2017年6月13日火曜日

先週末のダウ上昇よりナスダック下落に反応したか。。。
週明け12日月曜日経平均は▼104.68円 19908.58円
ドル円相場も夕刻再び110円割れとなりました。

先週の日高ショックで109.56円でロングしたドル円ですが、
先週110.70円台まで行ったところで手仕舞うことが出来れはカンペキでした💦
今日109.94円で撤退です。一応利食いですが、こんな結果望んでなかった(笑)

4時間足の形が綺麗に売りトレンド形成していて、これ下手すると108円方向。
というか、場合によっては105円か…。そこまで下がればまた買うんだけど、
やっぱり今週のFOMCはリスクかも。
利上げ織り込みで、FOMC前にドル高になっていないのも発射台が低くて嫌なんだけど、
これまでと違うのは、テーパリング開始時期がテーマとなりつつあることね。
注目ポイントは6月利上げは確実なだけに、市場は年後半の追加利上げとテーパリングに
移っちゃってるので、9月12月のFOMCでの利上げ見込みが薄い内容だと
ドルは更に弱含むリスクがあるような気がします。

また、テーパリング開始は金利の急騰を招くリスクがあり、
その場合ドルは一時的に急伸するかもしれませんが、金利急騰は株式市場の下落を
誘因する可能性が大きく、結局は株安でドル円下落のリスクも。

Fedがどのような形でテーパリングに言及してくるか、という点は
今週のドル円相場にとっても、大きな材料となると思われ、
結局上がるにしても、乱高下するリスク、下値を切り下げるリスクは否めないかも、、、
ということで、いったんドルロングは撤退。
ドル円が弱いとなるとクロス円も不安。
ということで78.80円キウイ円Lは79.22円で止めています。微益に終わる。
ユーロ円は華麗に損切り。
キウイドル0.7152ドルL ユーロドル1.1186ドルLは継続。

そして今日はどうもポンドが弱く、ポンド円がさらに下がるチャートになっているので
ポンド円をショートしました。139.50円割れからショートを作っています。
チャート形状を見るに、、、売り参戦遅すぎたかな、、、とも思うんだけど
先週はまさに8日英下院選挙があったわけで、選挙結果を受けてどう動くか
よくわからなかったので、解らないときには手を出さないということで見送っていました。

結果、どの政党も過半数を獲得できない「ハングパーラメント」状態となり
英政局の不透明感が増したことや、結局ブレグジットは英経済に悪影響をもたらすだろう、
という事実は不変であることから、ポンド売りがテーマとして再開した可能性がある、と判断。

もし、ポンド売りが新しいテーマとしてスタートしているとするならば
4月安値の135.50円台が最初のターゲット、その次は昨年のブレグジットショック以降に
付けた安値125円台までの下落の可能性あり、とみれば、139円からのショートは
決して遅くないと思いまして。。。

今年の英経済成長、足元の政局不安が影響へ=S&Pエコノミスト
https://jp.reuters.com/article/britain-election-s-p-idJPKBN1930YG

英経済 低生産性など先行きに暗雲 総選挙結果にかかわらず
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/170608/mcb1706080500023-n1.htm
 
~低賃金労働者の増加といった労働市場の大きな変化だ。家計の実質所得の減少を招く~
失業率はおよそ40年ぶりの低水準だが賃金が安く、保証も少ない。
最低労働時間が保証されていない労働契約「ゼロアワー契約」が急増。

~英国の生産性は先進7カ国(G7)の平均を依然として約16%も下回っている。

ポンドショートを作ったからネガティブなニュースばかり集めてみました。
みたいになってますが、今ポンド強気の見方って少ないのね・・・。
それはちょっと嫌だけど、、、。

政権発足に時間がかかり、再度の選挙につながるリスクも懸念されているようですね。
英国は2年間のEU離脱交渉を月内に正式に開始する予定でしたが、最悪の場合、
年内にもう一回選挙が行われるかも、、、なんて指摘もあって、
これが一番ポンド売りを招く材料になるかもしれません。
なんてったって、市場は不確実性を嫌いますから。

ということで、ドル円ロング、クロス円ロングを止めて、新たにポンド円ショート。
ドルストレートでキウイ、ユーロがロングです。

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