2018年3月22日木曜日

FOMC直前、値動き神経質でユーロドルロングはあっけなく損切(´;ω;`)。

19日にECB関係者らから、QE終了に向けてタカ派的なコメントが続出し
2019年半ばまでに利上げの可能性をにじませたことからユーロが買われたのですが
20日発表された独ZEW景況感指数が5.1と2016年9月以来低水準に沈み
ユーロ売りが加速。
金融政策は景気動向を見ながらというのが基本ですので、
ECBのタカ派的スタンスを受けて買われた分は、
弱い指標を見て剥げ落ちるのは至極当然でしょう。

しかし、ドイツの景況感、なんでこんなに落ちてるの??
誰か教えて。

※独ZEW景況感指数
1月20.4→ 2月17.8 → 3月5.1 落ち込みが酷いんですけど。 

ドイツ連銀が19日に公表した月報では、
ドイツ経済は第1・四半期も伸び続けたとの認識を示しているのですが、、、、

※独IFO景況感指数も
1月117.6 → 2月115.4 と落ちています。

今日22日18:00に3月分が出ますので、ちょっと警戒しております。。。
現時点での予想が114.6ですので、よろしくない。

指標が伸び悩むようなら安心してユーロ買いはできないということで
結局ユーロドルはもみ合いが続くのかもしれません。
今夜のFOMCでドルが売られるようなら、ユーロ独自材料がなくても
ユーロ高になる可能性はありますが、、、。

買うならユーロじゃなくてポンドでしたね( ;∀;)

ポンドは19日にブレグジット交渉で20年末までの移行期間中、
英国がEUの単一市場での自由貿易を続けることができるという内容で
合意が近いというニュースにはやされて上昇したものの
20日CPIの悪化で売られていました。

※2月英消費者物価指数 前年比+2.7%(予想+2.8%)前回1月+3.0%
           前月比+0.4%(予想+0.5%)どちらも予想を下回る。
 
ところが、今日21日発表された一連の英指標が良好で買い直されて上昇基調回帰。

※英11-1月ILO失業率:4.3%(予想:4.4%、10-12月:4.4%)
※英11-1月週平均賃金:前年比+2.8%(予想:+2.6%、10-12月:+2.7%←+2.5%)
※英2月失業率:2.4%(1月:2.3%)
※英2月失業保険申請件数推移:9200件(1月:-1600件←-7200件)

ポンドが急反発。

その後、20:00に出た英指標が弱く、ポンドは行ってこいの形で
売られるのですが、再反発。これはポンドは強いということを確認して
ポンド円を軽めに拾ってみました。FOMC前だというのに(;´Д`)ちょっとした
ポジポジ病に感染したのかもしれません、、、。149.37円Lと1.4058ドルL。

※英2月CBI製造業受注指数;4(予想8:前回1月は10)
~これで売られたのですが、反発。基調は強い?!

今若干プラスですが今夜のFOMCで下落するようなら一度コストで撤退し
下値でまた指値しようかと。

148.50円を割れないようなら強気継続だと思います・・・。
ポンドドルは1.3950を割らないようなら強気継続じゃないかな。。。

というのも、ポンドはペトロカレンシーとも呼ばれ、原油高に反応して
上昇するという特徴も持ち合わせています。
英国は北海にブレンド油田を有しており、ブレントオイル価格は
英経済、通貨ポンドとの相関が高いのです。

2016年あたりからはブレグジット問題の方が影響が大きく、
原油とポンドの相関は薄れていましたが
2017年夏ごろから、原油とポンドの相関が戻り始めています。
ブレグジット交渉への懸念が一段落したとするならば、
原油との相関も強くなってくる可能性も。

※ブレントオイル価格とポンドドル


オレンジの矢印がブレグジットのポンド急落。
この時は原油との相関が切れていましたが、
緑の矢印の昨年夏ごろから戻ってきてますね。

そして、その原油が、FOMC前のマーケットのかく乱要因となっています・・・。

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三角持ち合いを下に離れた、、、ということでショートしたダウも苦戦中。
あまりに多くの人がこの三角持ち合いに注目していたため、意外と下げない(;´Д`)
大衆が意識するところとなると、意外性が薄れることで、
教科書的に強力な売買サインも陳腐化するってことはあるわよね。
今回はそんな感じ・・・・

ダウへ今夜上昇中。
三角持ち合いの中に回帰しそうな勢い。

※ダウ日足



なんでダウが上がっているかというと、、、
原油が上昇していることで、石油株が買われているからみたい。

原油がものすごい勢いで上昇し始めているのです。

※原油日足


18日、サウジアラビア国防相を務めるムハンマド・ビン・サルマン皇太子が、
イランが原子爆弾を手にした場合、サウジアラビアは即座に軍事的構成要素を伴う
自国の核計画を開始すると述べたことで、
中東情勢の緊迫化が意識されたことがきっかけ。

さらに20日、トランプ米大統領とサルマン皇太子が会談し
イランの核開発を制限する欧米6カ国と同国との核合意について協議した模様。
米国が核合意を破棄する可能性が高まったとの見方が広がり
サウジ、イランからの原油供給への懸念から原油が買われているようです。

おまけに今経済的困窮にあえぐベネズエラも原油生産量が低下しており
これも改めて意識されているようですね。

ベネズエラの石油産業は納入業者への支払いの遅れ、米国の経済制裁など
で大きな打撃を受けていると報じられています。
国営石油公社PDVSAは給与への不満から従業員の離職が深刻で
増産が難しい状況に陥っているようです。

原油生産が主な収入であるベネズエラの原油生産量が
低下の一途をたどっているということは
ベネズエラのデフォルトの危機でもあり、
ベネズエラがデフォルトすると
原油価格は急騰するリスクがある、、、とここまで書いてググってみたら
すでに1月に格付け会社S&Pはベネズエラ国債をデフォルト状態と認定しているのね。
う~む、ここからどのような状況になればデフォルトなのか。。。

というか、よくよく調べてみると、
07~14年に中国はベネズエラに630億ドルを融資しているようです。
融資契約の結ばれた時期の原油価格は100ドル程度だったようですので
現状の価格の原油では、返済原油量が倍近くになるだろうと思われるのですが、
その状況下にあって生産量まで減少してしまっているとは。

要するに、ベネズエラの破たんは中国にとっても大打撃。

原油高に連れてダウが戻っていますが、
原油高に踊っている場合ではないと思うんだけど。。。

ということで、世界経済にも打撃となりそうな原油急騰の裏側。
ダウショートは三角持ち合いで描いた上値抵抗であるレジスタンスを
超えて本格上昇するまでは継続とします・・・。

※ダウと原油価格比較


これまでは米株高、原油高とダウと原油は強い相関がみられましたが、
これがいよいよ離れる時代がくるか?!
足下のダウ上昇は、一時的ノイズの可能性があると思うのですが・・・。

ポンドドルとポンド円、どっちが正解かわからないのですが(^-^;
今夜FOMCの結果が出るということもあって、リスクは大きい。
しかし、ブレグジット問題が材料でなくなれば、インフレとなりやすい英国は
金融政策的にも年内利上げ再開の可能性もあろうかと思います、、、
(足下のCPIは弱かったけど)

ユーロはようわからん~


それから、この辺のニュースはドル安要因かなと。

G20財務相・中銀総裁会議では、
米国の保護貿易に反対する姿勢を強調したものの米国を説得するにはいたらず、
声明では保護貿易に対する闘いを表現する文言が削除。

そして、

中国、米関税措置への対抗策検討 農産物など標的に
http://jp.wsj.com/articles/SB11017758780450893520204584115403047113592

まあ、この後のFOMCを見ましょう。
あ、なんだかんだ後20分だわ(;'∀')
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