来ましたねぇ~今回はユーロ主導での上昇です。
ユーロ上昇→ドル安→ユーロ以外のカナダドル、ポンドドルなどもドル安によって上昇
→カナダ円、ポンド円などクロス円が上昇→ドル円も上昇
と、今回もクロス円がドル円を引っ張った印象。
FOMC後、利上げとバランスシート縮小が発表された割には
なかなかドル円が上がらなかったのに、翌日に英国の利上げ思惑の高まりで
ポンドが上昇したことで、上記サイクルでポンド主導でのクロス円上昇が
ドル円を108円台から111円台まで引き上げたのと同じような構図です。
何がきっかけでドル円が上がるかわかりませんね(;'∀')
教科書的に考えれば、ユーロ上昇はドル安ですからドル円も下落なんだけど。
※通貨インデックス一覧
ドル安、円安、ユーロ高、カナダ高、ポンド高
オセアニア、豪ドル、キウイドルは上がったけど今夜の上げが
騙しになって下落しそうな気配ですが、、
今夜はユーロが主導。
ユーロドルは、昨年9/8以来の1.13ドル台へ
ユーロ円は、昨年4月以来の127円台へ上昇中。
ECBのドラギ総裁がECBフォーラムでの講演で、
域内経済の成長が「潜在的水準を上回る」とし、
「強く、広範な回復を示唆している」と指摘。
また、デフレの脅威は去り、物価を抑制させている要因が
「一時的」でインフレのトレンドを中期目標から逸脱させない
との見解を示しました。
あれれれ~これまでドラギ総裁って極めてハト派的な存在でしたが。
ドイツがユーロは安すぎると言ってみたり、緩和に反対するスタンスを
取る度に、ドラギさんがそれを受け流して、緩和継続スタンスを
続けてきたのですが、なにがどうしたんでしょう、心変わりかしら。
この発言を受けて、いよいよ欧州も出口に取り掛かるとの思惑で
ユーロが買われているんですね。
昨日、ユーロ円124.77円でロング参戦していたのですが
127円まで上昇中よ~(*‘∀‘)
ユーロ円週足チャート、2012年アベノミクスでの大相場は2014年12月でトップアウト。
2014年の高値から2016年のブレグジットの最安値までの下落幅に対して
フィボナッチリトレースメントすると、これまで38.2%戻りの位置で
揉みあっていたことがわかります。
今夜の上昇でここを勢いよくブレイクしたことで、この先は半値戻りの
129.60円台を目指すものと思われます。
129円台まで引っ張ります。
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ドル円相場は112.40円台まで上昇しています。
久しぶりに見る112円台!!115円くらいまで行かないかなぁ、、、
109円台ミドルでドル円ロング中です。
今日はIMF国際通貨基金が世界見通しで、
米国経済の見通しを引き下げており、ドル売り加速。
米共和党上院が先週発表したオバマケア代替法案は
今週にも採決実施を目指していますが共和党上院議員のうち3人が
法案に反対表明。こうした政治的な動きもドルの上値を抑えているようです。
今夜は指標が良かったんですけどねぇ。
6月消費者信頼感指数:118.9(予想:116.0、5月:117.6)
6月リッチモンド連銀製造業指数:7(予想:5 5月:1)
ドルインデックスではドル売りですがドル円相場は上昇中、摩訶不思議。
ドル円ロングは継続します。
その他保有中のカナダ円、豪ドル円ロングも継続です。
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