2017年7月2日日曜日

都民ファースト圧勝か…そんな予感もありましたが、ここまでとは。

都民としていろいろと思うところありますが、気持ちを切り替えて
マーケットにはどのような影響が?!

マーケットのリスクは、この結果が国政へ影響を及ぼす場合。
現時点では都民ファースト圧勝とはいえ、
国政に影響を及ぼす政党ではないはずです。

自民大敗、という事実が気になるとはいえ、あくまで都政。
今回の選挙は国政と都政と垣根が低いイメージで
自民党のネガティブイメージが色濃く出ていた印象ですが、
過度な懸念は必要ないと考えていますが、
日本株やドル円の利食いのいい口実とされる可能性を完全に否定
出来るかというと、ちょいと不安…。
国政に逆風が吹き始めたことはアベノミクス継続への不安にも
繋がりかねませんから、その意味では海外勢がこのニュースをどのように
解釈し、どのような行動に出るのか見極める必要が。

月曜は少し利食い優勢という相場になるかもしれません。

その時はその押し目を狙って買い参入かしらね…。

というのも、先週木曜にドル円とすべてのクロス円ロングを手仕舞って
ユーロドルとポンドドルロングのみ残していましたが、
それも手仕舞ってしまい、現在FXのポジションゼロ。
(株個別銘柄やコモディティなどは持ってますが)

しかし、全てその後も絶賛上昇継続中で(笑)
ちょっぴり後悔ですが、まあ、利食いですのでまずは静観。

現在ノーポジの理由は、ナスダックでしょうか・・・。

※ナスダック総合指数


イエローのネックラインを切れると結構大きめの調整が来そうな予感…。

※ダウ平均


ダウはまだ高値圏にいるにはいるんだけれど、ただし方向感がなくなってきた。

下落が大きいのがDAX,ドイツの株価指数です。

※DAX ドイツ




ユーロが上昇しているんで、まあ、そりゃそうよね、ってことですが。
イギリスの株価インデックスも。

※FTSE 英国


こちらもポンド高になってきたんで、まあ、そりゃそうよね。
って話なんだけど、もっと気になるのが、債券市場。

米、英、欧、オセアニアと、各国長期金利が上昇してきているんですね。
つまり、債券売りでもあります。債券バブルはいよいよ終焉か?!
って感じなんですよ・・・。

 




これ、ECBが出口に舵を切るだろうという思惑が重なっての
「テーパータントラム」じゃないか、って指摘もあります。

テーパータントラム再来も? 欧州発の金利上昇が世界に波及
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO18309180Q7A630C1000000/

ただし、

もっとも、今のところ欧州発の金利上昇が「テーパータントラム」時のような大きな市場混乱にまで発展することはないというのが市場関係者の多くの見立てだ。

 みずほ証券の山本氏は、欧州の金融政策の転換は基軸通貨国である米国ほどのインパクトを持ち得ないことや、欧州や英国で今後見込まれる金融引き締めは持続的に実施されていくものではなく、ひとまず単発で終わりやすいと市場にみられていることなどを理由として挙げる。

ということで、2013年5月に引き起こされたバーナンキショックの時のような
株価暴落につながるようなインパクトはないというのが大勢であり、
それほど心配はないのかもしれませんが。

この足元で引き起こされている金利高は、本当に株価に影響はないのか。
まあ、ひとまず様子を見ることにしましょう。

ちょっとくらい、これまでの相場の利食いが盛大に入ってくれないと
また買えないじゃないですか💦下落待ち・・・です。

あ、私は中長期では買い目線です。
短期的には下落が大きいと見ればショート参戦もするかもしれませんが、
基本は米株、日本株は買うスタンス。つまりドル円も買うスタンスです。

各国の金利上昇ということは、日本国債はゼロ金利近傍に固定の
イールドカーブコントロール中ですので、クロス円も買いでいいでしょう。


米国は利上げにバランスシート縮小着手
欧州は出口模索
英国は、カーニー総裁が掌返しで早ければ8月にも利上げ思惑
カナダは次の一手は利上げとスタンス明確に

※NZは、、、、長期的に利上げは実施しないとするも何故かNZ高



ということで、ユーロ円、ポンド円、オセアニアにカナダ円、
下がれば、また買うつもりでいます。

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