11/13㈪日経平均は大幅続落。300.43円安の22380.99円。4日続落です。
今日、法政大教授 真壁昭夫氏とのお話した中で
12月末決算のファンドの45日ルールに伴う解約換金売りの可能性、
ファンドがポジション整理を行っているとみられるという指摘がありました。
もちろん、この値動きの背景にはきっかけとなった材料は様々あるなかで、
となると、11月半ばまでは不安定な値動き覚悟ということに。
今日は13日ですから、今週いっぱいはリスク資産は
手仕舞い売りに押される可能性がある、ということね。
これといったニュースが出たわけではないのに相場が急変した背景に
ファンドの手仕舞い売り、という事象は、商品市場でも。
先週金曜、11/10のNY午前 11 時。
ゴールド市場で突然、約 4 万コントラクト(約 400 万オンス≒124 トン)の
売りが出されおよそ 20 分間で 10 ドルもの急落を演じました。
※Comexゴールド15分足
これも特別材料が出たわけじゃなかったので
ファンドによる手じまい売りと見られています。
ゴールドの場合、10ドル下げても日足で見ればそれほど大きな値崩れでは
なかったのですが(また相場水準も揉み合い相場の中の一コマ。
しかし、先週の日経平均などは相場水準的に敵視的高値を更新中だったことで
トップアウトの様相を呈しており、ファンドの手じまい売りでも、
テクニカルの悪化が売りが売りを呼ぶというような展開を演出してしまったと
みられます。ファンド勢の動向には警戒が必要な時期にあるということね。
これは例年のことですので、それに備えておけば急落にも巻き込まれなかった、
ということかもしれません。上昇中はそうしたアノマリーなぞすっかり
失念しているものですね。、、。
ダウと日経平均ショートは継続です。
****************************
先週豪ドル円をショートしていましたが、ようやく利が乗ってきました。
豪ドルドル、キウイドルが安く、ドル円相場は113円台で膠着していることから
素直にクロス円でも下げてきました。
ドル円が強ければ豪ドル円ショートも妙味がなかったところですが、、、
ドル円は意外と強い印象です。
一目均衡表の基準線がしっかりと下値をサポートしていて
日経の下落につれ安とはなりません。
※ドル円日足
足元でドル円の相関が強いのは米金利ですね。
これが意外と確りしているので下がらない。
もうドル円は日本株を見て動いていないと思います。
ドル円は値幅調整でなく日柄調整で再上昇するのかもしれません。
持ってないので、どこかで買いたいなあ、、、。
豪ドル円が利が乗ってきた、ということで、豪ドルが下げているのですが
今日は南アフリカランド が対ドルで1年ぶり安値に下落。
ズマ大統領による財務省への介入を巡って財務省高官のマイケル・サックス氏が
辞任したとの報道受けてということなんだけど、
NAFTAの再交渉の協議開始を週内に控え警戒感が出ているとして
メキシコペソも安いですし、トルコリラも下落が続いています。
つまり新興国通貨が下落基調にあるんですね。
この裏にあるのが、ドル高なんだと思います。
やはり資金は米ドルに流れ込んでいます。
※ドルインデックス日足
これは、12月利上げに向けて、、、なのか、あるいは税制改革法案の
HIA(本国投資法)に向けて、米企業が海外資金をドルに換える動きが
断続的に出ているからなのかはわかりませんが、
ドルインデックスを見ても、完全にドル安のトレンドは終了して
上昇のトレンドに入っていますので、どこかではドル買いしないと。
と言いながら、先週はユーロドルの売りを買い戻しちゃっているのですが💦
チャート形状はドルインデックスをひっくり返しただけ、、ですので、
戻りを再度売りたい形ですよね。
※ユーロドル
今日はコンスタンシオECB副総裁が
「ユーロ圏の景気回復が力強いにもかかわらず、インフレは抑制されている」
「大規模な金融刺激策がインフレ圧力上昇の継続を下支えるために引き続き必要」
などとユーロにとっては弱い材料となりそうな発言をしていますが
相場はこれを無視、現状はドル上昇の押し目局面、ユーロ下落の戻り局面ですね。
しかし、ユーロドル日足チャートは教科書に載せられるくらい惚れ惚れする
三尊天井、ヘッド&ショルダーを形成してます。
黄色のラインくらいまで戻りがあれば再度ショートですね。
今週から来週には再びドル高となるんじゃないかと思いますが、
それとタイミング合わせるように株価も上昇に転じるでしょうか??
そんなに早く株価も回復するかな。。。
今夜はダウも戻り基調で現在20ドル高で早速冷や冷やしていますが(笑)
原資産では一目の転換線が上値を抑えていますが
ダウってホント強いから、ショートも油断できません(;´・ω・)