家のシトロン・リサーチが米画像処理半導体(GPU)の
エヌビディアを割高と指摘するリポートを配信した、とか。

これらの材料が複合的に利食いを促し、IT銘柄全般に利食いが波及した
という感じですね。まあ、チャートをみればどこかでガス抜きは欲しかったところ。

下げてくれないと買えないじゃない。
だから、ファンドも一度手仕舞ってまた下がったところで買うんでしょう。

今週のFOMC控えて、ということでもあったんじゃないかなぁ。
チャート形状から比較的調整が大きくなるリスクは否めませんが
これで米国景気拡大は終わり、株価は天井、ということではないと思いますので
むしろ、調整が深ければ深いほど買うチャンスです。

浅い調整で終わって再上昇されると、手も足もでませんね。
やっぱりSellin Mayだったじゃないか、というような大き目の下落は
歓迎です。ダウも一緒に下げてくれればダウCFDを買うチャンスです。

(安値は引き付けたいですけどね)

その時にドル円相場が今年の安値108円で止まってくれるかどうか、、、ですね。

米株が比較的大きな調整を強いられる場合は105円割れもあるかもしれません。

今週はFOMCと米株の動向注視、ですね。

今週の主な予定 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=374360  さんから

13日(火)
独ZEW景況感指数(6月)
英消費者物価指数(5月)
英生産者物価指数(5月)
米生産者物価指数(5月)
OPEC月報

14日(水)
中国小売売上高(5月)
中国鉱工業生産(5月)
米小売売上高(5月)
米消費者物価指数(5月)
米FOMC、経済予測公表、イエレンFRB議長会見

15日(木)
豪雇用統計(5月)
英中銀政策金利
スイス中銀政策金利
米鉱工業生産(5月)
米NY連銀製造業景況指数(6月)
米新規失業保険申請件数(10日までの週)
ユーロ圏財務相会合

16日(金)
日銀金融決定会合結果、黒田日銀総裁会見
米住宅着工件数(5月)
EU財務相理事会
ダラス連銀総裁、講演

18日(日)
仏国民議会下院選挙決選投票

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