2018年1月18日木曜日

ビットコインなど仮想通貨の暴落が印象的な1日。
どのくらい下がったかというと、、、

※ビットコイン円

1/17の1日で160万円台から100万飛び台まで一気の崩落。
とはいえ、ほんの1カ月前の12月には1日で150万円台から220万台まで
上昇したこともありましたので、驚くような値動きじゃなくなっています。

このボラティリティ、、、昨今の為替市場には見受けられません。
ドル円相場は特に値動きが乏しいですね💦

年初からのユーロ、ポンドの急上昇、そしてドル円の下落といった値動きも
一服でしょうか。またしても値動きが地味になってきました。

ユーロ上昇の勢い失速には、欧州圏要人らからのけん制発言が影響しているようです。

フランソワ・ビルロ ワ・ドガロー仏中銀総裁
「足元のEUR高は不確実性をもたらす」
「ECBは物価に与える影響を注視する」

コンスタンシオECB副総裁
「ECBのフォワードガイダンス変更は差し迫っていない]
「フォワードガイダンスの変更は差し迫ってない」
「ユーロの上昇はファンダメンタルズに即してない」

ECB理事/オーストリア国立銀行総裁ノボトニー氏
「ユーロの為替レートを監視する必要がある」

これだけ発言が相次げば、マーケットも冷静になるというもの。
イケイケどんどんのユーロ上昇がストップ。
しかし、だからといってユーロが売られて崩れているわけではありません。

※ユーロドル日足


ここは我慢のしどころでしょうか。

歩調揃えて上昇してきたポンドドルは、同じように一服を強いられていましたが
今夜、再上昇して高値更新しています。

※ポンドドル日足

ということで、ポンド円も上がってきました。

※ポンド円日足


ポンド円が153円半ばの高値を更新すれば、160円を目指すトレンドとなると
思っていましたので、これに乗らない手はないと、153.05円で飛び乗り。
1/9~1/10の急落で一度撤退させられたポンド円、リベンジです。

ポンドドルが強く、豪ドルやキウイドルも強基調継続です。
ユーロと、円だけが今日上昇が止まっているという状況ですので
ドルインデックスの下落のトレンドは変わっていないように見えます。
ユーロは要人発言のせいでしょうし、、、。
円高が止まった背景はよくわかりませんが、米格付け会社ムーディーズが17日、
「日銀の早期引き締めを予想していない」との見解を示した、なんてニュースもあり
日銀出口に賭けたトレードもちょっと冷静さを取り戻したか。

しかし、ダウは不死身のインデックスですねぇ。。。

昨日1/17(火)のNY株式市場では上げ幅を大幅に縮小して引け味悪く、
トップアウトか?!と思わせるようなチャートになりましたが、
今夜1/18(水)のダウは現在177ドル高。
猛烈に巻き返し中です。

※ダウ日足


今夜は米12月の米鉱工業生産指数が前月比0.9%上昇と、
市場予想平均の前月比0.5%上昇を上回ったことや
同時に発表された12月の米設備稼働率が予想が77.4%のところ77.9%と強く、
やはり、好景気好業績の米株は売りにくいということでしょうか。

もうここからのインデックスロングは怖くてできません(;´・ω・)
そういう向きが多いからこそ上がっていくのかもしれません。

債務上限問題は意識されていないんでしょうか。
昨年12月に可決した1カ月の暫定予算が今週19日に失効するはずですが、、、。

日本株の方は、日経平均に「陽の陽はらみ」というはらみ線示現。
酒田五法では天井圏に出るとされるのですが、今夜のダウが強く、
ドル円も下げ止まっているので、杞憂に終わるかもしれませんね。

※日経平均日足


 

ポジションは全て継続 + 今夜作ったポンド円ロング。

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今日17日はカナダが0.25%の利上げを実施。1.00%から1.25%へ。
利上げは昨年9月以来で、最近7カ月で3度目。
労働市場の引き締まりと物価上昇が中銀の想定以上に進んでいることが背景。

予想通り、織り込まれていた利上げでしたので、むしろ発表直後はカナダ売りに・・・。

声明では「いくぶんの金融政策の調整は必要」としながらも
「今後の政策を検討する際には注意する」とややハト派的と受け止められる文言が
カナダドル売りに反応した、との指摘もありますが、
下落後は巻き返しており、カナダ売り局面は終了したような気もします。
ドルカナダのショート(カナダ買い)なども面白そうですが、
カナダは今、 トランプ米政権のNAFTA離脱示唆に足を引っ張られちゃってますね。
再交渉で合意できるかどうか不透明。
中銀はこれにより19年末までに投資が約2%減少すると分析。
トランプ政権の法人税減税で米国への投資が増えることで、
カナダへの投資はさらに0.5%減ると試算しており、ハト派的。

それから手数が増えちゃって見送っているのですが、豪ドル円のチャートもいい。

※豪ドル円日足

今日は11月の豪住宅ローン件数が前月比2.1%増と
市場予想平均の前月比横ばいを上回ったことなども豪ドル高に寄与。
コモディティ全般強含みですので、豪ドルは今年面白いと思います。
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