2017年12月15日金曜日

2017年12月の米英欧の金融政策会合が昨晩から今晩にかけ集中。
纏めておきます。

◆FOMC (FRB 米連邦準備委員会の政策会合)

政策金利0.25% 利上げ決定(予想通り)
2018年の利上げ見通し 年3回(9月時点と変わらず)

2018年成長見通し2・5%(2.1%から上方修正)
2018年インフレ見通し コアPCE1.9%(9月時点と変わらず)

成長見通しは上方修正もインフレ見通しは慎重。
事前にCPIが良くなかったこともあって、この点は金利上昇圧力が弱いとの
マーケットの判断からドル売りに繋がるポイントであったかと思います。

FOMC前から、CPIの発表受けてすでにドル売りがスタートしていましたね。

◆MPC(BOEイングランド銀行の政策委員会)

政策金利 現行の0.50%に据え置き(予想通り)
資産買取プログラム規模4350億ポンドで維持

ともに 9対0で決定。満場一致ね。

「将来の利上げは限定的かつ緩やか」
「見通しに基づいて今後数年間は緩やかな引き締めとなる可能性」

前回11月に 7対2でおよそ10年ぶりの利上げを実施していますので、
連続利上げは誰も期待していませんでしたので、ノーサプライズ。

声明

「EUと離脱条件を巡り大筋合意が得られことで、無秩序となるリスクが低下」
「経済に対する信頼感が押し上げられる可能性」
「家計と企業の信頼感を支援する公算が大きい」

BOE前に英11月の小売売上高が発表になり、かなりいい数字だったんですけど
期待から事前にポンドが買われていたため、結果受けても上昇は限定的でした。

※11月小売売上高指数 前年比1.6%上昇(予想0.3%)
 前月比 1,1%(予想0.4%)
 
 小売の数字だけをみると、ポンドもっと上がってもいいんですけどねぇ。
 MPCではサプライズもなく、タカ派的なトーンもなく、イベント通過で
 ポンドは軟化中。

◆ECB理事会

金利は予想通り据え置き 0%
300億ユーロ規模のQEを来年1月から9月まで実施

声明
「インフレ上昇のために引き続き大規模な緩和が必要」
「QEはインフレが持続的に調整されるようになるまで続ける」
「QE終了後も長期間、保有債券の償還元本を再投資する」
「金利は、QE終了後も相当期間にわたり現在の水準を維持」

予想動りですし、ドラギ総裁が極めて慎重な物言いであるにもかかわらず
発表後ちょっとユーロが上昇した背景には
成長率とインフレ率予想が引き上げられたことにあるんでしょう。

※インフレ見通し

2017年~1.5%に据え置き。
2018年~1.2%から1.4%に引き上げ。
2019年~1.5%に据え置き。
2020年~1.7%(今回初めて公表)コアインフレ見通しは1.8%

※成長見通し

2017年~2.2%から2.4%に引き上げ。
2018年~1.8%から2.3%に引き上げ。
2019年~1.7%から1.9%に引き上げ。

う~ん、これだけのイベントがあっても、、、、嫌な予感。。。
結局どの通貨ペアもレンジの域を出ないんじゃないの?!

ドル高がFOMCで材料出尽くし、SelltheFactになるだろう、って見通しは
当たったんだけど、ここからさらに大きく円高になるのかな?!

ポンド円ロングとキウイドルロングは継続ですが、
イベント通過でも、力強いtrendが出来そうな気配がないですねぇ・・・。

細かくイベントドリブンでのデイトレが向いている時期です。
仕事しながらだとちょっとこの小さなボラを取るトレードは難しいですね(^-^;

今夜はノーアイディア。

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