円高ですね。ドル円相場は110円台に入ってきました。
一部メディアが
「政府が北朝鮮の弾道ミサイルの発射準備とみられる信号を感知し警戒を強めている」
と報じており、これがNY時間に入ってからの円高の背景ですが、
このニュースがなかったとしても、今日27日月曜も中国株が下落していたため
日本株もこれに連れ安の形となり、あまりリスクテイクムードはありませんでした。
一人気を吐いているのは米株だけですね。
米株には北朝鮮リスクはあまり関係ないんでしょうか(;´・ω・)
ブラックフライデーの24日金曜、米国ネット通販金額は昨年から16.9%増となり
過去最高を記録した模様。今日27日月曜のサイバーマンデーにも期待、、、
ということが株を支えているのかもしれませんが、
今夜は住宅指標に反応した印象もあります。
10月米新築住宅販売は2007年7月以来約10年ぶり高水準
販売件数 68.5万件(64.5万件)(年率換算)
中間価格 31.28万ドル(32.49万ドル)
平均価格 40.02万ドル(38.11万ドル)
在庫水準 4.9ヵ月分(5.2ヵ月分)
前回9月分がハリケーンからの反動増で10年ぶりの高水準でしたが
その勢いが続いていることが確認された格好。
これで若干ドル買いがでてユーロが売られる局面もありましたが、
ドル円相場は北朝鮮リスクで円高です。
米税制改革法案は下院が通過して、米上院に協議が移っているのですが、
与党共和党の議席は100議席中52議席、
トランプ大統領が嫌い、、、といいますか(;´・ω・)
感情的に強固に反対する議員が4名いるとされていて、
可決が難しい状況とされています。
それでも株は上がっていくのですから、これが、逆に決まってしまうことのほうが
マーケットにはリスクなのかもしれませんね、材料出尽くしという下落要因。
米上院共和党は明日28日に開く昼食会にトランプ大統領が出席し
税制改革について協議すると発表しています。
そして明日はパウエル新FRB議長の公聴会も予定されており、
さすがにリスクを取りたくない局面ですけど、、、、。
ここからリスクオフになるなら、ドル円下落、クロス円下落が最も妙味ありでしょう。
ドル円ショート、豪ドル円ショートは継続です。
リスクオフなら、円高となるだけではなく、ドル高となる可能性も捨てきれず、
(有事のドル買いね。)
ユーロドルロングは1.1910で手仕舞いました。
随分ショートカバーも出たことでしょうから、そろそろ上昇の燃料切れかも。
ショートしようかとも思案中。
円高、ドル高というのがリスクオフの典型的な値動きです。
リスク時にドルに資金が集まる最大の理由は流動性。
こういう時は新興国やオセアニア通貨などの流動性に懸念があるものに
手を出すべからず、、、です。
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