先週はユーロ、豪ドル、カナダなどクロス円を拾ったのですが
ストレート通貨にすべきだったかな、、、と、思っていたところに
週末金曜、ユーロドルとポンドドルが吹き上げ、まさにドルストレート祭りに(゚Д゚;)
※ユーロドル日足
※ポンドドル日足
ユーロ急伸の背景、ニュースはふたつ
①ECB理事会、12月分議事録要旨内容がタカ派
(これは先週木曜には出ていたニュースですが)
「リフレ続けば、言い回し変更が必要との点で合意」
「2018年の早い時期にガイダンスの段階的なシフトについて検討」
②ドイツの二大政党が正式な連立協議開始で合意
極右の台頭に対する懸念、政権の先行きへの懸念が払拭され
ユーロの上値を抑える材料が消えました。
後は、金融政策だけを見ていればいい、ということになります。
(3月4日にイタリア総選挙があり絶対多数政党不在であることが
リスクとの指摘もありますが、、、もう少し先の話)
なにより、2017年9月の高値を超えてきましたのでテクニカルの改善が大きい。
ユーロはしばらく上昇トレンドが続くと思われます。
ということで、1.2101ドルでユーロドルに参戦。
これまでの抵抗だったところを抜けたことでの参戦ですね。
133.29円で拾ったユーロ円も継続とします。
こちらはドル円が下落(円高)基調なので、そちらに引っ張られてしまう側面が
ありますが、ドル円が戻りだしたら妙味大でしょう。
ドル円は足元110円台に突っ込むなど弱いのですが、それでも昨年の安値
107.28円と114円の間でのレンジ相場に過ぎないですね。
足元、米金利上昇に逆相関ですが、金利に連れて遅れて上昇してくる
可能性もあるのでは、、、、。何とも言えませんが。
そしてポンド高。
これといってポンドに買い材料が出たというわけではなかったのですが
海外通信社の一部報道で、英国のEU離脱交渉の進展への思惑が高まった、
との指摘があるようです。
あるいは北海ブレントオイルが強いこともポンド高の一因でしょうか・・・
(後付けですね💦)
原油高以外にファンダメンタルズ要因から、これといってポンドを買う材料を
見出せないのですが、ポンドドル、ポンド円ともにチャート形状から
テクニカル的にポンドはかなり強くなるという印象を持っており、
これまでポンドロングして何度か、撃沈してきましたが!!
とうとう来た?!っとばかりにポンドドルも1.3635ドルでロング参戦しました。
通貨インデックス一覧でみれば、圧倒的なドル安。
欧州通貨高です。円も強いですねぇ・・・。
※通貨インデックス一覧
株が強いならクロス円が注目かと思っていましたが、
ドル安があまりに顕著なので、ドル円が浮上せず、ドル円に足を引かれて
クロス円があまり上がらないという構図で、
やっぱりドルストレートがいいみたい。
ということで、ユーロ円はまだいいんだけど、
先週買ったカナダ円と豪ドル円は仕切りました。
ちょっとあれこれと手を出し過ぎたので(;'∀')
88.86円でロングしたカナダ円は88.92円で微益手仕舞い。
87.76円でロングした豪ドル円はほぼコスト近辺で撤退しました・・・。
現在、キウイドル0.6944ドル 0.7107ドルロング
ユーロドル1.2101ドルドルロング ユーロ円133.29円ロング
ポンドドル1.3635ドルロングです。
しっかし、米株高、原油高、金高とリスク資産が軒並み高いので
クロス円はいいはずなんだけどなぁ。。。。ドル円が弱いのがネック。
ドル円が米金利上昇でも弱いのは、日銀のステルステーパリングや出口論が
意識されている側面もあるかと思いますが、
ドルインデックス独歩安なので、ドル安が大きいのかな・・・。
米国の利上げや、資産縮小は目新しい材料ではなくなっており、
欧州圏の金融政策の方に反応しやすい地合いということでしょう。
今週の予定
今週のカナダの利上げに注目してカナダ円ロングしていたんだけど、
NAFTA交渉の混乱でカナダ売りが大きくて失敗しました・・・。
原油高もカナダ高の材料でもあるはずですので
水曜に向けてはカナダが強いかもしれません。
カナダ円はやっぱりやめちゃったのですが、、、、・
※昨年7月に約7年ぶりの利上げ(0.50%→0.75%)
17日の金融会合での利上げが目されています。
15日(月)
キング牧師生誕記念日祝日で米株式・債券市場は休場
16日(火)
英消費者物価指数(12月)
独消費者物価指数(12月)
米NY連銀製造業景況指数(1月)
17日(水)
カナダ中銀政策金利
米鉱工業生産(12月)
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
シカゴ連銀総裁、講演
クリーブランド連銀総裁、講演
豪住宅ローン許可件数(11月)
ノボトニー・オーストリア中銀総裁 講演
18日(木)
豪雇用統計(12月)
中国GDP(第4四半期)
中国小売売上高(12月)
米住宅着工件数(12月)
米新規失業保険申請件数(13日までの週)
米フィラデルフィア連銀製造業景況指数(1月)
クーレ欧州中銀(ECB)専務理事 講演
19日(金)
米暫定予算期限切れ
英小売売上高指数(12月)
カナダ製造業出荷(11月)
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(1月)
クオールズ米連邦準備理事会(FRB)副議長 講演
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