朝方為替市場で若干の窓を開けて円高方向に寄り付いたものの
東京時間には窓埋め完了。
この時点で、都議選がノーイベントだったとみてドル円ロングを再構築。
同時にカナダ円、ユーロ円もロング参戦。
ドル円とクロス円ロングポジションを全て手仕舞ったのは先週木曜
その後作ったポンドドル、ユーロドルロングは金曜に手仕舞いして
週越えではノーポジでしたが、私は長期金利上昇が株式市場にもたらす悪影響が
円高をもたらすリスクに備えようと思ったのですが、
東京時間、まったくそうした懸念を増大させるような値動きはありませんでした。
むしろ、6月調査の日銀短観が発表となり
大企業製造業業況判断DIが +17と、前回+12や予想+15を上振れし
3期連続の改善、大企業の想定為替レートも108.31円と、前回(108.43円)より
若干慎重な結果となりましたが、現在の為替水準が112円台ですので
業績見通しの上振れ期待にもつながりますので、
この短観を受けては、株を売りにくいところではありますよねぇ…。
ということで、朝方開けた窓をほぼ埋めてきた112.43~48円で
ドル円ロング、カナダ円はちょい出遅れ気味でしたが86.61円でロング
ユーロ円は128.33円でロングを作り直しました。
キウイと豪ドルは金融政策縮小、利上げなど出口が明言されておらず
見送り。ポンドはトリッキーなのでこの高値からの参戦は怖いので見送り。
そして今夜23:00の指標で、小さな窓を開けて上振れし円安になっています。
6月米ISM製造業景況指数 57.8(予想 55.3・前回 54.9)
景気指数は2014年8月以来の高水準という結果。
内訳をみてみると。。。
新規受注63.5(59.5)
生産62.4(57.1)
雇用57.2(53.5)
入荷遅延57.0(53.1)
在庫49.0(51.5)
仕入価格55.0(60.5)
輸出59.5(57.5)
雇用がいいですねぇ。
週末の雇用統計もいい数字が期待できる?!
これを受けて米国長期金利も上昇していますが、米株は崩れておらず💦
ダウは今夜今現在で160ドル近い上昇となっています。
いつまでたっても米株下落がなくて、米株買えないなぁ・・・。
※株式インデックス一覧
とにかく都議選結果も無視、金利上昇も無視で
リスクテイク相場が継続、という地合いです。
もう少しこのトレンドに付き合いましょう。
※通貨インデックス一覧
ドルが反発してきました。円は下落で、ドル円ではドル高円安ですね。
ユーロやキウイ、ユーロなども崩れてきましたので
ストレート通貨の売りも面白い局面かと思います。
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6月の独製造業PMI・確報値も59.6と、約6年ぶりの高い水準
ユーロ圏の製造業PMI・確報値も速報値や市場予想を上回る良好な結果で
この分でいくと欧州の緩和縮小思惑はますます膨らむと思われます。
ただし、今日は「ドル高」が鮮明でユーロは短期的には頭打ちとなったように見えます。
※ユーロドル日足
1.3000ドル台を固められずに反落、ここが上値抵抗として機能するようだと
しばらくは1.2850~1.3000ドルのレンジかな。
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明日はRBAオーストラリアの政策金利発表があります。
金利は現行の1.5%で据え置き予想ですので、大きな波乱はないと思われますが
第1四半期の消費者物価指数が+2.1%で中銀目標のインフレレンジ内である
2~3%の範囲内に上昇してきたことと、先週は欧州、英国、カナダと主要国が
相次いで緩和縮小スタンスを明らかにしたことなどが、ちょっと気になりますね。
金利は据え置きながら、何か今後の金融政策スタンスに言及する可能性はないかしら・・
出口方向の、、、、。と淡い期待も抱きつつ、ポジションは持ってません(笑)
要輸出品目の鉄鉱石価格も底入れ反転上昇してきたように見えますね。
これも豪ドル高思惑に繋がります。
ただし今日は豪5月住宅建設許可が発表され、予想を下回る内容だったので、
過度な期待は持つべからずですが。
足元では「ドル高」が鮮明であり、キウイや豪ドル、ユーロなど
ドルストレート通貨は軒並み下落に転じていますが
キウイの売りとか面白そうよね。当面利上げしないと言ってることだし。。。
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