2017年12月7日木曜日

12/6㈬、日経平均が今年最大の下げ幅記録。

▲445.34円 22177.04円

トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都として認定する方針を
6日にも表明すると報道されたことが売り材料との指摘がありますが、
VIX指数はそれほど上がっていないところを見ると、
世界的なリスクオフということでもないような気もします。

今週末8日はメジャーSQなので、持ち高調整による売りが出た結果の下落に
過ぎないのかもしれません。というのも、今夜はダウが小幅に反発しているんですね。
それほど地政学を材料にしているようにも見えない。。。

トランプ大統領が、エルサレムをイスラエルの首都とすることを表明すると
報じられていますが、エルサレムの交換が新しく完成するまでは大使館移転を
延期する指令に署名する、とも報じられており、だとすると、
口頭でそれを述べるだけです。1歩踏み込んだことには違いありませんが、
大統領署名によって、大使館移転を延期するのであれば
これまでと変わらないってことです。言ってるだけ。

ちょっと報道によって温度差があるので、事実関係を断言できませんが、
トランプ大統領によって、将来の大使館移転の地ならしの発言がなされる、
というだけのことかな、という気もします。

米、エルサレムをイスラエルの首都と承認へ 各国で初めて

http://www.bbc.com/japanese/42248658

~トランプ大統領は国務省に大使館のエルサレム移転手続き開始を指示する見通しだが、完了までには数年かかる可能性がある。
昨年の大統領選でトランプ氏は、親イスラエル支持者に対し大使館の移転を約束していた。
米政府関係者によると、トランプ氏は通常手続きとして、エルサレムの公館が新しく完成するまで大使館移転を延期する指令にも署名する。



だとするならば、足元の株下落はこれが本丸じゃなくて、
単にカレンダー的なポジション調整の可能性もあるわよね。
一気に下がるという感じじゃないかもしれません。
日経にしろ、ダウにしろ、安値を売りこまないように気を付けたいところ。


しかしながら、今日の日経平均のチャートはテクニカルの悪化が顕著になった形。

※日経平均現物市場日足チャート

25SMAを割り込んだ、として話題ですね。
ですから、なんだかんだ言って、やっぱり下がる相場だとは思っています。
明日、日経に戻りがあれば、戻りを売ろうかと考えています。


メジャーSQとか、年末に向けてのポジション調整とか、そういった
需給だけではなく、コモディティ市況が著しく崩れ始めたことも気がかり。

昨晩は景気の先行指標ともなる銅価格が急落。

ロンドン金属取引所(LME)指定倉庫の銅在庫は9月以来の大幅増となり、
上海先物取引所の指定倉庫の銅在庫は2月以来最長の5週連続で増加が確認され
中国需要の鈍化が顕著に。中国の失速は、今すぐに相場の暴落に繋がるという
材料ではないのですが、中国の需要に依存する形での
息の長い上昇相場が期待できなくなってきた、という意味では
来年の相場が心配されます。

※銅価格


銅の下落は、在庫増、中国需要減を嫌気したという側面もありますが、
足元でドル高基調にある、ということも影響しているかと思います。

※ドルインデックス


ドルが上昇してきた。。。。

でもね、米10年債利回りは上がっていません。

※米10年債利回り


しかし、短期金利は上昇が続いています。

※米2年債利回り


つまり、10年と2年の長短金利差が縮小しているってことで
これもあまり株式市場が歓迎できない傾向ですね。

これは短期金利が12月のFOMCでの利上げと来年の利上げを織り込んでいる
ということでしょうから、短期金利上昇によるドル高という可能性も。

これがドル高に繋がっていて、コモディティ市況が崩れだしたのかもしれません。

※CRB指数(商品指数)

商品が崩れるってことは、株の先行指標という見方もありますので
やっぱり、足元での急落はなくても株は上がりにくいセンチメントに
なってきているということだと思うのよねぇ。。。

長期債利回りが上昇しないのも、株式市場から逃げた資金が
債券市場に流入するせいかもしれません。

エルサレム首都認定問題も、北朝鮮有事リスクも気がかりです。
株より債券の方が安心かな・・・。
ということで、明日、日経平均が反発となれば売り場探し。

ドル高は金利先高観だけでなくて、有事のドル買いの可能性もあるのかな??
あるいは年末に向けての調達コスト上昇というだけなのか。

円高も同時に起こっていますので、ドル高円高。
これは典型的なリスクオフ相場の時の動きですが、
リスクオフ時に買われるゴールドは下落中で、何とも難しい相場。

※通貨インデックス一覧 ドル高、円高ですね・・・


今日はドル高につき、ポンドドルロングとポンド円ロングは撤退゚(゚´ω`゚)゚。


豪ドルドルショートは継続、
銅価格下落をみて豪ドル円ショート参戦。コストは85.61円。

7-9月期の豪国内総生産(GDP)が前期比・前年同期比ともに
市場予想を下回ったこともあって、苦労していた豪ドルドルショートが含み益に。


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カナダ中銀は政策金利を市場の予想通り1.00%に据え置気を発表。
声明では、いずれ金利は上昇すると繰り返したものの、
労働市場のたるみ、スラックは存続しており金利の変更を注視する姿勢を
継続すると慎重な姿勢を表明し、GDPの上方修正の可能性は少ないとしました。

結果を受けて、カナダドル売り加速しています。

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