ダウは今夜も下落してます。
業績相場、このところ決算が悪くなくても上がらなくなってきた印象。
キャタピラーが決算は好調だったものの下げてますし、
アルファベットだってそんなに悪かったかなぁ、、、決算後かなり売り込まれてます。
なんとFANG株はこの業績相場で10兆円時価総額喪失したとか。
FANG株が大幅安、時価総額10兆円失う アルファベット決算を嫌気した売り
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL24HIX_24042018000000/
ネットフリックスなんか絶好調だったはずなのに。
足下では、決算より金利動向でしょうか。
今夜も米長期金利は3%台で推移。
※米長期金利
ということで、素直に金利上昇にドルが相関して買われています。
ドル円相場は109円台へ。
ユーロドル相場もレンジ下限をアタック中。
ということで、今日はユーロドル相場を1.2219ドルと1.2202ドルでショート。
ユーロショートの背景として、ドル高であるということだけでなくて
IMMの通貨先物ポジションでユーロロングが15万枚も
積み重なっているという点も気がかり。
ポジション整理とともにユーロが下落する可能性が大きいと思われます。
また、欧州圏の景気の伸びが鈍化しているのが気になるんですよね。
今日ドイツ政府は、2018年の経済成長見通しを
従来の2.4%から2.3%に引き下げました。
また、シティエコノミックサプライズ指数をみても、欧州がめっちゃ悪いんです。
このエコノミックサプライズ指数は別名『びっくり指数』。
米シティクループが算出している指数ですが
経済指標の結果と事前予想とのかい離幅を指数化したものです。
予想に対して結果がどうだったかを示しているのですが
予想に反して現実がどうであるかという乖離を見ることで
現状から今後の景気の強さを知ることができるという面白い指数ですが
ユーロ圏の同指数はここ数週間で急降下し12年6月以来の低水準に沈んでいるんです。
コラム:膨張するドル売りポジション、投機筋の「危険な賭け」
https://jp.reuters.com/article/dollar-selling-column-idJPKBN1HO08S
こんな状況でユーロ買えます?
投機筋がユーロロングで粘っているところを見ると
ECBの出口政策がタカ派的に進められるとの期待が強いように見受けられますが
輸出国であるドイツにとってユーロ高はダイレクトに景気に響いてきます。
市場の期待ほどECBはタカ派的スタンスには出てこれない気がしますけどねぇ。
という希望的観測からユーロショートです。
それからポンドがあきらめきれずにポンド円を152・09円で再ロング。
現在、豪ドルドルショートとユーロドルショートにポンド円ロングです。
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