11月3日金曜、10月分米雇用統計発表後には乱高下がありました。
※ドル円15分足
こうしてみると11月2日木曜にも23:00台に似たような急落があったのですが、
V字で回復していますね。
結局、「下げたところが買い場」であるということです。
◆11/2下落要因~米下院共和党が税制改革法案の概要を公表
・住宅ローン減税の適用範囲の縮小を嫌気か
新規に購入する住宅のローン上限が100万ドル(約1億1400万円)から
50万ドル(約5700万円)に引き下げ提案との報道
・HIA2本国投資法の減税措置が12%になるとの報道も。
トランプ大統領は10%としていたため、これより高いことも嫌気された模様。
◆11/3雇用統計、予想より悪化
NFP 25.2万人(予想30.2万:前回1.5万人 ~▲4.0万人から修正)
平均時給 前月比 0.0(予想 0.2%:前回 0.5%)
前年比 2.4%(予想 2.7% 前回 2.8%(2.9%から修正)
その後の
10月ISM非製造業景気指数で上昇。
前回
総合 60.1(59.8)
事業活動 62.2(61.3)
新規受注 62.8(63.0)
雇用 57.5(56.8)
入荷水準 58.0(58.0)
仕入価格 62.7(66.3)
輸出 60.0(56.0)
輸入 52.0(52.0)
ドル円は113.20円超えで再ロング中ですが、雇用統計で急落したのを受けて
113.72円でドル円ロング追加しています。
本邦機関投資家らのヘッジなし外債投資が下値を支えていること、
海外機関投資家らの日本株買いでは、為替市場でドル円ロングで為替ヘッジしていること、
これまでのドル円のサイクルでは利上げまではドルが強く、利上げを確認して
ドルが下落に転じるパターンが確認されていることが、ドルロングの理由。
今回の場合も12月のFOMCに向けてはドルの基調は強井と思っています。
そろそろ114.50をしっかりと抜けてくれないと、、
115円台が見たいですねぇ。。。
トランプ大統領が日本に来ていますが、北朝鮮動向には留意。
個別株ポートフォリオは極力保有銘柄を減らしていますが、
日経平均と、ドル円ロングはもう少し、、、11月中は粘ろうかと思ってます。
トランプ大統領アジア歴訪中、何もなければトレンドは継続すると思うので。
113.50割れでドル円は撤退するつもり。
日経平均は20000円以下のコストで保有しているので、このまま保有。
大き目の下落があれば、追加でロングするつもりです。
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先週はポンドが下落しましたねぇ(*'ω'*)
11/2日木曜 BOEはリーマンショック以来10年ぶりの利上げを発表
BOEによる利上げが織り込まれていましたが、
利上げしてもしなくてもポンドは下落すると予想していたくせに
その前に変な下心からポンド円をロングして、それに失敗したことで
ポンドショートする作戦に乗りそびれてしまって、ポンドを売っていません(;´・ω・)
ちょうどMPCの時間帯に仕事していたこともあって
トレードに意識が集中できなかった、、、という言い訳で
自分を慰めていますが、イベント後はどのみちポンドが下がるだろうと
予想していた通りに見事な下落となったことがとても悔しいです・・・( ;∀;)
予想通りの利上げ、英中銀メンバー利上げ7に対して反対は2
(据え置き表は カンリフ氏とトラムスデン氏)
インフレ報告 2018年成長とインフレ見通し引き下げ。
カーニー総裁発言では経済状況は正常とは言えないと慎重なトーン。
声明でも2020年末の政策金利を1.0%予想と、
この先3年間で2回の利上げを想定だが、次回利上げ時期がわからない。
つまり「継続利上げの見込みなし」ということでポンドは下落を強めました。
ポンド下落のトレンドはもうしばらく続きそうです。
今週はポンドの戻り売りも面白そう・・・。
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先週豪ドルショートを買い戻していましたが
0.76738豪ドルで再ショート中です。
今週は11/7火曜にRBA理事会があります。
金利の引き上げなどの予想はありません。
現状の値動きにも、利上げの期待などないことは明らかなのですが
もし、7日までに上昇するような流れとなるならば、更に売り増ししたい。
というのも、今年9月くらいまでの相場環境において
オーストラリアやNZに利上げを期待するような流れがあったのですが
(欧州も出口模索、英国も利上げ期待が高まってきたことで
住宅価格の高騰が問題となっている豪州やNZも利上げが近いとの思惑が
勝手に広がっていった・・・)
どうも、豪州の住宅価格高騰の流れも一服の兆し。
豪州の住宅ブーム、「表向き終了」-UBSがデータ引用し指摘
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-11-01/OYQ8U26S972901
それから、豪ドルとの相関性の比較的高い鉄鉱石価格も下落基調に。
※豪ドルと鉄鉱石価格 紫のラインが豪ドル
ということで、RBAでもタカ派的トーンとなることは考えにくく、
豪ドルは一段安の展開となるのではないかと思っています。
同様にNZドルも、もう少し戻るようなら売りたいですね。
NZ政府、外国人の中古住宅購入禁止へ
https://id.nikkei.com/lounge/auth/password/proxy/post_response.seam?cid=5791266
NZでも、新政権が外国人への中古住宅販売を禁じるとことを
発表しており、金融政策に依存しない形でのインフレ抑制ができるなら
利上げの可能性は遠のきますね。
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それもこれも、全てはゆっくりではありますが、米ドル高である、ということが
根幹にあります。
※ドルインデックス
ドル高ですので、ストレート通貨安。
この流れは12月のFOMC近くまでは続くのではないか、と見ています。
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