定点観測。
通貨インデックス一覧です。
強い通貨 ユーロ、カナダ
弱い通貨 円、ポンド、キウイが仲間入りか?!
これで見ると、ドル円相場が上昇していますが、決してドル高ってわけじゃない。
ドルインデックスだけを見てみるとドル安傾向のまま。
ユーロの構成比が大きいということで、ユーロインデックスを見ると
ユーロは一貫して上昇、つまりは、ユーロ高、ドル安、円安なのね。
要するに、組み合わせとしてはドル円よりもユーロ円の買いのほうが
パフォーマンスがいいということ。
今ドル円ロング、ユーロ円ロング両方持っていますが、
ユーロ円が利益が大きくなってきました。
どちらもポジション継続です。
特に今夜はユーロが一段高となっていますが、
メルケル独首相が「ECB政策は我々が望む状態に達していない」と、
金融引き締めを望む発言が伝わったこともユーロ買いにつながっている模様。
カナダドルの上昇も大きいですね。
ドル安、カナダドル高なので、ドルカナダの売りとかカナダ円の買いが
パフォーマンスがいい組み合わせ。
カナダ円ロングしていましたが、
12日23:00水曜 BOCカナダ中銀 政策金利発表を控えて
上値が重くなってきた感じがあるので88.43円で手仕舞いました。
今日はカナダの6月住宅着工件数が発表になりましたが
予想が20万件のところ、21.27万件で強かったにもかかわらず
上値重し、、、ということで。
代わりに今日作ったポジションがキウイドルの売り。
コストは0.7250ドル。現在0.72122ドル
そもそも、6/22、NZ準備銀行のRBNZは、金利を過去最低の1.75%に据え置き、
早期に利上げを実施しない意向を示唆していました。
それでも、ウィーラー総裁が足元のNZドル高に不満を示さなかった、
というだけでNZドル高が一層進んじゃった経緯があって、
緩和縮小・利上げを示唆した欧州、英国、カナダなどと違って
何故上昇しているのか、今一つ納得がいかない通貨でした。
足元で乳製品価格が持ち直しているという材料もありましたが
それでも中央銀行が「金融政策は相当期間緩和的だろう」とはっきり
表明しているわけで、これで買われるというのはちょっと謎でしたが、
今日はNZでマグニチュード6.8の地震が発生したとのニュースが
きっかけとなってNZドル売りに転じたようです。
ようやくの下落ですので、キウイ円でも下落幅はそこそこ取れそうです。
また、今夜はイングランド銀行(英中銀)のブロードベント副総裁の
講演も注目されていたようですが
金利見通しに関する発言はなかったことで、
前のめりになっていたマーケットに冷や水。
早期利上げに言及する可能性を織り込んでポンドが買われていたため
ポンド売りとなっています。この流れはNY時間も引き継いでいますね。
ポンドショートも面白いかもしれませんが、、、
キウイショートだけにしておきます。
ポンド円や、キウイ円などのクロス円もちょっと崩れてきているので
ひょっとするとこのクロス円下落がドル円の足を引っ張るかもしれません。
その場合、コストである113.58円まで到達する前に手仕舞います。
しかし、今夜はユーロ一強だな・・・。
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