2018年4月3日火曜日

2日新甫は相場が荒れる、なんて言いますが、
まさに2018年、今年度は4月2日㈪スタートで2日新甫。
2日新甫の月は必ず13日が金曜日となります。
つまりSQ日は必ず13日の金曜日に当たるというわけで
こんな格言があるのかもしれません。

どのような波乱が待ち受けているかと構えていたら
場中堅調にプラス圏を維持し3月26日㈪、年度末相場の日本株上昇の
流れを継続するものかと思っていたところに、大引け間際の急落で
一気にマイナス圏に沈むという波乱から始まりました。

①日経平均日足 Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/
プラス圏推移だったのに、引き際30分の下落でマイナス転



西原氏有料メルマガによると4月は2001年から17年連続で外国人は買い越しと
なってきたのですが、今年はどうでしょう。いきなりの波乱ですね。
↓このニュースが影響した、との指摘も。

※ゴールドマンサックス日本株見通し引き下げ
https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-04-02/goldman-cuts-japan-equity-forecasts-as-foreign-investors-flee

TOPIXの3カ月予想を5.6%引き下げ、1700ポイントとした。

同時に6カ月と12カ月予想をそれぞれ、2.7%と2.5%引き下げ、
1800ポイントと1950とした。


前場に日経平均が上昇していたので、日銀の買いも出ませんでしたし…。

しかし、テクニカル的にみればチャート分析がきれいに効いています。
小次郎講師の移動平均線大循環分析では帯突入で売り転換、
わかりやすい売りポイントだったとも言えます。


さらに波乱は続きます。
イースター休暇明けの米国市場が大幅下落に見舞われています。

②米インデックス一覧(右下は日経平均)Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/


ダウ、ナスダック、S&P500すべて下落ですがどれもこれも
移動平均線大循環分析では下落トレンド入りですね。

そもそも、このところは死角なしと思われてきたFAANG株が崩れてきており
米株もトップアウトの可能性が指摘されてきました。

Facebookの個人情報の管理問題をはじめ、
ウーバー、テスラモーターズの自動車事故でGPSのNVIDIA、TESLA株下落。
AMAZONに対してのトランプ大統領の課税強化懸念、、などなど
これまで米国株上昇をけん引してきた一角が総崩れとなっています。

※FACEBOOK AMAZON、NVIDIA、TESLA株日足チャート
Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/


これらの個別銘柄チャートもトップアウト、下落トレンド入りの形。

特に、Amazonに関してトランプ大統領が攻撃を激化させており
先週末から盛んにtweetしています。

週初、今夜の米株下落はトランプ大統領のtweetのせいだ、という見方も、、、

※トランプ大統領tweet(自動翻訳の精度はまだまだですね。。。)



簡単にまとめると、アマゾンが米郵政公社の事業を阻害している、
郵政公社は、大きな損失を出している。そしてこれは、変えなければならない。
ってとこでしょうか。

米株下落で夜間の日本株も下落しています。
日米ともに株が下落で、ドル円も下落開始、クロス円全般に下げていて
円高が鮮明となっていますね。

※ドル円、クロス円一覧 


ドル円は再び105円台へ。

気になるのは、今日発表された日銀短観。

景況感8期ぶり悪化 3月日銀短観、原料高響く
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28866790S8A400C1MM0000/

企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業で8四半期ぶりに悪化

ってのも、景気のトップアウトか??と不安になりますが、
(原油など原材料高や人手不足が鮮明になってきた、設備投資が堅調なのは
人手不足解消のためのオートメーション化を迫られているためのとの指摘)

大企業製造業の18年度の想定為替レート1ドル=109円66銭 
これでしょう。問題は。

なんと、現状の為替水準から3円もの円安想定。
これにはちょっと驚きました。

想定為替レートとは、輸出や輸入企業が事業計画を立てる際や
年度予算の設定をする際に前提基準とする為替レート。

輸出企業は、輸出した先の外貨ベースでの売上を最終的には日本円で評価します。
想定為替レートよりも円安が進んでいれば、利益のかさ上げ効果が見込めますが、
想定為替レートよりも円高が進んでいれば収益は悪化、評価減が生じてしまいます。

日本は輸出企業が多く、円安ドル高となる方が日本経済にとって
プラスとなるとされていることから、現状のレートより
円高気味に想定為替レートを厳しめに設定することの方が自然なのですが、、、。

だって、後で業績の下方修正を迫られるのは嫌でしょ。
だから最初から、想定レートは厳しめに円高方向に設定するものなんです。

企業の財務担当者は、想定為替レートを基準に業績見通しを出すのですが、
決算がぶれるのを防ぐため想定為替レートを下回らないように
為替市場でヘッジを行うこともあります。

ヘッジがどのように行われるかというと、
想定為替レート近くに近付けば見通し通りの決算が見込めるため、
ドル売りを入れて、為替変動分のリスクを確定させてしまおうとするものです。

つまり、これから109.66円までドル円相場が上昇していく局面があった場合、
そのレベルに近づけば企業の為替担当者は、これはありがたい、ということで
ドル売り円買いのヘッジを入れてくる可能性が大きく、
ドル円相場が上がりにくい構造となるということです。

ということで、109円が重くなる構造が目に見えてきたわけですが
すでに今夜株価が崩れてドル円も崩れ始めています。

株価上昇局面では売り狙いとしていましたが、
早速下落がスタートしてしまったので、
今夜日経平均とダウ平均のショートを作りました。

日経が21472円。
ダウが23982ドルです。

また、ドル円とユーロ円のショートも作っています。

ドル円が106.06円
ユーロ円が130.63円です。

今週末は雇用統計ですので、ドルは乱高下する可能性もあって
この水準からの売りは出遅れたか、、、という気がしないでもないですが
(先週末にかけては107円タッチがありましたものね(^-^;)

どうやら米国株のトップアウトはほぼ確定的となってきましたし、
短観から見ると日本の景気の先行きにも黄色信号、
為替がこのまま109円を上回ってこなければ、下方修正は必至。
となれば、さらにドル円下落のリスクとなってくると思われますので
このまま今年は100円近くまでの下落があるんじゃないか、、、って思ってます。

ホント2日新甫は荒れますね。。。

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※追記 そうそう今日は原油も急落

バーレーン、1932年以来最大の油田発見-既存の埋蔵量はるかに上回る
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-04-01/P6J3EB6S972801
今後エネルギー関連銘柄も下落リスクが高まった可能性も?!







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