2017年8月8日火曜日

円は来月にも対ドル100円へ、際立つ割安さと円売り投機-野村AM
 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-08-07/OU9S5T6K50XS01

運用資産が約44兆円に上る野村アセットマネジメントの予想。

・1985年と2002年に続き、
今年初めから大きな波動の3度目の下落局面に入りつつある

・ターゲットは~95円から100円程度も
先行き米国で利上げ打ち止め観測が浮上すれば、
90円程度も「あり得ない話ではない」

・IMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組で
円の売越幅は先月18日時点で12万6919枚と約3年半ぶりの高水準。
3カ月足らずで10万枚超も増えた。

(ただ8月1日までの1週間では円の売り越しが12万1489枚から
 11万2196枚に減少~109円台方向に下落した局面で、
 上の水準で仕込んだロングが売られたのではないか)

ということで、積みあがった通貨先物市場でのファンドポジションを
警戒する向きが多いようですね。

円売りドル買いポジションが作られる過程で、
それほど円安ドル高が進まなかった事へは若干のリスクを感じますが、、

この先の推測として、このロングポジションの解消が警戒されている
わけですが、先週109円まで落ちた際も、下値は固かった。
それでも、下値が固いのはなぜか。

ロイター記事によると・・・。

財務省によれば日本の投資家は、7月2日から7月29日までの4週間で約4兆円相当の外国中長期債をネットで購入している。

通常、機関投資家は為替スワップ等で為替ヘッジをして外国債投資に臨むため、ベーシスには上昇圧力が生じやすいが、最近はベーシスの上昇が観測されない。

これは、最近の外債投資が、ドル調達を中心とする金融機関が中心だった可能性と、生保や年金などの円投投資家が、ヘッジ比率を大幅に落として、外債投資に臨んだ可能性を示唆している。

ということで、為替市場でヘッジ(円買い)することなく
外債投資を行っているということで、こうした買いが下値を支えているものと思われます。

こうした実需の買いが
(こうしたポジションはいずれどこかで解消されるのですが、


通貨先物ほど短期ではない)下値を固めているんでしょう。。。

まあ、いろいろ検証したところで今は結局レンジ(;´・ω・)

今夜の要人発言。

カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁
米経済は非常に力強い、賃金は急速な上昇を見せていない

ブラード・セントルイス連銀総裁
金利は現行水準に据え置くのが最善
9月のバランスシート縮小開始については賛同

どちらのハト派的で、ドル金利上昇につながらず、
これが材料となって、今夜のダウも高いです~たまや~


ただ、通貨インデックス一覧を見ると
少しドルの巻き返しの兆候はあります。

※通貨インデックス


ドルインデックスだけ抜き出してみると、
ここを割ったらさらにドル安加速、という重要なサポートで反発。



一定の揺り戻しが来るなら38.2%程度のドルの戻りがあっても
いいんじゃないか、、、なんて、テクニカル的には期待するんだけど。

それでいうならば、ユーロも同様ですね。
ただ、ユーロドルは長いレンジ相場の上値を抜けているので
強気が多い。あまり下げないとの指摘が大勢。

※ユーロドル でももし下げるなら38.2%はこんな水準。。。



キウイ円、カナダ円、ポンド円などクロス円が弱く
こちらからのアシストもない状態ですので、今は様子見。

今週は米インフレ指標PPIやCPIが発表されるので
これらの指標で大きく下げる局面があれば買い出動したいかな。

カナダ円ショートだけは継続中。

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今日新たに作ったのがユーロポンドの買い。0.90319ドルL

全般ユーロが強いので、ユーロドルや、ユーロ円という選択肢も
勿論あるんですが、ドルが巻き返す可能性を見ているので
ユーロドルでは買いたくない。そしてこの記事。

英、5兆円超支払いの用意 EU離脱清算金で報道

英国の欧州連合(EU)の離脱交渉で重要論点となっているEUへの
未払い分担金の清算について、
EUは最大1千億ユーロを要求するとされている中で
英国が最大400億ユーロ(約5兆2千億円)を支払う用意があると報じた。
(サンデーテレグラフ報道)


まだ決着はついていないものの、英国からEUに多額の未払い分担金の
支払いが将来起きることが見込まれる状況で、
その金額がどのくらいになるか、ってお話。

その場合、ポンド売りのユーロ買いよね。
この記事だと、5兆円程度の支払いの用意はあるようで。

どのような形の支払い形態になるかわからないのですが
思惑だけでも動きそう、、ということで、

2016年10月の高値0.9155ドルを抜けると青天井。
現在そこに迫る上昇を見せています。

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NOTE

南ア・ランドが上昇。

南アの下院がズマ大統領の不信任投票を非公開で明日実施すると発表。
辞任を要求する声が強まっている模様。
国民から人気のあるゴーダン財務相を解任したズマ大統領、
解任以降ランドが急落、南ア経済は混乱していましたが
ズマ大統領辞任となれば、ランドは一段高??

この場合、短期的にプラチナ高にもなりそうですが、
需給からはプラチナは吹いたところは売りたいですね。

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